2015.08.10 (Mon)
シートで囲いを作る海水浴客―ポーランド

画像はポーランド、ポモージェ県の街、ブワディスワボボ(Władysławowo)のビーチ。ポーランドの北端にあり、臨む海はバルト海です。
人気の海浜リゾート地ですが、ここを訪れる人々の間には変わった習慣があります。カップルやファミリーごとにシートを使って囲いを作るのです。囲いを作る習慣がいつ頃から始まったのかはわかりません。
囲いは花火見物の場所取りのように朝早くから作られるようで、先に作られた囲いを利用して新たな囲いを作る人々もあり、昼過ぎにはこの迷路のような囲いの繋がりをよほど考えて歩かないと波打ち際に到達することも難しくなります。
考えられる理由としてはいちに風よけですが、波も低く、シートが風でばたつけばそれは午睡の邪魔になるというもの。ケーキを切り分けるようにして得た陣地の囲いは、横になってしまえば海さえも望めません。
砂浜は囲いの内も外も綺麗でゴミはありません。ちなみにこのビーチではゴミが多くなることからピザを持ち込んで食べることは禁止されているそうです。
2015.07.17 (Fri)
ノーズプラグを通過儀礼としたインド、アパタニ族の女性 (9p)

―Daily Mail―
インドと中国との国境紛争地域で、現在、インドが実効支配している領域、アルナーチャル・プラデーシュ州に暮らすアパタニ族。
そのアパタニ族の女性は、成人への通過儀礼として鼻筋に沿って刺青を施すほか、鼻に穴を開け木製のノーズプラグでふさぐ風習がありました。
この風変わりな習慣は、他の種族との抗争において、女たちが誘拐されないようにその容貌を醜くしたことが始まりでした。1970年以降、この風習は廃れたため、現在では40歳以上の女性に見られるだけとなりました。
画像は、世界中の女性たちの日常生活を追うチェザリー・ウィシンスキーの作品です。
2015.06.18 (Thu)
世界報道写真入賞フォトグラファーが描く「ドールと男との赤裸々な日常」

―新浪網、L’Oeil de la Photographie―
こちらは「ワールドプレスフォト(世界報道写真) 2015」で、北スマトラ島の保護センターに運び込まれた、エアガンの弾が体に食い込んだオランウータンを撮り、ネイチャー部門の3位を獲得したドイツのフォトジャーナリスト、サンドラ・ホインの作品『Jenney's Soul』。彼女は、顔を出さないという条件でドールを愛する40歳の男性の日常をオランウータンを撮ったときと同じような徹底した客観性をもって描き出しました。
ダーク(仮名)は、4年前、フランス製のシリコンドールを6,000ユーロ(約84万円)で手に入れました。以来、ダークのアパートで二人はひっそりと暮らしています。
ドールの名はジェニー。ダークはジェニーと結婚していると言いますが、家族や友人には知らせていません。ダークには結婚歴があります。「前の家内とは愛をめぐっての諍いばかりだった。いま、ジェニーといると安らぎを感じる」。ダークはジェニーの言葉を心で聞くことができるといいます。
2015.05.26 (Tue)
クマントーンの現代版、「ルックセップドール」―タイ

―国際在線、Coconuts Bangkok―
タイにはクマントーン(Kuman Thong: กุมารทอง、Kumanは少年、Thongは黄金を意味する)と呼ばれる古くから人気の呪物崇拝があります。
これは死産した胎児を乾燥させてから炭化するまで炙り金箔を貼ったもので、悪いカルマを取り除いて運気、とりわけ金運を上げるという呪物。2012年5月にもイギリス人がこのクマントーンを国外に持ち出そうとしていたところを逮捕されるというニュースがありました。
そのクマントーンのバージョンアップ版ともいえる「ルックセップドール(Look Thep Doll)」が、タイで話題になっています。こちらは遺体などは使用せず、赤ん坊の人形にベビー服を着せ、金のアクセサリーなどで飾り立てることにより、運を呼び込もうというものです。
2015.04.20 (Mon)
グアテマラの墓掃除夫 (15p)

―canoe.ca―
すっかり干からびてミイラ化した骸が棺桶の蓋に立てかけられています。永遠の眠りについた筈がまたお日様のもとに出され、なんだかなあ、と笑っているようにも見えます。
ここはグアテマラの市営墓地。墓の賃貸契約が更新されなかったか、契約料が支払われなかったりすると墓掃除夫が骸を墓から取り出します。取り出した骸はビニール袋に詰められ、ラベルを貼られて集団墓所に移動されるのです。遺族が新たに賃貸契約を結ぶと再び墓に戻されるのでしょうが、果たして来るやら来ないやら…。
きつい照り返しと渇きのなかで骸はじっと考えます。
2015.04.10 (Fri)
河南15岁少女整容变“蛇精” (7p)
2015.03.26 (Thu)
メキシコ、チワワ州の「生きたマネキン」―La Pascualita

―Oddity Central―
画像、ウェディングドレスを着たマネキンの名は、ラ・パスクァリタ(La Pascualita)。
メキシコ、チワワ州のブライダルサロンのウィンドウから艶やかな瞳で通りを眺める彼女は、今からちょうど85年前、1930年3月25日にこの場所に飾られました。
偶然でしょうが、こうして今日、ご紹介するのも何かの縁かもしれません。というのも、彼女は「生きたマネキン」として有名なのです。
2013.10.01 (Tue)
素っ裸で入るお化け屋敷―ペンシルバニア

―Orange (UK), Huffington Post (US), Shocktoberfest.com―
お客さまが本当に勇気のある方でしたら、どうぞ何も身につけずにこのお化け屋敷にご入場ください。
米ペンシルバニア州シンキングスプリングで来月3日まで行われているイベント「ショックトーバーフェスト(Shocktoberfest: オクトーバーフェストのもじり)」で、「Naked and Scared Challenge(素っ裸で恐怖とたたかうクエスト)が催され、話題です。
このイベントは、オーナーのパトリック・コノペルスキー(Patrick Konopelski)によると、ディスカバリーチャンネルで放映されたリアリティ番組「Naked and Afraid(裸、そして恐怖)―参加者たちは21日間、荒野を裸で生き抜くことを求められる」にヒントを得たもので、客は素っ裸でお化け屋敷に入り、異次元の恐怖を味わってもらうという趣向なのだそうです。
「ショックトーバーフェスト」のサイトによると、1日の入場者数は限られ、日曜日にはイベントはなく、入場者は18歳以上、署名を求められます。またセクシャルな行為でなければ、多少の不適切なふるまいは許されますが、おしっこを漏らして床を汚してしまった場合には追加料金が発生するとも書かれています。
残念ながら現在は当局により、下着を付けるよう指導されていますが、コノペルスキーは来年の「ショックトーバーフェスト」にはなんとか全裸で入場できるようにしたいと述べています。
2013.09.10 (Tue)
48NNの巨乳で男性客を魅了する女マッサージ師―米 (11p)

―環球網 (China), Reveal.co.uk (UK)―
彼女の名はクリスティ・ラブ(Kristy Love)。かつては極端な曲線を描く自分の体が嫌いだったという彼女ですが、今ではそのサイズ48NNという巨乳が大きな富をもたらしています。
米ジョージア州アトランタに住むクリスティ(34)は、マッサージ師としての勉強を終えるとヘルス・スパに入り、そこでお客さんをとろうと目論みました。ところがその規格外れの豊満さゆえか、声がかかることはあまりなかったといいます。
9歳でBカップだったという胸はその後も膨らみ続け、学生のころはだぶだぶのTシャツを着て胸を隠そうとしていた彼女でしたが、周りの視線は胸に集まるばかり。背中は痛み、当時の彼女は自分の胸を罵ったほどでした。
美容学校を卒業した後、どこの面接でも訊かれたことは「一日中立ってられんの?」といった失礼な質問ばかり。雇ってくれるところはなかなか見つからなかったそうです。そこでマッサージ師としての資格をとりましたが、状況はたいして変わりませんでした。
ジリ貧に陥った彼女は自宅で開業。とある日、マッサージを受けに来た男性がこう言ったというのです。「あれ?上は脱がないの?」。彼女は憤慨しました。そういったサービスはしてないの。彼女はまだ自分のサイズを恥じていたのです。
しかしその後、彼女の考えはゆっくりと変わっていきます。これまで障がいとしか思っていなかった自分の胸を積極的に生かす方法もあるのではと考えた彼女は地元紙に広告を載せました。やがて電話が鳴り始めました。
2013.05.27 (Mon)
「蝸牛哥(カタツムリ男)」:家を担いで旅する男―中国

―Metro (UK), 環球網 (China), 捜狐 (China)―
肩に大きな荷を担いで黙々と歩く男が話題です。男の名は劉凌超(捜狐では劉齡潮)、38歳。担いでいるのは重さ60kg、5年かけて改良したという竹とビニールシートでできた彼の家です。ネットに多くの目撃情報が寄せられた後、男には「蝸牛哥(カタツムリ男)」とあだ名が付けられました。
「家」の大きさは、長さ2メートル、幅1.5メートル、高さは2メートル。竹の骨組みに幾重にもビニールシートを巻き、ロープで固定、中にはマットレスや敷き布団もあります。家財道具も一通り揃っていて、炊事道具や洗面道具などが竹で作った棚の中に収められています。究極のモバイルハウスというわけです。