2013.05.19 (Sun)
国王からの求愛を拒み、イギリスに逃亡した女性―スワジランド

―Daily Mail (UK)―
国王ムスワティ3世(King Mswati III: 45)に見初められようと、年1回、数万人の処女がトップレス姿でリードダンスを踊る催しがあることで有名なスワジランド。
国王の目にとまり、14人目の妻となって宮殿に入ることが多くの若い女性たちの夢であるのに対し、ティンツワーロー・ンゴベニ(Tintswalo Ngobeni: 22)は、それが恐ろしかったと述べます。
ンゴベニが国王からの求愛を受けたのは、15歳、今から7年前のことでした。

「王族の一員になりたいかどうか訊かれました。私は恐れを感じたことについては話しませんでした。ただ、自分のなかで自分自身の人生を国王に捧げる気持ちがないことに気づきました。
王妃たちは厳重な警護のついた宮殿で暮らしていて、外出するには国王からの許しを得なければなりません。王妃たちが唯一できることは、年に一度、アメリカにショッピングに出かけることと聞いています」。
私立の全寮制の学校でこれまで快適な学園生活を送っていたンゴベニですが、残念ながらそういった暮らしももう諦めざるを得ませんでした。彼女の保護者だった叔母はンゴベニをイギリスに逃がしました。バーミンガムにはンゴベニの母親がいました。母親は5年前に父親からの虐待を逃れて移り住んでいたのです。
「これまで国王を拒んだり、国王の言うことに背いたりした人は誰一人としていません。ですから私は国王の目の前から姿を消そうと思いました」。
しかしイギリスに脱出したンゴベニは、次第に故国スワジランドの体制による弾圧を発信していくようになりました。国王の独裁で、反対政党を作ることは許されず、活動家たちは逮捕されるか暴行を受けるのがスワジランドでは日常です。最近ではロンドンのスワジランド大使館の前で、仲間たちと週末に抗議のデモを行うようになったというンゴベニは一方で、以前よりも身の危険を感じるようになったといいます。
「故国に戻れば私は逮捕されるでしょうし、ひどい場合には拷問を受けることもあるかもしれません」。
ンゴベニは故国に送還されることを恐れています。2007年に申請した政治的亡命の嘆願は2011年に却下されました。
先月、当局に逮捕されたンゴベニは、イギリス国境局の入国者収容センター(immigration detention centre)に連行されましたが、TUC(イギリスの労働組合会議)およびバーミンガムの労働党議員の働きかけで釈放されました。
現在、13人の王妃をもち、27人の子供の父親でもあるムスワティ3世は、一昨年のウィリアム王子とケイト・ミドルトンとの挙式、そして女王陛下の即位60周年記念式典に招かれました。また昨年には、6番目の王妃が虐待を理由に宮殿から逃げ出したと伝えられています。

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自分の人生なんだから自分で決めなきゃ
頑張って
適齢期の1/3の女性は何らかの性的暴行を受けているが、コンドームの配布は文化的な問題で禁止してるとか。
HIVだけでなく結核も問題になっていてなんとこの21世紀に感染者の死亡率は18%、それもそのはずで対剤性結核菌がほとんどなんだそうな。
外務省の情報では特に注意すべき事項無し、
治安は比較的良いという話しもあるが。
一方で。そんじゃ完全民主化したらこの国が上手く行くのかどうかに関しては疑問にも思ったりする。
ちーさな中国なのかもしれない。
踊ってる集団の中では目立ったことだろう
>年1回、数万人の処女がトップレス姿でリードダンスを踊る催しがあることで有名なスワジランド。
45歳にもなって処女性に拘るわ、
13人もお嫁さんを持つわ・・・
イギリスの式典に出席している間に、クーデター起こせばよかったのに。
でもさ、日本の同族会社のぼんぼんとかも同じね。
ふられた腹いせを権力振りかざすって、ちっちぇ〜王様だよな。
亡命却下されたのが可哀相だ
嫁が若くなればなるだけ増えるってデータもあるね。
そりゃそうだわな。若い嫁貰っても、肝心の種が劣化していく訳だし。
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