2010.03.31 (Wed)
「国家主席にバキューン」は「素養のない」女
―環球時報―
毛沢東や周恩来、小平など中国国家主席の蝋人形とならんで写真を撮り、ネットにアップした女性が中国ネットユーザらから「脳残女」と大きな批判をあびています。
この女性は、数日前に毛沢東や周恩来の蝋人形とならんで写真を撮ったものの、ピストルを撃つ真似をするなど品のない身振りをし、得意満面で微笑みをうかべている様子がネットユーザの怒りを買い、彼女の身元をあからさまにしようと人肉捜索を訴える書き込みも出てきました。
書き込みは「この人は素養が大きく欠けています。顔は美しいかもしれませんが心はとても醜いです。教養のない典型の女性です」といった激しい非難が大半を占めているということですが、なかには「彼女がそれほど悪いことをしているとは思えない」といった意見もあるそうです。
2010.03.31 (Wed)
嬰児21体の遺体を「医療廃棄物」として川に投棄していた病院職員が逮捕―山東省
―BBC―
中国メディアが報じたところによると、山東省済寧市郊外の河原から袋詰めにされた21体の嬰児の遺体が見つかった事件で、2人の容疑者が逮捕されたということです。
嬰児の遺体はこの2日間に次々と見つかり、住民から通報が寄せられていました。遺体にはいずれも外傷はなく病死したものと思われ、名前や生年月日、母親の名などを記した標識が腕に結ばれていたほか、遺体がはいっていた黄色のビニール袋には「醫療廃物(医療廃棄物)」と印刷されていたといいます。
済寧市衛生局および市公安局では、ビニール袋から遺体は済寧医学院付属病院児科に関係があるものとし、調べていましたが、昨日同病院の霊安室職員、朱振雨と王治軍の2人のしたことと断定、逮捕しました。
警察によると、朱らは遺体を葬儀に出すのが面倒で河原に投げ棄てたと話しているとのことです。
なお見つかった遺体はすべて火葬をおこなったと病院側では発表しています。
2010.03.30 (Tue)
2016年、高さ345フィートの滝がリオにお目見え?
―Ananova―
2016年にオリンピックが開かれるリオで、雲の上に突出する落差345フィート(約105メートル)の滝にお目にかかれるかもしれません。
これは現在、オリンピックにあわせて近代的なランドマークの意匠を募っているなかで、スイスの設計会社RAFAAが応募したものらしく、その名もソーラー・シティ・タワー。
計画によると、沖合に建設されるタワーには展望台やカフェ、ショッピングモールなどが設けられるほか、ポンプで揚げた水を屋上近くから落下させ、人工の滝をつくる予定で、発着する飛行機からもよく見える目印となりそう。
名前の通り、太陽エネルギーを蓄えて選手村などに電力を供給するというこのソーラー・シティ・タワー。6年後のリオの熱気を多少なりとも涼ませてくれるかどうかはまだ未定です。
2010.03.29 (Mon)
世界一? 5キロの巨乳をもつ男性が切除手術―山東省
―Ananova―
おそらく世界一大きな乳房をもっていたと思われる男性が、昨日、縮胸術をうけ、巨乳をとってしまいました。
厚手のセーターを着ていても、歩くたびに胸がぶるんぶるん揺れる「巨乳」の持ち主は、山東省徳州市夏津県に住む酪農家、郭(53歳)で、乳房は今から十年前に突如として成長し始め、以来、休む間もなく膨らみ続けたといいます。変化があったのは乳房だけで、体のほかの部分に変化はありませんでした。
最初は多少太っていたこともあって気にもとめないでいたところ、徐々に目立つようになってきた郭の「巨乳」は行き交う人々の目を釘付けにし、また彼にわざわざ「性転換したの?」と訊く人も現れはじめたことから、郭は着るものでなんとかごまかそうとしたそうです。
既成のものでは胸まわりが合わなくなってきたため、オーダー。そしてオーダーした服も二年も経つと着られなくなりました。
もちろん濟南や北京などの大きな病院は何軒もまわり、受診しましたが、エストロゲン値は正常、脳下垂体も副腎も正常です。医者いわくおっぱいが膨らむ原因がまるで見当たらないのだそうです。
それなら手っ取り早く切除したいと望む郭に対し、医者は首を横に振りました。原因がわからない以上、切っても根治することはなく、治療する自信がないというのです。
今回、郭が訪れたのは済南乳腺病病院でした。滅多にない症例ということで内科、乳腺外科、神経科、整容整形科など20の部門の医師が立会診察して得た見立ては「脂肪代謝総合症―マーデルング(Madelung)病」というもの。脂肪の代謝障害が原因で増殖した脂肪が鎖骨から胸筋まわりにつくというものでした。
昨日の8時半から開始された手術は、10時50分には右側の乳房を切除、それから30分後には左側も切除し、すべての工程が終わったのは14時30分。切除した両の乳房は併せて約5キロの重さがあったということです。
2010.03.29 (Mon)
全裸の縴夫らによる舟引きが披露―湖北省
―銭江晩報―
26日、湖北省巴東県の観光地、神農溪で全裸の縴夫らによる舟引きが披露されました。
縴夫らが素っ裸になった理由は、一日中水に浸かっているために衣服が用をなさないこと、また自家製の木綿の下着では水に濡れると肌にぴったりと貼り付いて擦れやすいからなのだそうですが、このことで神農溪が有名になり、訪れる観光客もそれを求めてきたということもあるようです。
しかしながら観光客が増えるにつれて苦情も上がるようになり、当局では特殊素材の下着を配給。近年では全裸の縴夫はイベントとして行われるだけになったということです。
2010.03.29 (Mon)
顔面の腫瘤のせいで「アバター」とからかわれる22歳の女性―浙江省
―中新網―
「他の入院患者さんたちは彼女のことを、陰で『阿凡達(アバター)』みたいだって言ってるようなんですよ。そのため、彼女は人前で顔を覆った布を外すことができないんです」
中山大学付属口腔病院の口腔顎面外科主任、廖貴清教授はこう語ります。
浙江省麗水市から来た22歳の女性、呉小燕は顱脳顎面にできた腫瘤のため、両目は失明、鼻からの呼吸はできず、顔面はおおきく歪みました。
小燕の鼻梁を平らにし、目を端に寄せ、血管が透いて見えるほどに皮膚を伸張させた腫瘤は、頭蓋の三分の一、面部に至っては三分の二を占めるといいます。診断の結果は、骨繊維異常増殖症。象人やエレファントマンと同じ病症です。
発症は9歳のときでした。とつぜんのように視界がぼんやりし、黒板の字が見えなくなった小燕は先生にそのことを訴え、席をひとつずつ前に移してもらいました。しかし最前列まで来ても字が読めなくなったとき、先生はそのことを父親に伝え、父親は小燕を連れて帰らざるを得ませんでした。
両眼の失明は、症状の第一歩に過ぎませんでした。
現在までの11年間に小燕の顔面は変形し、鼻梁が消失すると彼女は鼻から息を吸うことができなくなり、鼻孔はただの「飾りもの」になりました。幸いなことは、口で呼吸しながらも言葉は発せられ、嚥下には影響がでていないということでした。また、視力を失った小燕でしたが、聴力は却ってよくなったといいます。
顔面の再建は、腫瘤を摘出するとともにまず伸びきった皮膚を切除。それと併せて鼻腔を作り、外観を整えなければいけません。おおがかりな手術にかかる費用は20万元と見積もられています。
家族は、母親が数年前に脳溢血から半身不随、父親も急性膵炎を患いながら畑仕事で細々と生計を立てています。すでに借金も数万元。
こんな小燕を助けようと地元のボランティアグループ、慶元県慈善総会が義援金を募りはじめました。
目が見えない小燕ですが、他人から遠慮のない視線を浴びるのはやはり嫌で、人と会うときには必ずピンクのスカーフを顔に巻くそうです。しかし性格は明るく、病室内には彼女の笑い声がよく響くそうです。
2010.03.29 (Mon)
手足あわせて31本の指をもつ男の子―黒竜江省
―羊城晩報―
「more and more」でもお伝えしましたが、両の手足あわせて31本の指をもつ男の子が見つかりました。
この男の子は黒竜江省ハルピンに住む6歳の小金で、今月21日に両親に連れられ、治療をうけるため瀋陽市盛京病院に来院しました。
小金の指の数は右手が8本、左手が7本でどちらの手も真ん中3本の指が癒着しています。また、足は右足左足ともに8本ずつでこちらは独立しています。
盛京病院の手足顕微外科主任、田立傑医師によると、小金の症状は多指並指症(合指症)とのことですが、これほど数の多いのは滅多にあるものではなく、遺伝、突然変異、妊娠時のウイルス感染などすべての原因が考えられるということです。
これまで記録では、インドのディベンダー・ハーン(14歳)で、両手足の指が合わせて25本というのが、2008年度版ギネスブックに掲載されていましたが、小金の両親は記録を申請する気持ちはないそうです。
史上最多?―両手両足あわせて29本の指をもつ男児
24本の指をもつ青年
26本の指をもつ猫―ヘミングウェイ・キャット
27本の指をもった男の子が切除手術
25本の指をもった少年
2010.03.29 (Mon)
ゴミ集積場から発生する悪臭対策として、ゴミの上から芳香剤を噴霧するというプラン―北京市
―Guardian―
ゴミ集積場から発生する悪臭対策として、北京市当局がゴミの上から芳香剤を噴霧しようとしていることがわかりました。
これはゴミ集積場から発生する悪臭が風向きによって付近の住民宅の方向に流れ込み、抗議がああっていたことに対処するもので、約100台の「Giant fragrance sprays(中国紙では『除臭風炮』)」が、今年5月には阿蘇衛垃圾填埋場に設置される見通しだということです。
使用される高圧銃はドイツおよびイタリア製で、1分間に数十リッターの芳香剤を50メートルの距離まで噴霧できるというもので、すでにこれまでにもいくつかのゴミ集積場で使われたことがあるそうですが、当然のことながら当面の解決策以上のものではありません。
また、ゴミの上からプラスティック(HDPE)をコーティングする方法も検討されているようです。
中国の年8%の経済成長は、市民にマックにスタバ、ケンタを利用する余裕を与えました。使い捨てを是とするライフスタイルは大量のゴミを発生させ、それらはゴミ集積場や違法のゴミ捨て場へと運ばれます。
とある地方政府によると、そこに住む1700万人の住民は毎日、18,000トンのゴミを出すそうですが、焼却場の処理能力は1日あたり7,000トンにしか過ぎず、残りは集積場へと運ばれるといいます。
北京市に至ってはゴミ総量の約2%しか焼却する能力はありません。残りはすべてこういった場所に運ばれ、あふれかえるゴミが地を覆います。4年後にはすべての集積場が満杯になるという数字も出ているそうです。
リサイクルに関しては、EU加盟国の最低水準よりはるかに低い4%という数字。
また中国国内のゴミは他の国と比べて水分の含有量が多く、焼却処分するためにはまずゴミの分類をはじめなければいけないという事情もあり、どの都市でもゴミの問題には頭を悩ましているようです。
2010.03.21 (Sun)
転んで顔面にハサミが刺さった4歳の男の子から無事ハサミが摘出―河北省
―人民網―
親の手伝いをしていて転び、顔面にハサミが刺さった4歳の男の子から無事ハサミが摘出されました。
この男の子は、河北省秦皇島市の青竜満族自治県に住む小雨(4歳)で、春節を迎えた大晦日の晩(2月13日)に春連(扉や門の周りに貼る飾り)をつくるのを手伝っていたところ、誤って転び、ハサミが深々と顔面に刺さってしまったということです。
左頬に突き刺さったハサミは上顎骨まで達して動かず、両親は十時間以上もあちこちの病院を訪れましたが、どこの病院でもあまりの状況に治療を断られ、最後に北京協和病院で受け入れられました。
傷の深さは7センチ。口腔内にも刃先が露出していましたが、神経が密集している部分からは外れており、病院側では口腔科、耳鼻喉科、脳外科、麻酔科など各専門医が集まって協議し、3時間の手術でハサミを摘出したといいます。
術後8日を経た小雨ですが、顔面神経の損失や感染症もなく、元気に病棟を飛び回っているそうです。