2007.11.30 (Fri)
隣人の子供を焼殺しようとした女に死刑および53万元の賠償判決

―東方今報―
河南省鹿邑県高集郷魏店村で2006年12月1日に起きた五歳男児の焼殺未遂事件。今年6月に被害者の秦明河くんの画像がネットで公開されて以来、中国国内のポータルサイトがこぞって報道し、大反響を呼んだ事件の加害者、張参(35歳)に対して、周口市中級人民法院は、死刑および536952.07元の賠償を言いわたしました。
画像がネットで公開されて以来、中国国内はおろかアメリカなどからも寄付の申し出が相次ぎ、トータルでは54000元集まったといいますが、鹿邑県公安局法医の提出した臨床鑑定書によると、明河くんの火傷は全身の63%におよび、両手は右手親指以外全ての指が壊死、両下肢は焦炭状で双大腿部および小腿部(ひざ下)自然崩裂。骨が露出、壊死した皮膚と筋肉がやはり焦炭状に変容。陰茎および陰嚢が変容および崩裂という重傷。
また、治療には4年から6年かかり、大小あわせて数十回の手術が必要でそのたびごとに1万元かかるといいますが、現実問題、被告の張参が賠償金を払える筈もなく、義手義足代といった将来的なケアをも合わせて考えると、判決が出たとはいえ、明河くんの将来はまだ暗澹としています。
2007.11.30 (Fri)
「27時間のセックス権」をチャリティーオークションに出品した娼婦

―Metro―

この娼婦は、マリア・キャロライナ(Maria Carolina)さんで、セックス権を出品したのは、たとえばイギリスでいう、貧困に苦しむ人たちを救おうというチャリティーイベント、「コミックリリーフ(Comic Relief)」のチリ版でのこと。また、27時間というのは、同イベントが27時間というマラソンイベントであることから付けたということです。
代価を4000ドルと提示したキャロライナさんは、数々のトーク番組にゲスト出演。すでに一名から落札されたことも明らかにしました。
売春はチリでは合法。ただ、同イベントの主催者、マリオ・クレウツベルヘル(mario Kreutzberger)さんは、「インモラルな出品を奨励することはできない」としながらも寄付金は受け付けるとしています。
これに対して、キャロライナさんは、「あたしもだけど、インモラルといえば、落札する方のがずっとインモラルなんじゃない?」と反駁しているそうです。
2007.11.30 (Fri)
「怖がり」の夫にホラー映画を見せて「鍛錬」、離婚を告げられた妻

どんなに熱烈な恋をしたとして、結婚して一年もたつとお互いアラが見えてくるものですが、こちらは夫が思いのほか臆病だったことに気づいた妻。それなら肝っ玉の小さい夫を鍛えようと一念発起。怖い話を聞かせたり、ホラー映画を見せたりとしているうちに、耐えられなくなった夫から離婚を告げられたというお話です。
重慶市沙坪ハ区に住む夫婦、張瑛さんの夫、陳勇さん(33歳)は大の怖がり。そのことに張瑛さんが気づいたのは結婚まもなくのことでした。
いそいそと夕餉の支度をしている最中、とつぜんまな板の上に一匹のゴキブリ。張瑛さんは夫に助けを呼びます。
当然追い払ってくれるものと思ったのも束の間、夫の陳勇さんは張瑛さんの後ろに突っ立ったまま、口もひらかず、ぴくりとも動きません。
「え、この人なんなの?」。疑問に思った張瑛さんが問い質すと、陳勇さんは実は怖がり、それも虫関係は大の苦手なんだと打ち明けました。
「それからわたしは決めたの。この人の肝っ玉の小ささを克服させることがわたしの使命なのだと」。こう語る張瑛さんは、それからというもの週のうち五日、「鍛錬日」をもうけて臆病な夫の訓練に打ちこみはじめます。
怖い話は張瑛さんのネタが尽きるとネットを漁りはじめ、はたまたひろく募集し始め語って聞かせ、レンタルビデオ店でホラー映画を借りてきては、夫に無理矢理見せる毎日。とくに虫関係の映画を中心に、ちうのですからぞわぞわぞわぞわ、妻と並びながら目を上に逸らし、この「鍛錬」をこなす陳勇さんではありました。
こうして過ぎた一ヶ月後、張瑛さんいわく、「今日はこの一ヶ月間、どのくらい成果があったかテストしてあげる」。なにをされるのかビクビクもので翌日仕事が終わって帰宅した陳勇さんが見たものは、ベランダに立つ白衣を着た女の幽霊。もちろん張瑛さんの変装でしたが、陳勇さんはその場で気を失い、しっかりしてよと張瑛さんに起こされたそうです。
鍛錬の効果は半年たっても全くあがりませんでした。もともと職場で同僚に不意に肩を叩かれても飛び上がるという陳勇さんでしたから、ますます鍛錬がエスカレート、小道具を買ってきてはホラー映画のシーンの一部を部屋に再現するまでになった張瑛さんには付いていけなかったのかもしれません。ある日とうとう妻に離婚を申し出ました。
これに対して重慶市婦女児童法律服務センターの法律顧問は、離婚事由にはならないが、夫婦の性格不一致として出すならば、受理するよとの返答。
ただし弁護士は、「まあね、このような場合、夫婦間の仲裁がまず先だね」と述べています。

エイプリルフールに首吊りを装って、夫に三行半を叩きつけられた妻
2007.11.30 (Fri)
Karlie Montana Dream Girl

HQギャラリーはmysteriousgirlさんより。
さて、はや年の瀬を迎え、皆さまにおきましては、まずは何より忘年会の繰り合わせに余念のない頃でしょうか。わたしもまあ、ぽつぽつと。片手に携帯、片手にウコンの力じゃありませんけど、この時期はある程度肝を据えて飲まないとってのがありますよね。
ぽかぽかと鍋であたたまった体を暖簾からつき出せば、ぶるっと身震い。ようやくタクシーをつかまえて家に辿り着く頃には水っ洟。ええいえい、ウチらが働いているからこそこの国がまわってるんじゃねえかいってひとしきり。
話はかわるのですが、何かのページでうちのサイトがかなり携帯からのアクセスが多いことを知りました。画像多め、字も多めのウチあたりは携帯でみるには向かないと思っていたのですが、これも時代の流れでしょうか。
酔っての帰り、電車のなかでふと、けけけけと前の女性が携帯をみて笑い出したら、もしかしたら「HEAVEN」を見ているのかもしれません。ほら、あなたの後ろ、あなたの横、ぞわぞわぞわぞわ。
さて、今月もたくさんのアクセス、ならびに記事を取りあげていただいたサイトの皆さま、そしてなにより常連の皆さま、ありがとうございました。ひき続き、おたのしみくださいね。
2007.11.28 (Wed)
スーパーバグ関連疾患の治療に、近親の糞便を胃に注入

院内感染症としても知られる新種のMRSA(抗生物質耐性をもつ黄色ブドウ球菌)、「スーパーバグ」感染症にかかって重篤状態だった83歳の女性が、娘の糞便を胃チューブより注入するという治療で危機を乗り越えたそうです。
女性は、スコットランドはファイフ州のガードブリッジに住むエセル・マキューアン(Ethel McEwan)さんで、クロストリジウム・ディフィシル(Clostridium difficile)関連疾患に罹り、重篤状態だったといいます。
ところが、治療をおこなった病院や経緯など元記事からは不明ですが、娘から提供された糞便を体内に「移植」、胃チューブで注入するという治療を受け、危機を脱しました。
この治療は、患者のごく近親の者から糞便を提供してもらい、液状化した糞便を患者の胃に流し込んでバクテリアを正常な値まで増やすというもの。
回復したマキューアンさんが語るには、
「あたしが受けた治療を話すと、みんな顔を顰めるわね。でも、なにもそれを皿において食べろっていうんじゃないの。もちろん臭いだってしないのよ。輸血したり、腎臓移植をするのとおんなじ」とのこと。
まあ、インタビューに応えてというより、自分自身を納得させるような口ぶりだったりしますが。
2007.11.28 (Wed)
ハサミ10本を使って髪をカットする美容師

―Ananovaほか―
ギネスブックのスタッフなど観衆100名の見守るなか、10本のハサミを使って髪をカットしてみせるのは、浙江省寧波市のカリスマ美容師、王沢東さん(41歳)。
テレビ中継ではみごと三分でカットを終えたという王さんが、ごらんのようにハサミをたくさん使って髪を切りはじめたのは、美容師としての余芸ではなく、自分のお店に来店する多くのお客さんを待たせないためとのこと。
はじめは江西省の故郷で店をひらいていたという王さんですが、カットでひとり3、4元という低料金。くわえて腕がいいともっぱらの噂でお店はかなり繁盛していたそうです。そこで都へ。五年前に寧波市に移って開業しました。するとここでも口伝てで評判がひろまり、瞬く間に常連客ができ、いつも一時間以上の待ち時間。
王さんは考えたそうです。
「たくさんのお客さまがいらして、一時間以上お待たせしてたんです。なにか方法を考えねばなりませんでした」
そこでスタッフを雇うより、ハサミを増やしたという王さん。まずはハサミを二つもって毎日30分ずつ特訓の日々。その結果、2004年には5つのハサミをいっぺんに扱えるまでに習熟したそうです。
この「技」で、今年3月にはCCTVの「想挑戦」という番組に出演。同時に8本のハサミを駆使してみせ、今回のギネス特集番組が組まれたようです。
現在では18本のハサミを使って、しかも目隠しをしたままカットできるという王さんですが、今回は絵的な配慮から、ハサミを10本にし、リズミカルにカットするようにとの局の依頼をうけて、二日間のリハーサル。ギネスブックのスタッフが見守る前で、みごとこれまでに記録、ロサンジェルスの美容師のもつ7本という記録をうち破りました。
そんなカリスマ美容師、王さんの店は鄞州区下応街道沿いの潘火菜場近く、店の名前は「流動人口発芸中心」。新聞によると、「こじんまりとしたちょっと野暮ったい店」とのことです。

2007.11.27 (Tue)
バスの手すりが頭蓋を貫通、奇跡的に命をとりとめた男性

乗車したバスが交通事故に遭遇、手すりに頭蓋を貫かれた男性が命をとりとめたばかりか、脳にもほとんど傷害を残さずに回復したそうです。
この男性は、インドはアーンドラ・プラデーシュ州(Andhra Pradesh)に住む学生、マニッシュ・ラジュプロヒット(Manish Rajpurohit)さん(18歳)。
この日、通学のためバスに乗ったラジュプロヒットさんが窓際の席に座っていたところ、バスがトラックと衝突しました。
この際の衝撃で長さ1.2メートルの手すりが、ラジュプロヒットさんの頭蓋を貫通。手すりは彼の額から入り、右首筋から出、ラジュプロヒットさんは文字どおり、座席に「釘付け」されてしまったのです。

駆けつけたレスキュー隊によって助けられたラジュプロヒットさんでしたが、いったん手すりに貫かれた頭蓋を前にスライドさせ、隙間を作った後に手すりを切断するという作業の後、自転車タクシー(Rickshaw : リキシャ)にて病院に搬送されました。
ところが一時間もかけて向かった病院では、「ウチではとても無理」と受け入れを拒否。こちらからは救急車で、なおも三時間かけ、バンガロールの病院に向かったそうです。
ラジュプロヒットさんを診、手すりを抜いたシャラン・パティル医師によると、額から入った手すりは運よく脳の致命傷となる部分は避け、脊髄にもわすか数ミリという間隔で届かず、こちらも無傷。ほとんど奇跡に近かったもののようです。
事故は今年二月。右画像、現在のラジュプロヒットさんは、記憶も言葉も正常で、運動能力もほぼ問題ない程度にまで回復したそうです。
2007.11.25 (Sun)
Paulina Nude At Beach

HQギャラリーはmysteriousgirlさんより。

中学生の女子を強姦して捕まった中高の男子生徒三名が、強姦の際、飲んだビール瓶の蓋を換金してコンドームを買っていたことがわかりました。
事件が起こったのは今年9月25日のこと。
福建漳州市に住む、游(17歳)の自宅に集った、張(16歳)、游(15歳)、都合三名の男子生徒は、女友達の姜を呼び寄せました。
姜が友人の伍を誘ってあらわれると、伍が可愛かったこともあるのか、游ら三名はビールを注ぎ、月餅を出すなどして伍の関心を買い、オートバイに乗せて姜を先に帰らすと、游らは自宅の二階で伍を襲います。しかしこの際、游は張ら二人にコンドームを買ってくるよう言いつけ、お金が足りないために飲んだビール瓶の蓋を換金、二人はそれを足してコンドームを求めていました。
張が伍を押さえつけ、まずは游がことに及び、といったふうに輪姦された伍ですが、先に帰らされた姜が事態を察して警察に通報。駆けつけた警官に三名は強姦で現行犯逮捕されたものです。
25日の東南快報によると、游ら三名は強姦罪の容疑で、数日前、福建漳州市薌城区検察院に告発されたということです。