2013.05.27 (Mon)
ヒップ増大を夢見てシリコン注入したものの、感染症で手足を失った女性―米

―The Sun (UK)―
闇の美容形成術士、とりわけキム・カーダシアン、ジェニファー・ロペスといった極端な曲線美にあこがれる女性に対し、ヒップ増大を行う無資格医の現状については以前にも幾つかご紹介しましたが、今回は臀部へのシリコン注射で臀部はもとより手足までも失ってしまった女性のインタビュー記事です。
女性の名は、エイプロ・ミシェル・ブラウン(Apryl Michelle Brown)、ロス在住の46歳の元美容師です。彼女が臀部に注射されたのは浴室用のシリコンシーラントでした。
エイプロは述べます。
「自惚れの代償は非情なものでした。その上生涯続きます。でも誰のことも責めたくはありません。すべて自分で招いた結果です。これから話すことは、こういった一時しのぎの手術の危険性と警告です」。

「ジャネット・ジャクソンやジェイロー(ジェニファー・ロペス)のようになりたかったのかもしれません。どうしたら(そうした曲線美が)手に入るのかも知りませんでしたたけど、とにかく大きなお尻が欲しかったんです」。
こう語るエイプロは2004年、経営する美容室に客としてやってきた2人の無資格医との会話から、臀部に薬物を注
入することによってヒップ増大を行う方法があることを知ったといいます。
「2人のうちの1人が、どうやって友達のお尻を大きくしたかについて話してくれました。その時の私は、彼女との出会いが奇跡だとさえ思いました。あとで彼女の友達のお尻を見せてもらって本当にすごいと思いました。すぐに私もやってもらおうって決めました」。
無資格医に650ポンド(約10万円)払ったエイプロですが、注入されたのが工業用のシリコンだと知ったのはずっと後になってからでした。
「何も知りませんでしたし、また調べようともしませんでした。うぶだったとも思いますし、不安だったのに相手に任せっきりのところもあって混乱していました。手際のいい彼女は私の目にはプロに見え、悪い結果になろうとは夢にも思いませんでした」。
「彼女は彼女の娘のベッドに私を寝かせ、私のお尻を見て3回か4回の注入が必要だと言いました。
最初の注入には1時間近くかかったと思います。『そんなに痛い?』彼女が私に訊いたことを憶えています。それほど痛い表情をしていたのでしょう。まるで神経の束の中に無理矢理押し込むような痛みでした。その日はそれで終わり、数週間後に2回目の注入を行いました」。
2回目の注入を終えて帰宅しようとしたエイプロは「自分はいったい何をやているんだろう」と思ったといいます。以来、エイプロが無資格医の元に通うことはありませんでした。
2回目の注入の数ヶ月後、エイプロの臀部は堅くなりました。また黒ずんでもきました。恥ずかしくて医者に行けなかったという彼女はそれから4年間、偏頭痛や出産時の痛みにも似た激痛、体の不調などに悩まされ続けたといいます。
やむにやまれず、エイプロが恥をしのんで向かった病院でしたが、外科医2人が出したのは、今シリコンを除去するのは危険だという診断でした。日夜襲う痛みに耐えかねていた彼女は、それでも尻の固まりを取って欲しいと懇願しました。
臀部を大きく削ったにもかかわらず、手術は感染症などにより失敗に終わり、生死の淵をさまよったエイプロは壊死してしまった手足を切断する羽目に陥りました。
「私は大声で泣き叫びました。流れる涙が止まりませんでした。粗悪なシリコン注入による合併症で、お尻までか手や足までなくしてしまったという現実を受け入れなければなりませんでした。私はお尻を大きくしたいと望んだ恥辱と罪の意識に苛まれました」。
彼女の入院は半年に及びました。
退院するにあたって何かポジティブなものが必要だったと語るエイプロは、パラトライアスロン(障がい者トライアスロン)を人生の目標に決めたといいます。
「もしそれが出来たら、どんなことだって出来ると思ったんです」。
エイプロは退院後、週に6日のトレーニングをこなし、義足を付けて歩き、泳ぎ、自転車をこぐことを覚えました。痛みと辛さに耐える毎日でしたが、ひと月ほど前、エイプロはついに3マイル(約4.8km)のラン、10マイル(1.6km)のバイク、150メートルのスイムをほぼ完璧に成し遂げることができたといいます。
「子供たち(ダーニャ: 22、コートニー: 21)といっしょにゴールしたときにはうれし涙があふれました。私は(施術した)彼女たちを訴えようとも補償を求めようとも思いません。私が生き残ったのは、私の苦い経験をみんなと共有するためだったと思っています。それは闇で手術を行う危険性。私が得た教訓は、自分をもっとよく知るためには、自分を含め他人をも愛すること、です」。エイプロはこう締めくくりました。


でも闇医者は晒す意味も含めて、一応訴えた方が良くないか?
最初の感染症の悪化も、ひどい痛みなのに医者が除去手術を躊躇せざるを得なかったのも、最終的に四肢が壊死したのも全部、糖尿病だけで説明がつくよ。
全く違うものですから。シリコンとして商品記載されているものもありますが、
不適切な表現ですから。
”粗悪なシリコン”という表現部分が気に入らない。
工業用としては品質に問題ないシリコーンだったはず。
用途を間違えた訳ですよね。シリコーンは悪くない。
シリコーンにはうるさいし、私はシリコーンの味方。
無資格医は知らないで選択したのか、知ってて選択したのかを知りたいな。
どっちも考えられるけれど。浴室用シリコーンはだめでしょ。
防カビ剤配合だから体には絶対危険!! ダメ!絶対!!
>それは闇で手術を行う危険性。
ならば訴えて、賠償金を貰うべき。
そしてその賠償金を元に、
無資格医による医療被害を世界に発信する。
それこそが苦い経験を共有することになるし、
闇で手術を行う危険性を伝えることになるもの。
英語で書けばどちらもsilicone
用途によって、混ぜ物はまったく違ってきますけどね。
シリコンは珪素で半導体。
シリコーンは樹脂。
樹脂をシリコンと言っているのは、布粘着テープをガムテープと呼ぶ馬鹿と同じ。
ガムテープは全く別のものなのに、言いやすいからでしょう。
それと同じ。明確に区別しないことは困ったことになる。
歯医者で、フッ酸とフッ化水素とを間違えて少女を死なせたでしょ。
シリコーンの場合、日本では両者は区別しようと工業会が決めています。
ガムテープ馬鹿がシリコンって言うから定着しちゃうの。
wikipedia>フッ化水素とは、水素とフッ素とからなる無機化合物で、分子式が HF と表される無色の気体または液体。水溶液はフッ化水素酸と呼ばれる。フッ酸とも呼称される。
歯医者さんが間違えたのは、NaF(フッ化ナトリウム)とHF(フッ化水素 酸)ね。
その血液の循環に目をつけたのが「血液さらさら商売」だ。だまされてはいけない。生タマネギをヒト齧りする方がどんなサプリより効くんだと。
私はフッ酸で指を失いましたから、そこそこ分かってはいるんです。
最近指が言うことを聞かなくて。意思より早く動いて。
ご指摘ありがとう。
紹介されているエピソードもご立派だけど、
私の狭い心にはちっとも響かない
顔に巨大な腫瘍があるインドのオジサンは、
写真だけでもジンと来たけど
(そうは思えないけど)手足4本は同時に壊死になったのかな
そうじゃなくて早く受診してたら全部切断しなくても済んだかもってことだったら残念だ(それとか指先の方だけで済んだかもしれないし)
手足ともかなり深く(長く)失っちゃってるものね…
と書いてからこの人のサイト見てきた
映像があったけど、義手も使ってて、表情豊かでしっかりした声の人だった
1 | 150710さん
そういうのって保健所に連絡とか…
ございますだろ。てめーは。
これがたぶんアスペルガーってやつなんやろなあ
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