2014.08.24 (Sun)
「第7回 初めてのボディペインティング」エントリー No.2

さて今年2番目のエントリーは、怖いこと好きさん。初参加いただいた作品は「エーミールの蛾」。

題材となった蛾は、ヘルマン=ヘッセの有名な短編『少年の日の思い出』から。ご存じない方は数分で読めますのでこちらをごらんになってくださいね。
ああ、なるほど。少年がエーミールの部屋から盗み出し、ポケットに入れて潰してしまった蛾はこんな紋様をしていたのだなとわかると、子供の頃には宝石にも思えたものたちの記憶が堰を切ってあふれ出しました。
わたしたちはかつて誰しも、それがとるにたらないものだったにせよ、価値を見いだす天才でした。でも大人になるにつれ、価値をお金という物差しで計ることに馴れてしまいました。
今となっては、エーミールの施した「赦し」に、ただひと言「すまん」と言って謝ればよかったのだと気づきます。
しかしそうした考えにも至らないほどの、あの日得た熱情をいま一度思い返すために薄墨で掌に刻んでみる。そっとそおーっと扱わないと、自分にとって都合のいい解釈がすぐに頭をもたげます。

使用画材はリキッテクスと木炭、黒の油性ぺんで、制作時間は1時間と30分くらい、だということです。

素直になれないのは自分を守るためだったのに、
結果、自分を傷つけることになる。悲しい矛盾。
外での撮影がリアルなものにしてますね。
夜の蝶もいいが、昼の蛾もいいね。
歓喜天 さん
学校に、博物館に寄贈するか相談すればいいと思います。
粉が飛んできそうですね。モコモコした質感がよく描けています。_| ̄|○
ヘルマン・ヘッセですか、なんか心の深い所に入ってくる余韻がありますね。
怖いこと好きさんに一票❗️
吊さん、私も左手には描けませんよ。右手にも上手には描けませんが…
定着材(フィキサチーフ等)を使用したのでしょうか。。。握った後の指先にチャコールなどが移っていませんね。エーミールの蛾は潰してしまったので、指先だけでなく手の平も鱗粉やら何やらで大変な事になったでしょうけど。
左利きなんだろがよアホ
あたりまえだろがよカス
あたりまえだろがよカス
蛾の胸や腹のフワフワした質感や、羽の粉っぽさも
表現出来ていて、すばらしい!
大胆なタッチも色遣いもとても素敵です。
HEAVENの文字が、手を握るとまるで血しぶきみたいに見えてゾクッとします。
ヘッセの『少年の日の思い出』は未読でした!
さっそく読まなくては。
ああ、HEAVENの文字…
忘れちゃいけませんね。。。orz(独り言)
↑の裸族のひと | 166323 は、白パンダです。
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