とても心地よい感触。
今は鉛筆を使う機会が減っていますが、この間ホルダーを見つけて買ってしまった。
短くなった鉛筆をはめて使うホルダー。するとついつい鉛筆をはめて書きたくなってしまう。
で短くなるとカッターで鉛筆削り。仕上げに芯をカッターで削りだすと久しぶりのあの感触。
じゃあ私もこういう作品を作ってみるか!
ちなみに印鑑を自分で彫ります。実印はお手製。依頼されて数個作りました。
筆で書いた作品への落款もお手製。
印影にはとてもこだわりがあり、それなりに文字の勉強はしています。
文字と外枠との接続位置に配慮し、それだけは祈りを込めて彫ります。
楽しいのは工具作り。彫り作業に使いやすい彫刻刀を自作します。
印材は中国物産店で購入。その印材(石)の彫るときの感触も気持ちがいいのです。
わたしなどは実印も街の安いはんこ屋さんで作ってもらったクチ。そのくせ実印なんか生涯でも使う機会は滅多にないのに高すぎだとブーブー文句をぶつけていました。 :oops:
Pencil Sculpture、もしいい作品が仕上がりましたら、ぜひともお送りくださいね。
あ、でも捨ててしまって画像も残してないですよね?
技術も凄いけど作品のアイデアも楽しい
学生の頃ヒマでトンボの鉛筆にトンボ彫ってた(マークの脇に)
すぐに自分のだって分かるよ
それにしてもこの時代、表札にもサンドブラストが使われるんですね。
うーん…。
凄いですね。
その彫刻刀も是非見てみたいですね!
そこまで拘りを持って行っていると言う事は
他にも面白そうな物がありそうな予感。
一応自分も職人なんですが道具もやはり大事ですね。
欠けたりして不要になった彫刻刀の刃先などを加工して使います。
先端はとても小さなものです。別に薄い刃にする必要はなく、
エッジが勝負です。
その他、普段使っている彫刻等は鋼製です。
割と木を削る機会が多いのですが、鋼の切れ味は最高です。
包丁は本割込み。
ステンレスの間に鋼を挟んだもので、側面は錆びにくく露出する
刃先は鋼というもの。
ステンレス包丁とは切れ味が違う。
これまで包丁は2000番砥石でピッカピカに仕上げていましたが、
最近は250番くらいの粗い砥石で一なで仕上げしています。
ルーペレベルで刃先を見ると先端がギザギザになってしまいます。
本当は肉野菜の細胞を大きく壊してしまうからいけないのでしょうが、
切れ方が気持ちいいのです。
はさみも刃先がギザ刃のものを使うことがありますが、刃から対象
が逃げないので切りやすいです。
この間、お客様の奥さんと包丁の話になり、奥さんが刃の欠けた
包丁を持ってこられた。家に持ち帰り無料で研いであげた。
お届けしたら早速台所でなにか切りだし始めた。
出てきたのはたくあん。
パリポリ戴いていると目の前で満面の笑み。
「もの凄くよく切れました!」とお喜びのご様子。
契約もうまくいきましたとさ :wink:
記事に出ている鉛筆は芯が太いタイプなので比較的楽でしょうね。
お見せできるような作品ができたらチキータさんに連絡しますね。
デジカメが普及する以前は作品を写真で残すこともなく、殆んどが
消えていますが、デジカメを使い出してからは殆んど記録を残しています。
どこかに写真を出す目的でもなく、自分でこういうのをやったという記録
なので、写し方は適当です。文化祭のときのマグリットの絵もその一つ。
油絵を始めたばかりの頃の練習作ですから、額に入れて眺めてみたが
とうの昔に人にあげました。
実はお見せしたい作品は沢山あります。
表札もよく作ります。木製やガラス製。ガラス製のなんかは60cm×40cm
位のものを得意としており、お名前の文字(書体)や装飾は依頼主と何度も
やり取りしてデザインしています。
デザインが決まったらマスキングシートを全面に貼り、文字部分などを切り
抜いてそこだけガラスを露出させます。
そして工場に持ち込みサンドブラスト加工します。すると墓石の文字のように
削り取られ、文字に立体感がでます。その削られた文字などに特殊なインキ
で色を塗ります。表札なので極めて耐候性の高いタイプのインキを使用。
中央にレイアウトされた文字の周りには花をデザインして、それも複雑に
掘り込んであったりと、趣味の世界とは言え3万円くらい戴いております。
そんな写真も印鑑もあるのですが、名前が入っているのでお見せできません。
残念
「またもったいない事して!」って怒られるんだ…
無理です。器用な人は世界中に沢山います。
点描だって印鑑彫りだってみんなやらないだけ。やれば誰でもできます。
ただ、鉛筆彫刻は本当に以前から挑戦してみたかったのでただ今
案を練っています。先ずはトレーニングとして他人の作品と同じものに
挑んでみたいのですが、芯の太い鉛筆が手元にない・・・
オーバーホールするレンズ3個と不具合カメラ2台をやっつけてから
是非やってみます。
表札のサンドブラスト加工にご不満のようですが、どうしても墓石の
イメージが付きまとうからでしょうか?
相手はガラスなので彫刻刀、ノミ、カンナは使えません。
ガラスを溶かすフッ酸は危険過ぎるし。
出来た表札は当然玄関に設置するのですが、玄関ドア横の壁にドーン
と取り付けます。どの御宅からも同様の声が届きます。
訪問してくる人や宅配、郵便の配達員までみんなが驚くそうです。
いちいち説明するのが面倒になってきたと笑いながら話してくれます。
ガラス製の墓石を提案している業者もあるらしく、時代の変化とともに
素材の変化もあるものです。何より作っている私は心を込めて文字を
デザインし、満足したものをお渡ししています。作り手が満足しないものを
お渡しする訳にはいきません。他の加工方法の選択肢がなく、今後も
サンドブラストになるでしょう。
私の表札は機会があれば是非見て頂きたいです。
イメージが変わるかもしれません。
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そう思います。
さすがですね。