2009.08.21 (Fri)
Flower HEAVEN vol.3
ひまわり、咲きました。わたしでも咲かせられるものなんですね。ちょっぴり感動。
さて「Flower HEAVEN」も今回で3回目。今月はちょっと早めに経過報告です。
まず最初はゴッホのひまわり。花が咲きはじめたのは今月はじめ。丈は1メートルで花は思ったよりも小振りでした。ただ枝咲き。ひと株あたり蕾は5、6個つきましたから、かなり長い時間楽しめるのでしょう。
最初の花が萎れてきたところで切り花にし、ガラス瓶に挿したのが右の画像。
プランターでは咲きはじめから10日ほど目を楽しませてくれましたが、切り花にすると、3日ほどの間に萎れてしまいスケッチすらも出来そうにありません。
追肥は「花工場」の1000倍液。下のゴーヤも同じですが、よくいわれる「水は表面の土が乾いてから」では全然足りません。朝晩2回じゃぶじゃぶと水を注がないと、下の方の葉っぱから垂れて萎れてきます。
切り花にした後、プランターを崩してみたのですが、60センチのプランター4本植えでは根詰まりも起こしていなかったようです。
続いて八重咲きインパチェンス、カリフォルニアローズのアップルブロッサム。上が先月末で、下が今の状況です。先月末に半日、真夏の直射日光をあててしまった株は、あれからほとんど葉落ち。ポットでは蒸れる心配から、焼き杉プランターに植え替えて、最近ようやく新しい葉が出てきたところです。
ところがなんと、土を買いにいった葛西の島忠で、この時期に八重咲きインパチェンスの苗を発見。それも3つ。花色は白っぽかったですから、これと同系色? 買ってきちゃいました。
同じく焼き杉プランターに植え替えて(下画像)、こちらは20日あまりですでに土が見えなくなるほど育ちました。もしかして、これが本来の伸び? だとしたら苗によっての当たり外れが大きそう。
上2つは同じくカリフォルニアローズのサルサレッド(右)とスパークラーチェリー。
やはりこちらにも直射日光の影響が出たようです。上真ん中の画像が先月末、その下が今の状況。サルサレッドの方が圧倒し、いまやプランターの3分の2を占めるいきおい。直射日光による歪な葉は出切ったのか、こちらも最近ようやく丸い葉が出てきました。
ゴーヤの「緑のカーテン」づくりはなんとか完成しました。むこうの鉢はミニひまわりのミラクルビーム、日々草にハーブ類。
苗2つで、高さ90センチ、巾4メートルのネットはほぼ両面ゴーヤの葉っぱで覆い尽くされ、見た目にも涼しげです。でも、おかげで夏の間中、布団は外に干せませんでした。蔓の伸びはお盆過ぎに実がなりすぎたせいでしょうか、それとも朝晩の気温が低くなったせいでしょうか、ピタリと止まりました。
受粉済みの実はいまのところ、20数個。収穫は、受粉後20日が目安だそうですが、19日目で黄色くなった実があり、あわてて1日に受粉させた最初の実を収穫しました。
下がそれ。長さ20センチ、巾8センチのあばしゴーヤ、ずんぐりとした形です。
半分に切って、肉厚の皮をスライス。玉ねぎのスライスとツナをあわせて、炒り玉ねぎドレッシングをかけて食べると、シャキシャキした食感でかなりいけます。苦みは市販の中長ゴーヤよりも少ないようでした。
あれは先月の上旬。豊洲のホムセンのサボテン売場に飾ってあった月下美人。花が咲くのは数時間だけ。それも夜咲き、朝には萎むという話は、園芸なんてまるで興味がなかったわたしでさえも耳にしたことがあります。そんな月下美人のおおきく育った株が売られていたのです。
丈約70センチ。3980円の値札が付けられていた月下美人でしたが、葉は折れ、あちこちに傷があり、行灯の枠も外れていたためか、マジックで「月下美人 3980円」と書かれた白い紙が貼られていても買い手はいなかったのかもしれません。月下美人はかなり長い間、そこに置いてありました。
ひょっと鉢に手を伸ばしてから引っ込めて、一週間考えることにしました。だって大きいし、それに高いし。
一週間たってもまだ、月下美人はそこにありました。かなりの重さの鉢をもちあげてレジに運び、車では横倒しになるのが心配だったので、原チャリの前、片手と両脚で鉢を抱え込みながら持ち帰りました。
植え替えは素焼きの大鉢を新たに求め、土は赤玉土の中粒と腐葉土を7:3に混ぜたもの。行灯も4段のものに仕立て直し、植え替えてからは肥料も水もしばらく控え、万が一の花芽が出るのを待ちました。しかし毎日虫メガネまでつかって、どんなになめ回すほどに見ようと、芽らしきものは見あたりません。やはり素人が咲かせられる花ではないのだとあきらめました。
いったんあきらめると、もう放りっぱなし。水やりはこの暑さで週に1、2度。真夏の西日を当て放題です。葉は黄色くなり、やがて数枚の葉が枯れはじめてきました。
月下美人は、いじめにいじめられると咲くという説があります。水も切れ、肥料も切れ、株の存続自体が危うくなったときに、残った力を振りしぼり、全精力を傾けて、起死回生を願って花を咲かせ存在を訴えるのだそうです。
おそらく花芽を伸ばしていたにもかかわらず、あきらめきっていたわたしの目には何も映りませんでした。「思い込み」というものは人をかくも盲目にさせるということに気づいたのは13日の朝のことでした。
鼻歌をうたいながら成長いちじるしいゴーヤの世話をしつつ、ふと横の月下美人を見たとき、息を呑みました。萎れた花房の長さは10センチ以上。おそらく昨晩はひっそりとひまわりよりも大きな花を咲かせていたにちがいありません。
あわてて部屋に入れたものの、すべては後の祭りです。思いっきり凹みました。いったいわたしは今まで何を見ていたのだろうかと。いや目に映りながら、実際には何も見ていないのだと。
う~ん、いいですね!
テラス、ベランダ(どう違う?)を緑で飾れたら!
緑のカーテンに食用と、一石二鳥ですね。
ただ育てるのに手間を考えると ・・・。
>月下美人
残念でした ・・・。
ゴーヤもりっぱに育って、見てるだけで涼しくなってきます。また、美味しそうですねぇ。
絵を描きたくなるような美しい光景です。
やはり咲かせた管理人さんはすごいのでしょうか?
ある民家の前に黒山の人だかりが。
何かと思って覗いてみると、
そこには、何とも立派な月下美人の花が。
近所中が集まって観賞会をしている中、
誰が呼んだか、新聞社の方が、カメラマンを連れてきて、
取材&撮影をしていってた。
新聞読まないので知らないけど、
たぶん、次の日の夕刊のどこかに、
載ってたんやろうなぁ...。
あれから月下美人の花は見たことがありません。
来年挑戦してみようかな~
月下美人といえば、自営業の実家と、そのお隣の家の軒先に
それぞれ鉢植えで育っています。
毎年綺麗に花が咲きますよ。
すごいいい香りですよね
霜に当てなければ、そんなに手をかけず、水をやらずで
十分元気に育つみたいです。
来年、期待しています^^
あまり手を掛けてはいなかったのですが、何十年も育てていたので2メートル位まで育っていました。
夏場になると毎年3日位の間、日替わりで5、6個ずつ咲いて楽しませて貰いましたよ。
挿し木で簡単に鉢も増やせるし、サボテンの一種だから手も掛からないので頑張って下さい。
月下美人はサボテンとは言っても森林性のサボテンで砂漠に生えるサボテンとは根本的に違います。
直射日光はあまり好みませんので今の時期は50%ぐらい遮光した明るい日陰に起き、水やりは8月下旬ですので一回に与える量は少なめにして週2~3回にしたらいいと思いますよ。
月下美人は直射日光に当てずに4~10月は水と肥料を多めに与えていれば割と簡単に咲きますのでめげずに来年も挑戦してみてくださいね。
王子様の星に辿りついた、地球から来たバラは美しく咲いたと思ったら
風除けをたてろだの虫を近づけるなだのアレしろコレしろ我侭ばかり
バラに振り回されつつ世話を続ける王子様
バラが見た事もないほど美しかったの(星にバラは無かった)と、やはり惹かれていたから
でも疲れてしまって星を出ることにする王子様
本当はバラの我侭は王子様への愛情の裏返しだった(かまってほしかった)のを
別れ際に知る若過ぎた王子様
王子様は振り回されつつ世話をしたからこそ、星に来たバラが
地球にさいていた数千の美しい同種のバラとは違う唯一の存在だったと知る
なぜなら星に来たバラは王子様が世話をしたから
耳を傾け、見つめ、手を入れ、心をかけたから
星のバラは王子様のものになったのです
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世話をしなかったんだから、自分の知らないうちに咲いて枯れたからって
別に哀しむことはないですよ
枯れた月下美人はあなたのものにはならなかったというだけです
ゴーヤはちゃんと美味しい美を返してくれたんだし目出度し目出度し
なるべくして成った結果ですな。
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