2013.02.19 (Tue)
顔面の半分が消失した赤ちゃんを産んだ母親が、わが子との絆を作り上げるまで―英
―Daily Mail (英)、新浪網 (中)―
多くの母親にとって、生まれたばかりの赤ちゃんに初めて接する瞬間は、何ものにも換えがたい喜びに包まれるものです。
しかし、英スタッフォードシャー、ストーク・オン・トレント(Stoke-on-Trent)に住む、シャーリーン・マシャン(Charlene Machin)33歳にとっては、それは恐怖の瞬間でした。出産したばかりの双子の兄、ハリーの顔面の半分が消失していたのです。
マシャンは、7年前、帝王切開で取り上げられた息子、ハリーと対面したときの様子をこう語ります。
「帝王切開で双子を産んだんです。ところが先生はハリーを見せてくれませんでした。先生はジェスチャーを交えてこう言いました。『顔の半分が消えているんだ。消えている側には目も鼻も耳もない』」。
生まれた赤ちゃんを抱っこしたときに母性本能にスイッチが入るとはよく言われることです。でもハリーを抱いても何も感じませんでした。そればかりか虚しささえ感じました。ハリーに対して愛情は生まれませんでした」。
マシャンは32週目に破水。緊急帝王切開で双子が取り上げられました。オリバーそしてハリーと名付けられた男児は、それぞれ1800グラム。未熟児ですが、転院先のマンチェスター、ソルフォードのホープ病院における検査でもハリーは顔面の疾患以外、異常は見られないとの診断結果が下されました。
マシャンは、ハリーを産んだことに対して自分を責め続けました。それに対して夫のマークはマシャンを慰め続けます。
「家に連れ帰って育児を始めても、ハリーに対しては何も感じませんでした。ダブルバギー(2人乗りのベビーカー)で外に連れ出す気にもなれませんでした。連れ出せば、ハリーを見て悲鳴を上げて逃げ出す人もいたからです」
そんなマシャンがようやく自分の心と折り合いが付けられるようになったのは、オリバーとハリーが18カ月を迎えた頃だったといいます。
「オリバーとハリーをベビーカーに乗せて、買い物がてら「Mothercare(マザーケア:ベビー・子供用品専門店)に立ち寄った時のことでした。店に入ると子供たちに囲まれました。子供たちの群れを引き連れた私は、自分がまるで『パイド・パイパー:Pied Piper(ハーメルンの笛吹き男)』にでもなったかのように感じたものです。
私は、今、この瞬間こそが、ハリーがこの世にデビューするタイミングなのだと思いました。子供たちにハリーを紹介した私は、ひとつ強くなった自分を感じました」。
「少しずつ、上を向いて歩けるようになった自分がいて、それでもまわりの反応は予測できません。大人たちはそっと囁き合い、子供たちは大声を上げて逃げていきます。それはハリーばかりでなく、オリバーの心をも蝕むのです」。
そろそろ物心がついてきたオリバーは、集まってきた子供たちに対し、最近こんなことを言ったといいます。
「こいつは僕の兄弟だ。別にどんな顔してたって関係ないだろ」。
マシャンは、オリバーにそう言わせた心の負担を感じながら、同時に兄弟の絆の確かさをも感じつつあるといいます。
ハリーは昨年7月、リバプールのアルダー・ヘイ児童病院(Alder Hey Children's Hospital)で眼窩を移動する手術を行いました。次はまぶたを広げ、そこに義眼をはめ込むことになっています。
マシャンは、最後にこう述べました。
「ハリーが生まれた時、息子を愛することはできませんでした。でも現在では深い絆があります。私みたいな状況で子供を愛せるようになるまでには、時間がかかることを知ってほしいのです。そして同じような状況におかれたお母さんには、希望を持ってほしいのです。私は子供たちと一緒に強い絆を作り上げ、奇形を受け入れることを学びました。このことを誇りに思います」。
Tags : Medical |
ハリーが知ったら悲しむでしょ
わかるけど公に残るインタビューではそんなにはっきり言わない方がいいんじゃないの
深い絆っ言ってるてのも引っかかるな
医療や療育の面で、この家族が支えられます様に・・
小さいときの方が顔が「消えてる」感じが強いけど
成長するにしたがって顔もそっくりになってきてる
眼窩を移動することもできるのか
少しでも同じ顔になれますように
益若や辻や生田 こいつらときたら
成長する頃にはシリコン鼻や耳入れるより、もっといい手術法もできてるでしょ
兄弟仲よさそうだし、あまり深刻に考えず時を待つのが大事かと
多分、親戚とか友達とかご近所になったら、すぐに慣れちゃって普通の子と変わらない接し方しそうな感じ。
表情が明るくて良いからかな。兄弟に恵まれたんだね。
そうだよハリウッドにオーディション受ければいいと思うんだけどなー
眼球とかはあるのかしら?
あれば表皮としての「目」の位置を本来の位置に戻せば見えるんじゃないかと・・・
眼球が無いとしても、本来の位置に戻して義眼を入れれば、
外見はあまりわからなくなると思います。
ある程度成長した後手術を薦めたいです。
&ハリーの心。
無関係の人や所見の人が「気持ち悪い」と思うのは仕方がない。
でもその感情に負けずに育つには家族の愛が大事。
>「こいつは僕の兄弟だ。別にどんな顔してたって関係ないだろ」
>マシャンは、オリバーにそう言わせた心の負担を感じながら、
>同時に兄弟の絆の確かさをも感じつつあるといいます。
「言わせた」でなく「心の底からの思い」だと感じないといけない。
ハリーの顔は、「二重瞼」「肥満」「長身」などと同じ「個性」の一つ。
マシャンは無垢にそう思っていると私は思います。
なれるし。
大事なのは、親が深い愛情で育てる事。
この子の笑顔は幸せみたい。
みんなが、幸せになれるといいね。
何故こうなったんだろう。
本人の気持ちになることはできないが、いたたまれない気持ちになる。
これから手術や、精神的な苦悩もたくさんあるだろうが強い子になってほしい。
せっかく生まれたのだから、楽しいことをこれからいっぱい経験してほしい。
誰にだってこうなってしまう可能性はあるんだ。
たまたま今の自分が問題ないだけで
将来何かしらすごいことになるかもしれない。
だからってわけでもないけど、こういう時にもし自分だったら
自分の子供だったらって考えてしまう。
募金とか応援とか、拡散とか、知る事くらいしかできないけど
世界中の人が、こういう問題を知って何かしら世界を変えたいと
思う事そのものが、良い方向に導いてくれることを望む。
偽善で、人を助け
偽善で、募金をし
偽善で、応援する。
偽善でもそれを貫けば、相手を傷つけなければ
相手にとって利益しかないんだったらそれでいいんじゃないか?
その場合偽善の何が一体いけないというのだ?
真実が、醜い心だったとしてそれをバカ正直に表に出して
結果何が残るのだ?それが善なのか?
オマエにとっての善は、人を偽善者だと指摘する事なのか?
海外は日本に比べ障害に対する敷居が低いと思う。
この子が
日本に生まれなくて良かったと思う。
片方の目、耳、鼻があるので
生活に支障はないかも知れないが
見た目は成長するにつれ気にするもの。
医療の発展に期待して
右側と同じように形成出来る事を祈ります。
ツリーマンやバブルマンと違って一見見た目はフツーに可愛く。よくよく見るとびっくり。
という所が新しいかもしれない。
非常に不謹慎かもしれないが、人造人間キカイダー的な一抹のかっこよさも感じてしまった。
整形するにしても将来その事を武器にするくらい強くなってくれればいいのだが。
整形は成長に伴って頭蓋骨も顔つきも変化して行くから徐々に整形していかないといけないのかもしれない。
技術が進んでもそこは大変だなと思う。
なかなか子どもを愛することが出来ずに、時間をかけて母親として自覚する人もいる。
それこそ子どもが成人してからやっと、まともに向き合える親子だってある。
どちらの場合も、子供と一緒に成長し続けること、完璧な母親なんていないと
腹をくくることが大切だと思います。
このお母さんが、はじめて周りの子供たちの好奇の目を受け止めて、
それを受け入れようとした瞬間、とても感動しました。よかったねぇ。
朝から元気の出る記事でした。
(朝なのは自分の都合でした;;;;;)
偽善者のままで結構だ。
子供がほしいっていう軽いノリでポンポン子供を産んじゃってさ
健常児が必ず生まれる訳でもないし、これからの長い人生、お金や家族の間でトラブルが起きるかもしれない
どんな子供が生まれよとも、これから先どんなことがあろうとも子供を育てる覚悟ができたやつだけ子供作れよ
なんだよ、息子を愛することはできませんでしたって
ふざけてんのかコイツ
最後なんか綺麗に締め括ってるけど、子供を育てることが親の勤めだろ!できないなら子供作んなks
虐待を受けた自分からすると、こういう親が一番むかつくわ
ただ、この記事のカップルにはわたしも違和感を覚えました。味方はまさに親だけという状況で、見た目ゆえに愛することができないと赤裸々に語る母親に、訳しながら、なぜ?と思ったことも事実です。
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人は見慣れれば何とも思わなくなるもんだ。
母親ビビり過ぎだろ。