2006.08.30 (Wed)
パンツからソーセージを出して笑いをとろうとした男
求人難がつづけば経営者にしても従業員に対する態度が甘くなるもの。 気分を損ねるとすぐ辞めちゃう。 だから怒るに怒れない。 それでも経営者は募集を続ければなんとかお店はまわっていくとして、従業員同士はなかなか大変。 とくに女性にとってはこんなセクシャルハラスメント。 笑ってばかりではすまされない?
カナダのアルバータ州、フォートマクマレーのレストランに勤めていた女性が、勝手に辞めたとして払ってもらえなかった賃金6,300ドルを手にしました。
ハンプティーズ・ファミリー・レストランの厨房にはいっていたダイアン・カーさんがアルバータ州の人権擁護委員会に訴えたところによると、キッチンの同僚が彼女に対して行ってきたセクハラの数々はこんなものだったそう。 まずはわいせつな冗談を口にすることは日常茶飯事で、卵の殻に女性のヌードを描いて見せびらかせたり、ソーセージをペニスに見立ててパンツの中にしまい、女性従業員の前でジッパーを下ろし、とりだしたソーセージをつまんで振って見せたりと。(そういえばこんな場面、映画「ピンク・フラミンゴ」でありましたっけ)
カーさんはマネージャーに訴えましたが聞き入れてもらえなかったため、シフトを変えて当の男性と会わないようにすればとの提言も拒否、そのまま職場に顔もあらわさなかったそうなのですが、人権擁護委員会では彼女が店に来られなかったのは対策を怠った店側にあるとし、未払い分を含めた給料、6,300ドルを支払うよう命じたもののようです。
ハンプティーズでは遅まきながら、あらたに従業員を雇用するときに、セクハラ行為をしないことをサインをさせているそうですが、これって同じエッチなことを言っても空気の読める子と読めない子とでは、女子の態度も全然ちがったり。 それも差別だったりするかも。