HEAVEN

11-16: 中国系米国人女性が父の等身大のパネルを携え、世界中を旅行していることが話題になっている。
この女性は、ニューヨークに在住する楊金娜という名の25歳で、2年前、胃がんで亡くなった父の画像を等身大のパネル化。仕事を辞め、一緒に欧州旅行に行くと決意してから貯金をはたいて旅立ち、観光地で撮った写真をネットにアップし続けている。








17: トルコの南東にある小さな町、バスカーレでは携帯をかけるにも体力がいる。最も近い都市のヴァンまでも数百キロという辺鄙さから、町外れの800メートルの丘の上にまで上らないと電波が届かないのだ。トルコの携帯電話事業者は住民のためにより繋がりやすい環境を提供するべく協議しているが、いまのところ男たちが最愛の人と会話を交わすためには毎日、ハイキングに出かけるのが唯一の方法となっている。



18-20: 中国、鄭州で行われたモーターショーから。





21-22: 中国、武漢の外国語学校が17日、卒業舞踏会を開いた。500人余りの卒業生が参加した舞踏会には10万元を超える会費が惜しげもなく供されたという。













32-33: およそ18cmの尻尾をもつ、インドはパンジャブに住む13歳の少年、アーシッド・アリ・カーン（Arshid Ali Khan）。
地元の人々は少年をヒンドゥー教のハマヌーン、猿神の生まれ変わりだと称え、尻尾に触れることで神の祝福を授かるとする信者たちの訪問に少年は多くの時間を割いて応えている。
だが、体の大きさを自由に変え、空を飛ぶこともできるハマヌーンと違って、少年は現在、車椅子でしか移動ができない。それでなくても遊びたい盛りの年頃。少年は尾を切除することを願っている。「尻尾は神が与えてくれたもの。ぼくは神に祈り、人々が幸福になるのを願っています」と健気に答える少年だが、将来的に半身不髄になる可能性を医者は指摘している。










40: 今年の「世界で一番醜い犬」コンテストの優勝犬、ピーナッツ。チワワとシーズーのミックス。2歳。








46-52: 前にも紹介したが、この時期「夏至狗、荔枝酒（夏至の犬肉、ライチ酒）」という呼び声とともに、老若男女にかかわらず、狗肉火鍋（犬なべ）に舌鼓を打ち、ライチ酒や焼酒（焼酎）を楽しむ習わしがある、広西チワン族自治区の玉林市。「狗肉荔枝節」という名の1週間の祭りの期間中に消費される犬は15,000頭にも及ぶ。









53-56: ところがその玉林市で今年はもめ事が起きた。市外から訪れた愛犬家たちが抗議を行ったからだ。愛犬家たちは市場にも現れ、競りに出された犬を買っていった。たとえば画像の女性は鉄叉で掲げられた1匹の犬に400元、日本円にして6560円の値をつけ、引き取ったという。通常、玉林市での狗肉の相場はキロあたり22元（360円）。祭りの時期でも30元（490円）である。























74: 中国の湖北省武漢市青山区にあるレストランで、ペットの犬を連れて入ろうとした夫婦客が店員から止められ、口論から殴り合いのケンカになった後、客が車で店に突っ込むというできごとがあった。



75: およそ直角に近い軌道を駆け抜ける中国重慶市の軽軌1号線。利用する市民に言わせると、ここを通過する時はいつも緊張する、まるでジェットコースターに乗ってる気分になるという。車両は時速60キロでこの場所を通過する。





78: インド海軍の航空母艦初代ヴィクラント。英国海軍のマジェスティック級航空母艦をインドが購入、竣工させて1961年に就役した。退役は1997年。その後ムンバイに係留されて博物館となったが、その任務も昨年終わり、現在は解体待ちだ。








84-85: 英の建築業者、チェットウッズ・アーキテクツが中国の武漢市に1000メートル級の高さのツインタワーの建設プランを提示した。
英ガーディアン紙が報じたところによると、このツインタワーは太陽光や風力などの自然エネルギーを取り入れて管理され、敷地面積は47ヘクタール。全高828メートルのドバイのブルジュ・ハリファを超えた世界一の高さになるという。
チェットウッズ・アーキテクツはまだ武漢市長からの正式な承認は得ていないが、承認されれば来年にでもプロジェクトは開始されることになる。建設には少なくとも3年を要し、推定総予算は12億ドルと見積もられている。




89-89: 中国、広西チワン族自治区の貴港市に捨て置かれるマリリン・モンロー像。高さ8.18メートル、重さ約8トン、華南師範大学が中心となって2年がかりで制作したステンレス製のモンロー像は、貴港市商業施設プロジェクトの目玉として設置された。だが市民の批判に遭い、設置わずか半年後に撤去の憂き目に遭った。

























109: 1959年の発売以来、宇宙飛行士や外科医、ニュースキャスターなどのバージョンが作られてきたバービーの今年のトレンドは女性起業家。アクセサリーにはスマホやラップトップケースなどが付属している。





















128: 昨年末にスキー場で頭部を負傷してから昏睡状態に陥っていたF1元世界チャンピオンのミハエル・シューマッハ（45）が、意識を回復し、フランスのグルノーブル大学病院から今後のリハビリに向けて自宅から車で30分ほどのところにあるスイスのローザンヌ大学病院に転院したことがわかった。ドイツのビルト紙によると、シューマッハはまだ話すことはできず、リハビリも数年とまではいかなくとも、数か月を要することになるかもしれないという。



129: スイスのバーゼルで開かれている世界最大の現代アートフェア「アートバーゼル」で、全裸で会場を巡るパフォーマンスを行うスイスのパフォーマンスアーティスト、ミロ・モアレ。今回のパフォーマンスには「The Script System」と名付けた。
彼女は今年の「アートケルン」では、アクリル絵の具を充たした卵を膣の中に入れて全裸で台座に立ち、シーツの上に産み落とす（YouTube）というパフォーマンスを行っている。



130-131: カナダのオタワで、PETAが抗議活動を行った。ネット黎明期にはパフォーマンスの過激さからあちこちで取り上げられたPETAだが、いまではFEMENにすっかりお株を奪われ、報道されることも随分少なくなった。




132-133: トロントで音楽専門TV、MuchMusicが主催する「MuchMusic Video Awards 2014」に登場した米国の女優、カイリー・ジェンナー（Kylie Jenner）。





135: 今週のマイリー・サイラス。



136-137: キム・カーダシアン。メキシコのプールで。




138: ひげを生やし始めたスティーヴン・タイラー。



139: 全米女子オープン。メジャー初優勝を果たしたミシェル・ウィー。



140: 中国の李克強首相が訪英。エリザベス女王との会談という中国側の条件を受け入れた英国は、李首相のために壮大な歓迎式典を催した。

中英関係はキャメロン首相が2012年にダライ・ラマ14世と会談したことで中国が猛反発。一時は関係が冷え込んだが、その後、キャメロン首相が中国との外交方針を経済優先に転換し、人権問題に触れなくなってからは関係が改善している。昨年のキャメロン首相の訪中では国内の原発の建設を中国に発注し、中国の原発売り込みの国際的な宣伝役を買って出たほか、訪中前に微博（中国版twitter）にアカウントを作って挨拶するなどして中国国民の好感を得ている。

首相会談では、中国向けのエネルギー供給の拡大や、英国の高速鉄道、原発への中国企業の事業参入の強化などが議論され、エネルギー、投資、環境、教育、ハイテク、金融などの多岐の分野で総額140億ポンド（約２兆４千億円）規模の商談をまとめた。

なお、世界銀行が中国経済の成長率を2016年までに7.4%まで鈍化すると予測、それとともに中国国家統計局の発表による不動産市況の指数の悪化から、ハードランディングの可能性も高まっている昨今だが、李首相はロンドンで中国経済の中長期動向に言及し、「ハードランディングに陥ることはない」との見解を示し、その理由として「工業化、都市化推進のなかで、発展状況の不均衡、地域間の格差は、それ自体が潜在力になっている」と説明し「長期的に、中国の景気は中・高速の成長を維持できる」と自信を示した。

李首相はこの後、ギリシャを訪れ、48億ドル（4800億円）相当の貿易投資協定を締結。国際市場に復帰を果たしたギリシャ国債を今後も買い支えていく意向を示し「中国は長期的かつ責任ある投資家であり続ける」と述べた。ギリシャのサマラス首相は3日間にわたって李首相の視察先に同行した。



141: 20日、日本の領海を含む竹島沖の海域で韓国は射撃訓練を強行した。訓練は北朝鮮の潜水艦の侵入を想定したもので、午前9時から2時間40分間にわたって行われた訓練には、広開土大王級駆逐艦（3200トン）、イージス艦栗谷李珥（7560トン）などの艦艇19隻、海上哨戒機（P-3CK）2機、リンクスヘリ1機が参加し、浦項級コルベットの（PCC: 1200トン）が軽魚雷の「青鮫」1発を発射するなどした。韓国政府に訓練の中止を強く求めていた日本の要求は無視された。

また、日本政府が20日に「河野談話」の検証結果を公表したことを受け、韓国政府はさまざまなルートで日本への圧力を強めようとしている。
韓国は検証結果の公表を「河野談話」を事実上、形骸化させるものだとし、大手メディアなどでも「河野談話を検証するなら談話を取り消せ（朝鮮日報）」「日本「河野談話検証を20日発表」　韓国「外交しないつもりか（中央日報）」などと強い論調で反論しており、とりあえずは、中国の習近平国家主席の来月初めの訪韓時にこの議題を取り上げ、慰安婦関連資料の国連教育科学文化機関（ユネスコ）世界記憶遺産登録に共同で取り組む姿勢を強めるものと予想される。



142: ウズベキスタン、カザフスタン、トルクメニスタンの中央アジア3か国歴訪を終えて帰国した韓国の朴槿恵大統領を待ち受けたのは、江原道（カンウォンド）高城（コソン）郡22師団GOP（前方哨戒所）における銃乱射事件だった。仲間の兵士たちに手榴弾を一発投げ、Ｋ2小銃を乱射して5人を死亡させ、7人人を負傷させて逃亡した犯人のイム兵長は23日、銃で自殺をはかったところで身柄を確保された。



143: 過去行った講演や中央日報紙の主幹として執筆した記事が親日的だったと批判を浴びている新首相候補の文昌克（ムン・チャングク）氏が、「河野談話」の検証結果を公表した日本政府に対して「慰安婦問題とは何か。反倫理的犯罪行為だ。だから全世界が怒っている」と批判するなど、自分は親日ではなく反日だというイメージチェンジに躍起になっている。
前日にも最も尊敬する人物は「安重根(アン・ジュングン)と、安昌浩(アン・チャンホ)」だと述べた文氏だが、リアルメーターが実施した緊急世論調査で「文氏は自主的に候補を辞退しなければならない」という反応は69.8%に達した。



144-146: 世界中で称賛された日本人サポーターの行動を聯合ニュース以外は報じなかった韓国メディア。
よほど口惜しかったのだろう。中央日報は、韓国対ロシア戦が行われたソウル江南（カンナム）区三成洞（サンソンドン）のパブリックビューで、試合後、サポーターが紳士的にゴミを片付けたと大きく報じて自画自賛した。ただゴミをゴミ箱に入れているだけにしか見えない画像で、ゴミは出来るだけ持ち帰ろうとかそういう考えはないらしい。

日本対コートジボアール戦が行われたペルナンブッコ州のアレーナ・ペルナンブッコで、試合後、日本人サポーターがゴミを片付ける画像は確かにバイラルになった。ブラジルメディアがこぞって取り上げ、日本における「教育」というものの質の高さを言及したものが多かったのに続き、ミラーやメトロなどの英紙、人民日報や搜狐、網易などの中国紙まで取り上げた。
ブラジルの公用語、ポルトガル語で検索すると多くのメディアがヒットし、記事に対するコメントも読むことができる。おおむね好意的で、中国紙でも「日本は好きではないが尊敬し、見習うべきところはあり、我々の規範とすべき」というコメントに多くのネットユーザーが賛同を示した。
しかし中国のポータルのひとつ、搜狐の掲示板では「日本人には『菊と刀』で述べられているように、外からどう見られているのかという、いわば世間的な好評価を渇望しているところがある。日本人の行動基準はすべて他人から見てどう思われるということを前提とするのだ。明治維新で列強のすごさを目にした日本は、一方で学びつつ、一方でその具現したものに対する評価を熱望した。それが政策や教育に影響して国民の習い性となっている」との分析が賛同を得たコメントのトップになっている。

また、日本対ギリシャ戦を生中継していた韓国SBSテレビの解説者が、日本人サポーターが旭日旗に似たフェイスペイントを行っていたのを見つけ、放送中に「戦犯のマークをスタジアムに持ち込むことは、入場チケットの価値を下げる。旭日旗とナチスは何が違うのか」と強く批判した。
ほかに韓国対アルジェリアの試合ではアルジェリアの選手の顔面にレーザーポインタが照射されるというできごともあった。





147: ロイター通信が、日本の「安倍政権を支持し、中韓を非難する愛国主婦団体」として取り上げた『そよ風』に関する報道に韓国の中央日報紙がすぐさま反応した。
ホームページによると『そよ風』は、「マスコミの偏向報道、教育の場での自虐史観授業等に日本の危機を感じています。もう男性達だけには任せておけない！日本を護る為に私たち女性は立ち上がります。先人達が命をかけて築きあげてきたこの素晴らしい国、日本を失わないために今、私達が頑張らないといけないのではないでしょうか」と主張している。

この記事のコメント欄では、「日本の最後のあがき。お前らは太平洋地震帯のすぐ上に住んでいて、地下深くではマグマの圧力がますます高まり、いつ富士山が噴火するかもわからず、地震によっていつ太平洋に沈むかもしれない恐怖から抜けだせないから、こういう輩が出てくる」「日本国民が戦争に突き進むことを憂慮する。隣同士仲良く過ごそうとしているのに自分たちの過ちを知ろうともせず、どうすれば治るのか。日本人よ、君たちの祖先は韓国人だということを知ってる？本当に情けない」といったコメントがまあいつもの如く並んでいる。



149-149: ワールドカップの本戦に出場していない北朝鮮だが、パブリックビューは市民に人気だ。





150: 21日、北京市の清華大学が主催した第3回「世界平和フォーラム」に鳩山由紀夫元首相が出席、「安倍政権および最近の与党のいくつかの言論は、中国と韓国の国民を大きく刺激している。両国の国民を憤慨させていることに私は深く憂慮している。徒党を組むだけの安部は結局、天につばを吐いているだけだ（搬起石頭會砸到自己的脚：相手に落とそうとした石を自分の足に落としてしまう）」などと述べた。



151: ワールドカップ、ブラジルのサルヴァドールで行われたドイツ対ポルトガルの試合を観戦するドイツのメルケル首相。
4-0で圧勝した試合を見守ったメルケル首相は、試合後のロッカールームに立ち寄り、ドイツの勝利を祝った。



152: オバマ大統領は13日、ノースダコタ州キャノンボールにある、スタンディングロックス・スー族保留地を訪れた。ネイティブアメリカンの保留地を訪れるのは大統領就任以来初めてで、米国の大統領としても15年ぶりになるが、ホワイトハウスで毎年、ネイティブアメリカンとのミーティングを開くなど、オバマ大統領はこれまで先住民族との緊密な関係を維持してきている。大統領の左にいるのは、スー族のデービッド・アーチボルト議長。