2013.01.24 (Thu)
自作した透析機で13年間、自分で透析を続けてきた男性―江蘇

―Daily Mail(英)、河北新聞網(中)
週に3回、胡頌文は自宅のトイレにこもって手製の透析機(中文では血透機)を動かします。今月初め、江蘇省南通市海安県曲塘鎮に住む男性、胡頌文が台所用品や古い医療機器を組み合わせた手製の透析機を使って、これまで13年もの間、自分で透析を続けてきたことが微博などで話題になりました。
透析機を自分で作ったのは、もちろん医療費を抑えるため。通院すれば1回あたり400元(約5,700円)かかるところを自宅で透析すれば60元(約860円)で済むのです。ひと月に13回透析したとして1000元もかかりません。

胡頌文が尿毒症と診断されたのは、1993年のことでした。しかし透析治療を始めたものの6年後に貯金が尽きました。そこで考えついたのが透析機を自作することでした。
まずは腕から血液をポンプアップし半透膜を通して透析器に導きます。透析器にはこれも胡頌文が塩化カリウム、塩化ナトリウム、ナトリウム炭酸水素塩(重炭酸塩)を純水と混ぜ合わせることによって作った透析液がポンプで圧送されます。濾過された血液は再びチューブで胡頌文の体内へと戻されます。
胡が透析液を作るのに滅菌水を使わないため重篤な感染症を引き起こす可能性があると医者は警告しますが、現在81歳になる母親との2人暮らしでは、透析機を自作することしかなかったと胡頌文は言います。
微博ではさまざまな意見が取り交わされました。透析治療のコストが減るという利点、ほかの患者が危険な処置を安易に真似をしなかということ。実際、同じく腎臓病を患う胡頌文の友人2人が透析機を自作、使用した後に亡くなってもいるそうです。
このことを知った現地政府は、医療費を扶助する決定を下しましたが、いちばん近い病院でも距離があり、混んでいるからと胡頌文はこれまでのやりかたを変えるつもりはないそうです。



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13年もこの方法で問題なくやってきたら、そりゃ病院なんてばかばかしくて
行けないでしょうね。
でもそれは、彼がものすごい強運の持ち主か、あるいは強靭な免疫やら
自然治癒力の持ち主なのでしょう。
いつか地球規模の天変地異が起こって人類が存続の危機に瀕するとき、
生き残るのは彼らのような生きる底力のある人たちなんだろうと思えてならない。
その強靭な遺伝子を、ぜひとも次世代に残してほしいな。独身のようだけれども。
汚い環境にいたらある程度の免疫力はつくでしょうね
不十分な透析でも生きて行けるレベルの状態で単に血液循環させてただけ・・・というなら感染症おこさなきゃ生きて来れたのも頷ける。
着ている服から相当寒そうな環境だ。トイレなら常時水分があるから以外に湿度があってウイルスや細菌感染の防止になるかもしれない。不潔さと言う意味では掃除ができてれば普通の部屋も大差ないし。
それにしても床きたないよう…
こんな例もあるのか。世界は広いな。
ロボット作ったとか、飛行機作ったとか
どこでそんな技術力を身に付けるんだろうって思う
何らかのトラブルが起きた際、家人が反応して適切な対応が取れるならいいかなとも思う。
自作云々は別にして、病院で治療するのではなく、
個々がそれぞれに「対応」できるのは素晴らしい進歩だと思う。
糖尿病のインシュリン注射然り、自身で頑張るのは悪くはないと思います。
衛生面うんぬんより血管の処理とかはどうしているのだろう? 自分でやってるのか?
だとしたらそっちの方がすごい。
日系も何社か進出していて、それほど田舎ではないイメージです。
この記事ですが、全部ウソとは言わないけれどちょっと大げさだったり
まぎらわしかったりするのかなぁ?
俄かには信じられない話ですねぇ。
13年もこんな生活をしていたかもしれないことと比較して考えると、
むしろ嘘であって欲しいと思いますねぇ。
中国でどれだけの人が人工透析受けられるのだろうか。
日本の遥かナナメ上をいっている。
危ない透析でもやらないよりは長生きできるんだろうな。。
お金を渡すより往診してあげることはできないんだろうか
ま、中国にしては珍しく地元政府が金出すって言ってるみたいなのに、
本人が好きでやってんだからもうそっとしとくしかないよね
日本なら透析費用の自己負担なんて限りなく安く済むのに
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菌やウィルスに超人的に免疫があるのか。