2014.07.18 (Fri)
54年前に狼に唇を噛みちぎられた男性、明日手術へ (4p)
―東北網、Daily Mail―
今年65歳になる吳秀友は、11歳の時に狼に口を噛まれた。
1960年8月のある朝方、貴州省鎮遠県青溪鎮大塘村高岩寨で仲間5人と牛を放牧させていて狼に出会ったのだ。
蜘蛛の子を散らすように仲間が逃げるなかで吳秀友は懸命に牛をかばったという。
「今でもハッキリと憶えています。全身は泥黄色で大きさは20-30キロくらい、ウーウー(鳴鳴)と怖ろしい声で吠え立てました」
吳秀友の手には竹竿があった。それを夢中で振り回すこと小半時、体力が尽きてきた頃に狼の奇襲に遭った。飛びかかってきた狼が秀友の口を噛んだのだ。
「そこで意識を失いました。後から聞いた話では、狼は私の体を川縁まで引っぱっていったそうです。そこで村の漁師に遭い、追っ払われたんだそうです」
村に運ばれた吳秀友は上下の唇を失っていた。しかし家が貧しいため医者には止血をしてもらっただけだという。
それからが問題だった。唇がなく口を閉じることのできない秀友は年中涎を垂れ流し、抑止を失った歯が八方を向いて伸び始めたのである。
涎を始終拭き取らなければならないため、秀友の服は冬でも前が開いている。食べ物は粥や湯といった汁物しか食えない。
今まで写真を撮ったことはなく、それ故身分証の申請にさえも行っていない。学校にも行かなかった。家族がなくなってからは古い家に一人で住み、竹でささらを編んでひとつ3元4元で売ってきた。結婚もできなかった。
ネットを通じて吳秀友の状態を知った峨眉山市東区病院の院長、陳坤が吳に入院を勧めたのは先月のことだった。
おおまかな方法としては、他の部位の皮膚を唇のあった部分に移植、歯は不要なものを抜いてあらたに植えることで噛み合わせを改善させるというもの。手術には30万元必要だが、鎮遠県の農合辦(農協)と民政局、および病院で負担することも決まった。
執刀は、華西病院の耳鼻咽喉頭頸外科の陳飛博士で、北京中日友好病院ほか全国の病院から口腔頜面外科、整形外科、血管外科、骨科、心內科等の医師10人がチームに加わった。陳飛博士は交通費さえ自腹で、年休を利用しての執刀である。手術は今月の19日に10時間かけて行われる予定だ。
もっと早く見つけてほしかったけれど、それは言うまい。
残りの人生、よだれを拭く苦労なくいっぱい笑えたらいいな。
陳坤院長と陳飛博士の善意が嬉しい。
美談と言えばそれまでだけれど、こんな話がいくつも生まれる国風がいいね。
しかし、歯並びには唇の力も大きいんだということを初めて知った。
ありがとう、唇。
手術がうまくいきますように…
オオカミを始めとする肉食獣が噛み付くのは喉で、これは窒息させるために噛み付く。
誤って口に噛み付く事はあるし牙が刺されば骨も砕けるけど。
・・・・・人にやられたんじゃないよね?
手術で少しでも改善されることを祈りたい。
だいぶ例のある人面移植施術だったら大幅に良くなりそうな気がする。
手術が無事成功しますように。
もう少し早く救いの手があれば、と思わなくもないけれど、この人が残りの人生を少しでも幸せに過ごせる事を祈るばかり。
やっぱり、もうちょっと早くに。って思わずにはいられない
この歳だと傷の治りも遅くなってるだろうから
簡単に他の部位から組織をって言われてもすぐに定着しなさそう
歯はまだなんとかなりそうだけど土台の骨が耐えられるのかも心配
下あごの歯茎の形の変わり方が著しい
ほとんど抜かなきゃならないかもしれない
その辺も含め少しでも綺麗に治って機能が回復するといいな
手術成功後は充実した熟年期を過ごせそうですね
良かった…
元々虫歯菌がいないのか、空気に触れ続けていると虫歯菌が増殖しないのか食べモノのカスがつくことがないからなのか何かあるんだろうか
歯周病や年取って歯が弱る原因が研究できそう
ニッコリ笑って、白い歯を見せてくれ。
...ライオンとかサンスターとか、支援してやれよ!
ローソンでワロタ
としとると歯肉が痩せるというからもっと年だと歯が脱落したのかもしれん
見た感じ歯根がかなり露出してて、かなり進んだ歯槽膿漏ぽいぞ、この人
たぶん簡易インプラント的な手術と義歯でどうにかするつもりと思うけど、
プラン的にどうなのか・・・それは
あと、たぶん唇だけじゃなくって下あごの一部が失われてると思う
下の歯のほうがすごいことになってるのは唇よりも下あごが一部失われて、
残った組織が委縮、移動、変形した影響が大きいかと
先に下のあごを形成して正常に近づけないと機能的には問題残ったまんまでは
手術が成功してとりあえずおいしいものが食べられるといいね
ちなみにローソン服は病衣だと思う
中国の病院じゃ大体青白の縞々
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