2015.04.14 (Tue)
安全帯なしに断崖に桟道を作る人夫たち (11p)

―Daily Mail、網易―
一連の画像は、湖南省平江県の断崖で安全帯もなしに観光用の桟道を施工する命知らずの人夫たち。
高さ約400メートル、長さ1キロの桟橋を作るのは、経験豊富な21人の作業員からなる施工隊で、湖南や江西にある観光地の多くの桟橋は皆彼らの手によるものだそうです。
作業時間は朝6時から夕5時までで、日給は300~400元(約6000円から8000円)。1日に20メートルほど進行し、雨の日は作業できません。
作業工程は岩盤にドリルで穴を穿ち、鉄筋を組んで固定することから始まりますが、桟道のラインをどう描くかも彼らの腕の見せどころ。絶景を売りにすることで観光客を呼び込もうとする当局のプランも考慮しなければなりません。
「ほかの仕事とあんまり変わんないと思うよ。皆が思うほど危なくもないしね」そう言って笑うこの道十年という作業員たちです。















Tags : Pics |
桟道の出来もいい感じ、職人技ですね。
ちなみに今まで死人はいないんだよね???
岩盤もろそうに見える。
俺だったら絶対歩かない。
そして落ちた分補充される
チョンとは違う意味ですごいな
ところで最近の大卒初任給の最低ラインが月給4,000元ぐらいらしいので、日当300元なら悪くは無いと思います。
こういった職人さんにまかせちゃうやり方もありなんだと思う。この辺韓国とはだいぶ異なる。あそこは図面も施工もやっつけでトラブってる。
もっともこういった基準や設計や施工記録を持たない工作物は半世紀以上、何も無く通路に使われててある日突然壊れる。そこに人がいると事故になる。
そろそろ危ないとは思ってたんだけどね・・・と言われて。
日本はたぶん今その時期にある。最近は補修やってるけど。
真面目な仕事だが中国は文革で伝統を否定するまで職人さんの国だった。だから労働者の国になっても国民の素地は日本に通じるものがあるのかもしれない。それが台湾に受け継がれているから台湾の人との関係はいいのかもしれない。文化大革命こそ中国共産党の原罪だと思う。そしていま文革も共産思想もなく、貧富の差は開くばかり。AIIBとか言ってるけど国の維持はフランス革命前くらいアブナイ。案外英国あたりは中国共産党崩壊後の実効性圧を考えてたりして。
こんな環境なら死んだ人もいるともう。一般の建設現場でも死ぬんだもの。安全管理は職人さんまかせ。安全帯や命綱の概念は無い。
ニューヨークのエンパイアステートビル建設当時も鉄骨の上で飯喰うは昼寝するわ・・・。
そして日本だって高度成長期は同じような状況で、雇われてるのは日雇いで、年収はともかくその日の稼ぎはそこそこ。
まあだから高度成長が成ったんだと思う。そして人が死に補償の問題が逃れられなくなり企業に法的責任が課せられると次第に日雇いはなくなり会社組織でなければ雇用契約ができなくなり安全管理はコストをかけても必要になり、最近は派遣業が手配師に代わって人を送り込む。
日本の問題はこういった中間管理コストを下請け孫請けの重層構造の中で請負者に押し付けた結果職人さんや会社勤めの社員でも手取りが相対的に悪化したということだと思う。
この中国の職人さんもいい顔をして笑っている。仕事は危険で過酷だが面倒なことは言われないし手取りも悪くないから気は軽いだろう。
事故に合わない限り
日本はガチガチの安全教育と管理で面倒なこと言われて仕事やりにくくて毎日すっきり仕事が終わらない。気が重くなる。なんだかんだですぐ支払いは増えるのに収入は増えない。これでいい顔して笑えるなら異常だ。
アベノミクスで首相は従業員への給料の支払いを増やせと行っている。うまくいくといいなと思う。けど収入を増やすべきは部長や課長じゃなくて一般社員と職人さんというか一般作業員もそうか。
そして職人さんにお金を払わないと行けないと思う。このままだと少子化に加えて日本語のわかる職人さんがいなくなる。
いろいろ考えさせられる記事でした。ありがとうございます。
そうね最近の建築は人手不足だもんなー
昔の日本もああいった粗末な飯場でした。
粗末とはいっても日本ですから畳敷きが多かったが、土間だったり板敷きもありました。
作業員の飯の支度をするまかないさんがいて、こういう同じ雰囲気。
ただ違うのは、私の記憶の景色のなかに携帯電話はなかった。
あの頃とこの写真とで変わらないのは、屈託のない労働者の笑顔です。
そんなんじゃ強度でないぞ。
作れもしない構造の図面が上がってくる、、、、現合が一番効率が良いのかもね。
コンクリで道作っても耐久性はあんまり無さそうだな。
中国だから異常な人数がそこを通るわけだからこの鉄骨方式で何年持つか・・・
安全面に問題はありそうだけど作業自体はぜんぜん手抜きという風ではないし
こんなクッソ不安定な場所に命がけで足場組んでコンクリ打って道を作ってくれているイイ顔のおっちゃんは
少なくとも鉄筋造と鉄骨造の違いもわからないで相手をくさすだけのアホより遥かに尊敬できる人たちだわ。
たぶん場所が場所だし車乗らないから打設厚みは薄いと思う。
ワイヤー重ねて厚み確保になっているということでしょうね。
>日本のレベルも共和国レベルまで下がっていた。
随分とレベルの低い現場に当たりましたね。
100か所くらい体験してから言ったなら重い言葉だけどね。
日建設計レベルの現場でそんな印象は全くないですがね。
>現合が一番効率が良いのかもね。
こういう施工は現物合わせしかないでしょ。
なにを・・・
階段状のトコは無いw
割れるかな?
割れるよねw
その荷重に耐えて応力として内部ひずみが生じる。
人間でいうと、おしっこが溜まって辛くなるようなもの。
それが限界に達すると破壊や変形という現象が起こるわけだ。
どのくらい壊れるかというと、その内部ひずみが解放されて
楽になるまで壊れるわけだ。
つまり、やっとおしっこができて「は~~・・・」となるわけだ。
だから私は、ひび割れなどを見ると「ご苦労さん! 気持ち良かったか?」
と思うのです。
コンクリートはへなちょこ野郎で、すぐ「は~~・・・」ってなる。
だから鉄筋などが支えてあげて「ちょと待ってちょと待ってお兄さん!」
となってるわけだ。
コンクリートの野郎、引張にはすこぶる弱い。定規を目の前でへの字に
曲げると、上の面には引張応力、下の面には圧縮応力が発生する。
コンクリートは圧縮には滅法強い。だから引張応力で割れるのを防ぎたいから
への字だったら上の面近くに鉄筋を入れて補強する。鉄筋の表面が凸凹しているのは
コンクリートとの密着強度を高めるためだ。
鉄筋はただ入っていれば良いというものではない。挿入位置が大事なんだ。
そうにゅうこと。下手な挿入だとコンクリートに言われるぜ。
「あん!そこじゃない」
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