2007.10.31 (Wed)
鼻孔が上を向いている赤ちゃん

―毎日新報―
こちらは鼻孔が上を向いている赤ちゃん。
「老天!(神さま) いったい私どうすれば…」
生まれたばかりの赤ちゃんを懐に抱いた看護婦はこう叫びました。その叫びにおどろき、看護婦から渡されたわが子を腕にした母親も同様、愛しい筈のわが子を見て分娩台の上で意識を失います。それは今から一年と二ヶ月ほど前のことでした。
赤ちゃんの名前は福。よく笑うことから母親の梅さんがこう名付けたそうです。
梅さんは河南省新郷市の出。天津市で知り合った夫と2005年9月に結婚しました。家系に病気をもつ者もなく、妊娠中に体をこわしたこともなかったそうです。またお腹のなかの赤ちゃんに害があると思われるものは極力避けてもきたそうです。
また夫は天津市の現場でクレーンを操りながら妻を気づかってきました。二人が住むのは現場の寮。夫の給料は800元で、つましやかに暮らしながらも暖かい家庭です。
出産は9ヶ月と14日目という早産でした。「初めて見て怖かった」と語る梅さんでしたが、育つにつれ、顔のほかには異常なく知能も正常なことがわかったそうです。
福は、頭蓋が普通の赤ちゃんと比べて二倍強。鼻骨が歪み、そのため鼻孔が上を向き、鼻孔に潰されるように位置する左目には、眼球はあるものの視力がありません。夫婦は天津市の病院を片っ端からまわりましたが、どの医者も説明はおろか、整形さえも引き受けようとはしなかったといいます。
梅さんは福が生まれてからこれまで、よく笑う子を前にしながら、夫とともに、涙を流さぬ日はなかったと記者に語りました。
2007.10.31 (Wed)
5分刻みで25年間、日記をつけつづけた男性

―Times―
15日、米ワシントン州の自宅で、プロテスタントの牧師を務めるロバート・シールズさん(89歳)が心臓病で亡くなりました。このシールズさんが54歳から書きはじめた日記が、現在、ひとりの人間がつづったものとしては史上最長の日記ではないかと話題になっています。
シールズさんの日記は、91箱のボックスに収められ、字数はトータルで3,750万ワード。
こう言われてもなかなかピンときませんが、日常生活は5分刻みで記し、眠っている間に見た夢もすべて記すため、睡眠は3時間単位。血圧からその日届いたスパムメールまで、自分の見たもの聞いたもの、おこなったこと全てを記した日記は膨大な量。
ただ日記をつけるだけでなく、小便の作法についてつづったことが36回、DNAを記録するため、セロテープを鼻の穴に貼り、鼻毛を絡めて、そのまま日記に貼るなど、微に入り細を穿った記録はまさに自分大好き人間の最もたるものだったのかもしれません。そんな彼のある日の日記を。
ちなみに現在ギネスに載っている記録は、最も長きにわたって日記を付け続けた人で、91年というものがあるそうです。
Sunday, August 13, 1995
4.15-7.25am I slept for three hours rather soundly.
3時間のあいだ、ぐっすりと眠った。
7.25-7.30 I sprayed, and puddled and piddled and widdled.
ぐだぐだ、うだうだと過ごす。
7.30-7.35 I fed the long-haired white cat, Ting, with tinned tuna cat food. She ate the tinned food last night that I had set out yesterday.
白毛の飼い猫、ティングにツナ缶を与える。ティングには夕べ、私が外出した際にもおなじツナ缶を食べさせたのだ。
7.35-7.40 I peed again and took a methylpred-nisone tablet.
小便をし、メチルプレドニゾロン(リウマチ、気管支炎などの治療薬)の錠剤を服用。
7.40-8.40 I read the Tri-City Herald, published in Kennewick, Washington 99336... Shannon Faulkner is in The Citadel in Charleston, South Carolina, as a cadet, the only time in 152 years that a female has been admitted to the ranks. I think she is a snot . . .
ケネウィックで発行されている「Tri-City Herald」紙に目を通す。シャノン・フォークナーが、152年の歴史をもつサウスカロライナの陸軍士官学校に、女としては初めて、士官候補生として入学を認められたとある。クソ生意気なやつめ。
8.40-8.45 I filled the humidifying basin mounted over the Futura baseboard heater.
フトゥーラのベースボードヒーターの給水トレーに水をいれる。
8.45-9.20 I shaved twice with the Gillette Sensor blade for the fourth? or fifth? time. I shaved my neck behind both ears, and crossways of my cheeks too.
ジレットのセンサーブレイドで二度ばかり髭をあたる。明けて四度目、あるいは五度目? 両耳の後ろから頚にかけて。頬も。
9.20-9.25 I drenched my hair with and plastered it down with a scrub brush.
頭を水で濡らし、ブラシで髪を撫でつける。
9.25-9.35 I dressed in a pair of black Haband trousers, a Haband white mesh shirt, the Haband blue blazer with simulated silver buttons, eyeglasses, the 14-degree Masonic ring, both hearing aids.
ハバンドのズボンを穿く。色は黒。メッシュシャツもシルバーに似せたボタンのついたブルーのブレザーも同じハバンドのものだ。メガネも、サイズ14の指環も、そして補聴器も。
2007.10.31 (Wed)
Sexy Nadine Nude In Indoor Pool

HQギャラリーはmysteriousgirlさんより。
さて今月は、なかばに引っ越し。それも大型家電をリサイクルに出すと、たいして荷物があるワケでもなし。業者を頼まず、真夜中に段ボール詰めした身のまわりの品を、まるで夜逃げのようにこっそりと車で運びました。それでも引っ越し先までの十数キロを何度往復したかわからないくらい。
ネットは引っ越し先がADSLを使えないとやらで、今までの8Mから光回線に。実質ほとんど体感速度はかわりません。測ってみたら平日夜で24Mbpsくらい?
ノートもWindows Vistaに代替とも考えたのですが、メモリを768MBまで増設したいまのXPノートほど快適にするには、およそ2GBも必要と聞かされ、とても手が届かず、諦めました。
というワケで今月の更新はいつもよりすこし少なめ。すみません。
朝晩半袖では思わず身を震わせるほど寒くなってきました。どうぞ皆さまも暖かくしてご覧くださいね。今月もたくさんのアクセス、ならびに記事を取りあげていただいたサイトの皆さま、そしてなにより常連の皆さま、ありがとうございました。
ロシアのシリアルキラー、アレクサンドル・ピチュシキンに陪審団から有罪の評決が出たようです。また、こちらもHEAVENでも稀に見る猟奇事件、「少女の両目をほじくり出し、強姦、その妹をレンガで殴って殺害した男」の犯人、史効建が安徽省高級人民法院で一審判決に続き、二審でも死刑判決を下されました。

14年間で52名を殺害した連続殺人犯、ピチュシキンの予審はじまる
少女の両目をほじくり出し、強姦、その妹をレンガで殴って殺害した男
2007.10.29 (Mon)
対野犬用アーマードスーツと消防戦車

―東方今報―
まるでSF映画にでも出てきそうなものものしい装備を披露するのは、河南省鄭州市の城管執法員(市民に法やモラルを遵守させるための巡視隊)たち。
これは、この10月から飼い犬の登録制度がはじまった河南省の鄭州市で、非登録の犬を捕獲するためにネットランチャー、アームカバー、プロテクターなどが城管執法員に配られたもので、プロテクターは肩から胸、足首にいたるまで全身の85%を覆い、強化プラスティック製。重量は8.5キロにもなるそうです。
またネットランチャーは、射程12メートル、3.2メートル幅の網を発射することが出来ますが、使用するたびに網を折りたたまなければいけません。もちろん単発です。
納入業者の話では、アームカバー、プロテクター一式が2300元、ネットランチャーが1600元、その他スタンガン(電撃警棒)が210元と4000元を超えるというのですから、一般人の月給のほぼ二ヶ月分。すでに55セットを城管執法局に納入したといいます。
物珍しげに集まった市民を前に、「打狗隊長」の王偉は、これまで長年、竿と手製の網に頼ってきた野犬の捕獲を、これからは新式の装備で滞りなくおこなえる、と胸をはります。

―華商報―
26日、陝西省公安消防総隊に配備された消防戦車、「火魔剋星(意は「焔魔をやっつけるスター」)」が一般に披露されました。
陝西省公安消防総隊防火部技術課高級工程師、閨茹の述べる「我が省の消防隊員全員の誇りです」と紹介されたこの消防戦車は、特殊装甲鋼板で覆われ、自重約35トン(註 : 旧ドイツ軍のIV号戦車が約25トン)。
火災で発生した有毒ガスなどの探測機、サーチライト、高圧ポンプ、水や泡などの自動放射砲を備え、タンクには水8トン、泡消化剤3トンを積載でき、最大時速70キロで走行することが可能といいます。
車外からも遠隔操縦のできる砲の射程は70メートル。キャタピラは道路を破壊しないよう耐熱ゴムでできており、車内壁は断熱層があるために熱輻射を妨げることができるなど至れり尽くせりですが、価格は300数万元。陝西省では三台が配備予定とのことです。
2007.10.28 (Sun)
ひさびさの外食に、食い過ぎて胃を破裂させ、死亡した女性

自分の体の4倍以上の獲物を呑み込んで胃を破裂させた魚の次は、同じく食い過ぎて胃を破裂させ、死亡した人間のニュースです。
瀋陽市於洪区の飯店で、菜や饅頭など腹いっぱい食べたあとにミネラルウォーターを10本たてつづけに飲んだ女性が胃を破裂させ、死亡しました。
女性は遼寧省瀋陽市に住む35歳の張さんで、夫ひとり、学校にあがった息子ひとりと、三人家族。子供に手がかからなくなったためか、外に働きに出るようになった張さんはここのところ仕事に追われる毎日で、ろくろく食事も摂っていなかったというほど働きづめ。その彼女が24日、友人三人とともに飯店を訪れ、ひさびさの贅沢を楽しみました。
「とにかく、食事が来たら私たちなんかお構いなし。もうすっごいスピードで食べはじめたの。私たち三人合わせた分よりまだ多かったんじゃない?」と語るのは友人たち。
菜はいくぶん濃いめの味付けだったそうで、喉の渇きを訴えた張さんは食事の後、ミネラルウォーターを次々とオーダーし、一気に飲み干してから急に息苦しさと動悸を訴えたそうです。みるとパンパンに張ったお腹に顔色は真っ青。友人たちは手分けして彼女を瀋陽市第五人民病院に送り届けました。
病院ではすぐに手術がおこなわれ、張さんの腹をひらいてみると、膨張して紙のように薄くなった胃は、15センチにもわたって亀裂が生じ、そこから昼に食べたものが漏れ出ているという胃破裂を起こしており、膨らんだ胃が腸を圧迫、わずか数時間のあいだに急性腸管壊死も生じていました。
張さんはまもなく死亡。瀋陽市第五人民病院の外科主任、李延茂医師によると彼女の死因はまさに暴飲暴食で、とくにいけなかったのは大量の饅頭のあとのミネラルウォーター。つまりは胃の中の饅頭が水を吸って膨らみ、胃拡張を起こし、膨張、その後破裂。短時間のうちに脱水から電解質を失ったことが原因とみられるということですから、水中毒に至っていたのかもしれませんね。

「おしっこを我慢してWiiをもらおうコンテスト」 に参加した女性が死亡
2007.10.26 (Fri)
中国歴史上最美的十五位女人

1. 春秋戦国時代、越の国の生まれ。中国古代四大美女のひとり、西施。
端正な顔立ちは桃花の如く。河辺で衣を洗う姿が水面に映ると魚たちは西施の美しさに泳ぐことも忘れ、深く沈んでいったといいいます。このことから彼女は「沈魚」との愛称が、ひろく諸国に伝わりました。
2007.10.26 (Fri)
まるでモップのような手足をもった男性

―新華網―
2005年の7月とちょっと古い記事になりますが、こちらはまるでモップのような手足をもった男性。
男性は宇宙センターのある四川省西昌県に住む唐光喜さん(41歳)で、十代の頃から手足に疣状の角質が隆起。そのまま気にせずにいたところ、疣の上に疣がかさなり、画像のような墩布(モップ)状に成長したといいます。
とくにひどくなったのは1991年以降で、唐さんが結婚し、屠殺場で働くようになってから暫くした後、靴は履けず、服も妻の介護なしには着られず、家に居たきりとなりました。
これを知った北京市にある中日友好病院の皮膚科、汪晨主任は2005年4月より抗ウィルス剤を用いての治療を施し、7月には角質の切開もおこなって、唐さんは長年の夢だった天安門の見学にも行かれるようになったということです。
ウィルスは、子宮頸ガンで多く検出される人乳頭瘤病毒(ヒトパピローマウィルス : HPV16 E7)の異種ということですが、唐さんの職業、屠殺に関わりがあるかどうかはわからなかったそうです。
2007.10.26 (Fri)
Veronica Saint

HQギャラリーはmysteriousgirlさんより。

戦後、ストリップショーを普及させ、70年代にはドイツで初めてのディスコをオープンさせた、ドイツのヒュー・ヘフナー(プレイボーイ誌の発刊者)ことラルフ・エデン氏が、その年齢ゆえにベッドのお相手を断られたという理由で、19歳の女性を告訴しました。
AHNのソースはドイツのタブロイド紙ということですから真偽のほどは不明ですが、今年77歳になるエデン氏は19歳の女性と夜の街を愉しみ、最後の仕上げとベッドに誘ったところ、「おじいちゃんとはイヤ」と言われてカンカン。この女性を告訴しました。
「それはもう脳天を打ち砕かれるような思いでした。今までそんなことを言われた経験はありませんでしたから」と検察局に訴え出たエデン氏は、結局のところ、ことがうまく運ばなかったのは、女性がエデン氏のことを年齢で差別したからだという結論に達したのだといいます。
それならば、差別は法で裁けるだろうと訴え出たエデン氏。今回ばかりは最高級のシャンパンも、弾いてみせたラウンジピアノの腕前も役にたたなかったようです。
このエデン氏。これまでの人生で2000から3000人の女性を抱いてきたといい、2002年には自らの年齢から、「腹上死」の相手を求め、3000万円で女性を募ったことで世間を騒がせました。
「ものにはいいようってあるでしょ? せめて「タイプじゃないわ」とでもいえば、ボクだって傷つかなかった筈だし」と語るエデン氏。近年、年齢による雇用差別の問題が表面化しているドイツでも、検察局にとってはいささか迷惑な告訴、なのかもしれません。