--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 | EDIT

2012.10.08 (Mon)

膣も乳房もないキャムガール

121008f1.jpg

Efukt.comVice.com
彼女の名はサリー。アメリカ在住の26歳は自らを「DamageDolly(壊れたお人形さん)」と呼ぶ。ウェブカメラ・ストリッパー、有料サイトでバーチャルセックスの相手を務める彼女には膣も乳房もない。
彼女の話をきちんと理解するのは難しいものの、多少なりとも筋は通っているように思える。サリーに興味をもった我々は、彼女にインタビューを試みた。

121008f2.jpg

サリーによるとクローン病を患ったのは14歳の時だという。クローン病は、口腔から肛門までの全消化管に、非連続性の慢性肉芽腫性炎症を生じる原因不明の疾患(以上Wikipedia)だ。現在までのところ、発症する仕組みは分かっていない。このため、サリーは2006年、20歳の時に人工肛門形成を受け入れた。
「一時的な対処だということだったんだけどね、まあ恒久的なもんだとはわかっていたよ」。サリーは言う。

性生活にはもちろん多大な影響を与えた。クローン病と慢性的な炎症はサリーが18歳のときに最もひどく、膣が大きく垂れ下がった時のことを、彼女はまるで膣の象皮症のようだったと形容した。2007年、彼女は外陰切除を受け入れた。
2008年、妊娠中に行われた2つの手術を含め、都合6つの手術を受けた彼女は、クリトリスや小陰唇など外性器の大部分を失った。

121008f3.jpg現在、4歳になる子供の父親は、サリーにしょっちゅう暴力を振るったという。「まだ父親と一緒に住んでいる、意地が悪くて卑劣な男よ。当時、2人は薬漬けだった。主に使っていたのはメタンフェタミン。妊娠が分かってからあたしはやめたけどね」
入院中、看護婦に打ち明けたことがもとで家庭内暴力があったことを報告され、子供は取り上げられた。最初に親権があったのはサリーだが、彼女に精神疾患があることが指摘されて後は、親権は父親の側に移った。

こうしたことから、サリーはヘロインに手を出し始める。2010年10月から2011年3月までヘロインを使用していたという彼女は、2011年の2月に乳首にピアスをしてもらった。
「かわいいと思ったのよ。でもヘロインに酔っていて、体のケアなんてまるで頭になかったわ」。サリーの胸は6月には豊胸手術でも施したかのように大きく膨らんでいた。ピアスによる炎症だ。治療は功を奏さず、激痛が止むことはなかった。彼女は痛みと引き換えに乳房を失うことを選んだ。

121008f5.jpg

乳房の喪失が彼女のアイデンティティに及ぼす影響について訊かれた彼女は、「それは膣を失ったときには女でなくなったことを感じたけれど、今回はそれに比べればスズメの涙のようなものよ。むしろ外見は女性で内面が男性だという両性を得たようにも感じるわ。日常の振る舞いもちょっぴり男の子っぽくなったんじゃないかな。とにかく胸がなくなったということに対してはそれほど感慨はないけれど、ヘロインに手を出したってことは悔やみきれないわね。くそったれよ」と言って笑う。

121008f6.jpg

サリーは子供の父親と別れてからキャムガールとして金を稼ぐことを覚えた。
「最初は『ミーム(Meme)』の意味さえ知らなかったし、IRCのチャットルームに行くようになっても相手の男性が言う『Tits or GTFO(= Show Your Tits or Get The Fuck Off: おっぱい見せろ、じゃなきゃ失せろ)』なんて言葉がいったい何を指しているのかもわからなかったわ。それでおっぱいの画像を送ったの。相手があたしのおっぱいを見たいと思ったのね。でも違ったわ。単なる釣りだったのよ」と語る彼女は、次第にチャットルームに入り浸るようになり、やがてはキャムガール、ウェブカメラ・ストリッパーとしての役を楽しむようになっていく。

121008f7.jpg

カメラの前で演じてもサリーは最初、裸にはならなかった。
「シャツを上げて胸は見せるの。でもお腹は絶対見せなかった。ずっとそうしていたかった。だって引かれたらイヤだもん。でもある晩、常連の1人がどうしてもあたしの裸が見たいって言うの。悩んだけど結局は見せることにした。そこで何かが吹っ切れたような気がしたわ」
自分はノーマルではない、罵声を浴びせられるものとばかり思っていた彼女の予想は外れた。「もしこうした経験がなかったら、いまだにあたしのことをきれいだと言ってくれ、あたしに対して代金を払ってくれる人がいるなんて想像もつかなった。だってあたしは自殺寸前だったのよ」。


※今回のネタは読者のあをきさんが送ってくれました。ありがとうございました。

Weird News | (19) comment  EDIT

Comment

悲惨
裸族のひと | 147830 | 2012年10月08日 20:34 | URL 【編集する】

強い人だ。寿司でもおごってあげたいね。
裸族のひと | 147834 | 2012年10月08日 21:07 | URL 【編集する】

顔はすげえ美女だな
乳首ピアスのくだりは自業自得
裸族のひと | 147835 | 2012年10月08日 21:11 | URL 【編集する】

やっぱ怖えーんだな乳首ピアスって
気軽にやるもんじゃねえな
名無しさん | 147836 | 2012年10月08日 21:17 | URL 【編集する】

ヘロイン中毒者は必ずヘロインに
手を出したことを後悔している


良い子は真似しないでね☆
ベーゼマシーン | 147837 | 2012年10月08日 21:18 | URL 【編集する】

このHEAVEN見てると時々難病の話が出てきてすごく勉強になる。
クローン病で画像検索すると相当ヤバい病状だという事もわかった。特に消化器官の末端である肛門の病変。こら人工肛門になるわ。

覚せい剤が発症の引き金になった可能性もあるかもしれんし、おそらくこの人ヘロインはやめられないだろう。
やっぱし薬は良くないね。
地球外のヒト | 147838 | 2012年10月08日 21:21 | URL 【編集する】

裸族のひと | 147834 さん
}強い人だ。寿司でもおごってあげたいね

彼女の好物はまさにその「寿司」だそうです。http://profiles.myfreecams.com/damagedolly
どうぞ、大トロでも奢ってあげてくださいね。
チキータ | 147842 | 2012年10月08日 23:08 | URL 【編集する】

あをきさん
チキータさん
ありがとうございます。

けっこうひどい病気になってしまったのね・・・

とりあえず膣が残っている間にお子さんができてよかったとは思うけど・・・
なあああああああんだろうな・・・・・・・・・・・
タナトス | 147845 | 2012年10月08日 23:37 | URL 【編集する】

なんとなくこういう小説があったような気がする
裸族のひと | 147881 | 2012年10月09日 10:42 | URL 【編集する】

垂れ下がったという膣や外陰部以外の機能はあるんじゃないかな。記事を読む限り
裸族のひと | 147882 | 2012年10月09日 10:43 | URL 【編集する】

まぁ、がんばれww
ankoku | 147887 | 2012年10月09日 11:02 | URL 【編集する】

秋元才加に似てない?
sasa | 147894 | 2012年10月09日 11:28 | URL 【編集する】

顔は美人でよかったね。
これで顔がブスって例のほうが多いだろうからな。
名無しさん | 147895 | 2012年10月09日 11:30 | URL 【編集する】

子供を産めてるだけでも良かった

クローン病もここまでなるのか
こんなに悲惨になるなんて

薬物を肯定はできないけど
手を出した彼女の心中は察するにあまりある
ピー汰 | 147902 | 2012年10月09日 12:56 | URL 【編集する】

わぁ、取り上げていただきどうもありがとうございます。
あをき | 147915 | 2012年10月09日 14:09 | URL 【編集する】

美人だな
土屋アンナに似てる
裸族のひと | 147949 | 2012年10月09日 18:32 | URL 【編集する】

膣より人工肛門だろ
これが一番キツイ
裸族のひと | 147954 | 2012年10月09日 19:25 | URL 【編集する】

なかなか壮絶な生き様だ。
裸族のひと | 148003 | 2012年10月10日 01:07 | URL 【編集する】

よく分からんけど、子どもはできて良かったね!!
今子供はどうしてるんだろう・・・
こうやって壁一枚乗り越えて吹っ切れた人って強いよね。応援する。
r | 148347 | 2012年10月15日 16:43 | URL 【編集する】

コメントを投稿する

(ハンドル無記名の方は「裸族のひと」と表示されます)

▲PageTop



 | HOME |