2011.09.30 (Fri)
Opened Mic
今週の中国紙は「団地の地下室に誘拐した6人の女性を監禁、「性奴」としていた34歳の男―洛陽市」が大きな話題でしたが、それに劣らぬほどネット上を駆け巡った事件がありました。それは杭州「失足女(足を踏み外した女)」事件。
ハンドルネームを「若小安1」と名乗る彼女は、微博(中国版twitter)のなかで自らを娼婦と明かし、7年間でとった客は述べ3,000。そのなかには民警のお偉方から大学教授、有名人が数知れず、彼女は微博で明け暮れる毎日を綴りました。
なにより彼女を特徴づけたのは微博に綴るその美文でした。中国の古典はもちろん、欧米、とりわけフランス文学に精通しているようで、その圧倒的な教養に裏打ちされた文章は独特な比喩と相まって、メディアでは「最文化的伎女(最も教養のある娼婦)として彼女を持ち上げました。
25万というフォロワーが彼女の美文に酔い、メディアは彼女の綴る文から影響をうけたと思われる古典や外国文学を競うように取り沙汰しました。
2011.09.30 (Fri)
酔った勢いでカッターナイフを用いて自分のペニスを切断した男―英
―Mail Online―
いまから二年前、女装にあこがれる男性が、酔った勢いでカッターナイフを用いて自分のペニスを切断。出血多量で病院に運び込まれまるというできごとがありました。
この男性は、英ウエストサセックス、クロウリーに住むカウンシルワーカー(市役所職員)、カースティ・キャス(49)で、ロイヤルサリー病院に救急車で運ばれてペニスを再接合、なんとか命をとりとめたキャスは、この事件で自分が性同一性障害だということを知ったといいます。
2011.09.29 (Thu)
今週のFEMEN (16p)
―Femen.Livejournal―
ウクライナの女性は売春婦ではないと一貫して抗議活動を続けているFEMENですが、今回は2012年夏にウクライナがポーランドと共催する「ユーロ2012」において、開催期間中に訪れる欧州のサッカーファンがウクライナを売春宿に変えてしまうことに対する抗議を行っています。
FEMENの姿勢としては「ユーロ2012」の開催は大歓迎。しかしそれによってウクライナの女性が買春されて貶められることについては断固反対なのです。
折も折、欧州サッカー連盟(UEFA)会長と国際サッカー連盟(FIFA)副会長とを兼務するフランスのミシェル・プラティニがウクライナを訪問中。二箇所で抗議活動を行うなど、ここぞとばかりにFEMENは意気盛んです。
2011.09.29 (Thu)
朝鮮女交警(25p)
―雅虎(中国Yahoo!)―
一連の画像は平壌市内の交差点で交通整理をする女交警(婦人警官)たち。
平壌市内の主要50の交差点中央の持ち場で指揮棒(誘導棒)を持ちながら交通整理にあたる彼女たちは、一箇所あたり6人が朝番と夜番に分かれ、2チームで任務を担います。
勤務時間は朝の7時から夜の10時まで。ですが実際に持ち場に就く時間は一回あたり30分。一日では2、3時間ほどです。ただし彼女たちに休日はありません。祝日は交差点の中央の歩哨に立つことは免除されますが、近場での待機を命じられます。
普段でも交通量の少ない平壌市内ですが、日曜祝日の交通量は金日成時代より「週日歩行」、つまりは健康増進のため徒歩で移動するよう市民に勧めているため、市内の車の量は非常に少なくなります。
交差点に立つことの出来る女交警は、高卒以上でしかも優秀な成績を収めた者に限られます。かつ身長は165センチ以上、年齢は16歳から26歳までの眉目秀麗な女性が求められます。待遇面ではかなり優遇されているそうです。
制服は夏は白の上着に紺のスカート、春秋は紺の上着に紺のスカート、冬は紺の上着に紺のズボンです。真冬には毛皮の帽子、毛皮の襟のついたコート、皮のズボン、ブーツの着用が認められます。また雨が降れば透明のレインコートを着用することができます。
電力供給が逼迫しているため、北朝鮮の街路は平壌市内といえども決して明るくはありません。真っ暗な交差点で蛍光を放つ指揮棒を振りまわして交通整理にあたる彼女たちは、まるで蝶のように舞い踊る仙女のように見えると、元記事では紹介しています。
2011.09.29 (Thu)
麻薬カルテルの運び屋2人をチェーンソーで断首する動画が公開される―メキシコ
メキシコ、麻薬カルテル間の抗争に関連して、捕らえられた男二人をチェーンソーで斬首するきわめて残忍な動画が公開されています。
処刑されているのは、フェリックス・ガメス・ガルシアとその叔父、バーナバス・ガメス・カストロの二人でともにシナロアカルテルの下っ端で合衆国への運び屋でした。
6分間の動画の中で前半の3分は、ただただ疲れ切り、生きる希望をすべて絶たれたことを悟った淡々とした受け答えが続きます。二人は麻薬王とよばれるホアキン・エルチャポ(スペイン語で短い、低いという意。グーズマンの身長が165センチのため、こう愛称で呼ばれた)・グーズマンのために仕事をしていました。
おそらくかなりの薬物を投与されているのでしょう。処刑される間際にも男たちは叫ぶでもなく嘆願するでもなく無表情なままです。
まずは右の男がチェーンソーで首を切られ、おびただしい血が噴き上がるなか、皮一枚を残して後ろに垂れた首をチェーンソーを持った男が執拗に切り離しに掛かります。
左の男は首のなくなった甥(または叔父)の姿に無感動な視線を投げかけます。こちらはチェーンソーではなくナイフで首をかき切られます。
動画にはリンクを貼りません。オリジナルのほか、LiveleakでもYNCでも容易に見つけられるでしょう。
メキシコの麻薬カルテル関連では、今月20日、ベラクルスのボカ・デル・リオで女性や未成年者を含む35名の遺体を荷台に載せたトラックが乗り捨てられるという事件が起きています。
2011.09.29 (Thu)
大変です。妻が透明人間にレイプされています―マレーシア
―Mail Online、星州日報―
マレーシアの男性が、妻が透明人間にレイプされていると警察に訴え出ました。
訴えたのはサラワク州ピントゥルに住む中国系の20代の男性で、マレーシアの中文紙「星州日報」が伝えたところによると男性は、身ごもった妻がここ一カ月くらい前から夜な夜な寝ている最中に服を脱ぎ、自分の体に触っては悩ましい呻き声をあげることから、透明人間にレイプされているのではないかというのです。
そういえば近くに住んでいる肌の黒い男が妻に巫術をかけたのではないか、ちらちらと影が映っているような気がしてならない、愛する妻は魂を盗まれてしまったのではないかと男性の疑念はふくらむばかり。まして妊娠中。
いてもたってもいられなくなった男性は、誰かの邪な魂が家の中に入り込み、妻を強姦しているに違いないと警察に訴え出ました。警察では透明人間が相手でしかも証拠がなければ残念ながら誰も捕まえられないと男性に話聞かせたということです。
2011.09.28 (Wed)
口の中に飛び込んできたのは、いつ爆発するかわからない破片手榴弾―メキシコ
―Gizmodo―
その日、カーラ・フロレス(32)は、路傍の露店で海産物を売っていました。そこに突然爆音が響き渡りました。顔面に衝撃があり、瞬間、灼けるような痛みを感じて意識を失い、舗道に倒れたフロレスが次に目を覚ましたところは病院でした。
場所は灼熱の陽が照りつけるメキシコ、クリアカン。通りがかった人々の通報で病院に搬送されたフロレスを診た医師は、彼女の顎の間に挟まったものが最初何なのかわからなかったそうです。しかしレントゲンと断層撮影の結果、物体は特定されました。フロレスの口蓋に埋まっていたのは破片手榴弾だったのです。
手榴弾は明らかにグレネードランチャーから発射されたものでした。しかしそれはなぜか爆発せずにフロレスの顔面をヒットしたのです。もし爆発すれば半径32フィート(約10メートル)以内にいる人間を殺傷する威力があります。