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―SKY News―
37歳の女性がペットとして飼っていたクマに襲われ、死亡するというできごとがありました。

この女性は、米ペンシルバニア州ロスタウンシップに住むケリー・アン・ウォールズ(37歳)で、警察当局によると4日日曜日、自宅の15フィート(約4m60cm)×15フィートの檻で飼っていたペットのクロクマに襲われ、死亡しました。

クマを飼い始めてから9年目のウォールズは、この日、中を掃除するために檻に入り、クマをいったんどかそうとドッグフードを檻の奧に投げたところ、「テディ」と名付けられた350ポンド(約160kg)のクマが
とつぜんウォールズに向かってきたということです。

当時、家にはウォールズの2人の子供と隣人の子供がおり、子供たちが隣人に助けを求め、クマはその場で射殺されました。しかしながら、ウォールズはすでに事切れていたといいます。
隣人が言うには「彼女は今まで1000回ほどもこうやって掃除してたよ。事故は1001回目に起こったということだろうね」。ウォールズにとってはその言葉どおり、馴れきった作業の間の事故でした。

ペンシルバニアの狩猟管理当局によると、ウォールズの夫、マイケルはこういったエキゾチックアニマルの売買や展示に関する許可証を持っており、許可証は2008年6月で更新されずに失効していたものの、失効に関しては交通違反と同じような扱いで、飼っている動物を取り上げるまでには至らなかったということです。
また、許可証は年々取得が難しくなっているものの、既得のものについては制限もかなり緩やかでした。

ウォールズですが、一時はアフリカライオン、クーガー、ジャガー、虎、クマ、ヒョウ、そしてサーバルなどを飼っており、現在でもクロクマの他にクーガーと虎を飼っていました。