2008.11.28 (Fri)
心臓が体外に飛び出したまま生まれてきた赤ちゃん

―新華社―
こちらは心臓が体外に飛び出したまま生まれてきた赤ちゃん。
現在、インドの西ベンガル州シリグリにあるベンガル医科大学でケアされている生後4日の女児ということだけしかまだわかってません。また、医師らによると、全力を尽くしたいとしながら治癒可能かどうかは不明とのことです。

25日、中国医科大学付属盛京病院心臓外科で、生まれつき心臓が肋骨外に飛び出していた4歳の男児、張維遠が心臓を収める手術を受けました。
この病気は、Pentalogy of Cantrell(Cantrell五徴症)、腹壁の先天性奇形による心臓逸脱で、発症例は100万分の6。これまで世界では100例ほどが記録に残っているそうです。
術中の死亡率は51.6%。中国ではこれまで2例のみ成功しているとのことです。

体外に飛びだした心臓を握ったまま生まれた赤ちゃん
心臓が体外に飛び出したまま生まれてきたブタの赤ちゃん
2008.11.27 (Thu)
イギリス版フリッツ―実の娘2人を28年間にわたって強姦、19回妊娠させ、7人の子を産ませていた父親

実の娘を28年間にわたって強姦、都合19回も妊娠させていた父親、今年4月に逮捕されたオーストリアの「娘を24年間にわたって地下室に監禁、7人の子を産ませていた父親」ヨゼフ・フリッツに倣って、「British Fritzl(イギリス版フリッツ)」と呼ばれていた56歳の男が、25日、シェフィールド刑事裁判所で終身刑をいいわたされました。刑期は最低でも20年となります。
この父親は、レイプに遭った娘たちへの配慮から名前などはあきらかにされていませんが、チャイルドベネフィット(イギリスでは16歳未満の子供を養育する家庭には一律に政府からお金が支給される)などで暮らしていた56歳の無職の男で、現在、子供一人あたり週31.25ポンド(約4,600円)支給されるため、これまでに数千ポンドの給付金を得ていたものと思われます。
1981年頃から2004年にかけて、サウスヨークシャーとリンカンシャーにまたがっておこなわれた娘2人への性的虐待は、結果的に9人の子を産ませることとなりました。うち2人は死亡、現在では7人が残っています。
妊娠は娘2人併せて19回。このうち5回は流産、5回は中絶させています。
姉妹への性的虐待は姉が5歳の頃からはじまりました。徐々に行為をエスカレートさせていく男に、母親は早々と家を出ています。姉が妊娠したのは7回。出産は4回。セックスを拒めば殴打され、コンロで顔や腕などを炙られ、火傷させられました。この姉が10歳の頃、おなじくセックスを拒んだ妹が男に投げ飛ばされ、腕を折ったこともあります。
14歳で初めての妊娠。この時、父親は堕ろそうと娘の腹を拳でなんども殴ったこともあったといいます。妹は12回妊娠し、5回の出産を果たしました。
父親は生まれた子供たちを「人質」とし、成長した娘たちを縛りつけていたものと思われますが、少なくとも出産や中絶時などGPやソーシャルワーカーの世話になったことを考えれば、なぜ早期にこうした性的虐待がおこなわれていたことに誰も気づかなかったのかは今後の課題といえるかもしれません。
2008.11.27 (Thu)
「結合双生児を「産む」と決めた10代の母親」が出産

先に「お腹の結合双生児を「産む」と決めた10代の母親」でお伝えした、ローラ・ウィリアムズさん(18歳)が、26日の水曜日、ロンドンのユニバーシティ・カレッジ病院で、帝王切開により、無事「フェイス」と「ホープ」の結合双生児を出産しました。
これにより、ローラ・ウィリアムズさんは、結合双生児の母親としては史上最年少となりました。
「フェイス」と「ホープ」は病院関係者によると、現在のところは健康そのもの。結合双生児が乗り越えるべき壁といわれる最初の24時間を越した後は、グレート・オーモンド・ストリート病院に移される予定です。
赤ちゃんは胸骨からへそのあたりまで繋がっていますが、心臓は別々にあるとされています。
2008.11.26 (Wed)
30年で27体もの机器人(ロボット)を作った農夫

―Ananova―
こちらの男性は、過去30年間で27体もの机器人(ロボット)を製作、いまや軍団と化した大勢のロボットを率いてご満悦な呉玉録さん(46歳)。
北京市郊外に住む呉さんは、幼い頃からメカが大好きで、小学校を卒業すると勉強などはそっちのけ。農家に生まれた呉さんは毎日納屋に閉じこもって壊れた機械の分解や組み立てに勤しむ毎日だったといいます。
1985年には自分の手で電動脱穀機を作ってしまった呉さんは、ますます機械ものにのめり込み、字などはほとんど読めませんが、ロボットにかける情熱はありあまるほど。こうして1997年に20センチほどの高さのロボット、「呉老大」を製作しました。
「呉老大」は歩行のみならず簡単なダンスが出来、続いて作った「呉老二」は走り高跳びが出来、「呉老三」は壁をよじ登ることが出来るといったように、一台ごとに新しい技を習得させて、ついには27体というロボット軍団に囲まれて過ごすようになった呉さんです。
呉さんはプロポーズの際も特技を生かし、ある暑い夏に木陰で要人たちと刺繍をしていた董淑艶さんを見て一目惚れ、なんとか彼女の気を惹こうと、電動うちわをつくってプレゼントしたそう。董さんはこれに打たれて呉さんに嫁いだというのですから、まさに芸が身を助けたのかもしれません。
結婚後もロボット製作の合間に電動椅子などをこしらえて、董さんの家事の助けになりましたが、董さんいわく「でも時々は危なっかしく思えるときもあるのよ。変圧器から発火して家事で家が燃えたことが一回、屋根が落ちたことが一回…」とすべてが順調だったワケではないようです。
現在では中国科学院自動化研究所などの招致を受けたり、中央テレビの科学技術報道の顧問として呼ばれるなど多忙に過ごす呉さんですが、2006年には写真の人力車をひくロボットで、「創意中国」の大賞を獲得しました。次の夢は4体で輿をかつぐロボットだそうです。
2008.11.26 (Wed)
彼女に別れを告げられた13歳の少年が、クラスメートの前で「切腹」

―Mail Online―
彼女に別れを告げられた13歳の少年が、クラスメートの前でナイフを腹に刺し、自殺をはかるというできごとがありました。
この少年は名前などは明かされていませんが、イングランド南西、デヴォン州にあるドーリッシュ・コミュニティカレッジの教室に一昨日の午前9時、姿をあらわすと、別れを告げられた彼女の前に歩み寄り、「I know you don't love me.(君は僕のこと、もう愛してないよね)」と言うと、包丁をとり出し、およそ30人のクラスメートと教師の前で腹を切りました。
事情を知る生徒の話によると、少年は前の晩に彼女に別れを告げられ、その際少年は彼女がよりを戻さなければ自殺すると語っていたそうです。また少年は最近、転校してきた生徒だといわれています。
この場にいた生徒たちのうち、およそ10名ほどがショックを起こしていたため家に帰され、他の生徒は学校側がよんだカウンセラーの治療をうけました。個別指導教室は事件の後、すぐに閉鎖され、通報を受けた警察および救急隊が駆けつけました。
重傷を負った少年はロイヤル・エクセター病院に搬送され、手術を受け、傷は深いものの現在、容態は安定してるといいます。
…まさか、11月25日故ということではなかったんでしょうね。
2008.11.26 (Wed)
中国「動漫迷(アニメオタク)」によるコスプレ挙式が話題

―金羊網―
このところ中国の「80后(1980年代以降の生まれ)」の「動漫迷(アニメオタク)」によるコスプレ結婚式が話題のようです。
新郎が扮するのは、映画「レッドクリフ」でも主役だった周瑜。となれば新婦が扮するのは美女で名高い小喬。
挙式はストーリー仕立てではじまり、太后の遣わす「勇者」や妖怪相手に周瑜が勇を振るい、新郎の肝の太さをみせて小喬をめとるといった大団円。参列した人々からは劇が終わると大きな拍手が起こったそうです。
2008.11.26 (Wed)
高層マンションから落下した物干し竿が頭に突き刺さった女性

―華竜網―
高層マンションから落下した物干し竿が露店を営む女性の頭に当たり、金具が頭蓋骨に突き刺さるという事故がありました。
事故が起こったのは24日午前の重慶市。いつものように渝州新城外の通りで露棚に生花をならべ、露店の準備をしていた袁梅さん(仮名―22歳)の頭上にとつぜん、長さ約1.3メートルほどの物干し竿が落下。
竿についていたU字型の金具が袁梅さんの頭に突き刺さりました。
おなじく隣で果物の露店の準備をしていた女性によると、おしゃべりをしながら準備をしているうち、とつぜん袁梅さんの声が途切れ、振り返ったところ、袁梅さんが頭のてっぺんに付いてる物干し竿を押さえながら蹲っていたといいます。
近くには夫の林雷さんもいて、妻の叫び声にあわてて駆けつけ、物干し竿の金具が深々と袁梅さんの頭に突き刺さっているのをみると、急いで救急車をよび、また警察に通報しました。
救急車が来るまでの10分間、どうすることもできないので、林さんが自分の体に妻の体をもたれかけさせて支え、露店仲間が物干し竿のついた袁梅さんの頭を抱えて待っていたそうです。知らせをうけて記者も袁梅さんの入院先、大坪病院へと向かいました。

「頭のうえで、バンって音がしたの。その時痛みは感じなかったんだけど。あとは憶えてないわ」袁梅さんはそう言うとちょっと笑います。
脳外科の何奇元医師の話によると、金具が突き刺さったのは袁梅さんの頭頂部のほぼ真ん中。傍には大きな血管があるものの、幸い金具は逸れていたそうです。しかしながら刺さった位置が特殊なため頭蓋に穴を開け、金具もろとも若干の骨をとらなければいけないとのこと。
晩に手術がおこなわれ、髪を剃られて丸坊主にされた袁梅さんは、無事金具を摘出されました。
袁梅さんのいうことでは、ここの場所に露店を出すようになってから一ヶ月。上から物が抛り投げられたのは一度や二度ではないといいます。物が抛り投げられるのはこのマンションに限らず、付近一帯の住居からで、ひどい時にはビニールのゴミ袋が路上に投げ捨てられる始末。一度などはトタン板が落ちてきたことがあり、寸でのところでかわしたこともあったそう。
マンションの管理人、盧光申主任に訊くと、過去何度も「厳禁高空拋物(高いところから物を抛ること厳禁)」と書いた紙を廊下やエレベーター内に張ったそうですが、いっこうに効き目がなく、窓から物を捨てる住民が後を絶たないそうです。もちろん今回も誰が物干し竿を抛ったものかはわかっていません。
2008.11.26 (Wed)
車の鍵が目に突き刺さりながら、無事だった1歳の幼児

画像は、転んだ拍子に車の鍵が目に突き刺さり、脳にまで達した幼児のレントゲン写真。ところがこの幼児は驚くべきことに命に別状がなかったばかりか、視力すらも損なわれなかったそうです。
幼児の名前はニコラス・ホルダーマン。米ミズーリ州ペリーヴィルに住む1歳の男の子です。
父親のクリスいわく「ぞっとするような光景」だったという事故は、よちよち歩きのニコラスが自宅で転倒したときのこと。どういう案配か車の鍵がニコラスの目に突き刺さったのです。
母親のステイシーがすぐさま救急車を呼び、ニコラスは病院に搬送されましたが、レントゲンを撮ってみるとごらんの通り、鍵は眼窩を通じて脳にまで達しています。
早速の緊急手術。そして6日間にわたる入院。両親はなかば半狂乱でずっとニコラスの傍らに付き添っていたといいます。しかし、しかしそんな両親のもとに届いたのは、ニコラスは脳にいかなるダメージも受けてなかったという診断。それどころか、断裂した筈の目さえ無事で、視力もまったく損なわれなかったという耳を疑うような奇跡でした。

現在では傷も癒え、すっかり回復したニコラスは奇跡の子としてちょっとした有名人。母親のステイシーさんはこう語ります。
「みなさんに『どっちの目』ってよく訊かれるんですよ。わたしたちは笑いながら、坊やを見せてあげたりして。この子に起こった奇跡を噛みしめながら、神に感謝する毎日です」