2011.10.17 (Mon)
「天下第一村」 - 中国一裕福な村「華西村」 (27p)

―PO PLANETE RU(露)、百度百科(中)―
一連の画像は、先に72階建ての超高層ホテルを開業させた華西村。
村のサイトには堂々と「天下第一村」の銘が打たれる同村は、30平方キロに5万人(日本版Wikipediaの「面積0.96平方キロ、人口1520人」は1996年の統計。2003年に周辺16の村と合併し、現在では華西新市村としている)が住まう、江蘇省江陰市華士鎮にある中国一裕福な村なのです。
開村50周年の記念事業では龍希国際大酒店の他に天安門と万里の長城が村に再現されました(上下画像)。

郷鎮企業(町村経営企業)を推し進める呉仁宝(画像、下から3番目)は「少分配、多積累,少拿現金、多入股(分配は少なく、蓄積は多く、支給は現金よりも株式で)」といった原則を打ち立て、徹底的な集団主義的経営を行いました。
労働分配比率は30%。利潤の3割が郷鎮企業の職工たる村民に支給され、残る7割は企業の回転資金に回されるのです。賞与は3カ月分。しかし現金では支給されず企業の株式で代替。翌年に配当が出ればそれを受け取れます。
また超過利潤に関しては2割が村に、8割が企業に割り当てられ、企業割り当て分の10%が工場長に、30%が役職に、同じく30%が従業員に、残る30%は企業に蓄えられます。
70年代末期の改革開放路線にうまく乗じ、鉄鋼、紡績、ハイテク産業を誘致、推し進めていった華西村は、58の企業を郷鎮企業とし、潤沢な資金を形成、世界でも稀に見るビジネスモデルとして、多くの視察団を受け入れています。
村が豊かになれば次には人材の育成。開村時には高等教育を受けた者が皆無、非識字者の多かった華西村ですが、現在では英語はもちろん日本語、ロシア語、ドイツ語などを話せる人材を育成、それとともに文化的な側面にも資金を投じ、村民の教養を高めることに腐心しています。
ちなみに村民はほとんどが海外旅行の経験があり、村には軒並み高級車が駐まっています。
華西村名義で株式上場を果たしている村では、分配金により住居、食材、光熱、医療費など生活必需品がすべて無料。村民の蓄財にひと役買っています。もっとも村人たちの平均月収は、途方もない配当をもたらしている賞与を除けばわずかに1500元(約18,000円)程度なのだそうですが。

























今現在この地域に住んでいる人々のモラル?民度?はどんな感じなんでしょうね。
開村100周年にはドリームランドみたくなってるかもしれんからな
犯罪を犯した村人は株券すべて没収だそうです。もっとも1人あたり平均1億円もの蓄えがあれば、痴情以外さして犯罪を犯す動機も見当たらないのかもしれませんね。
ちなみに周辺の村から出稼ぎに来ていた職工が畑からびわを8個盗んだのが発覚。1200元(約15,000円)の罰金をとられたそうです。
村民はみんな同じように働き同じように豊か。
これって、共産主義の目指した理想の実現、成功の形なのかな。
毛沢東らの立派な像を作っているし、紅領巾巻いているし、共産主義の村なのは間違いないだろう。
共産主義は、小さな社会でなら可能だと思う。
平等であることが至高と思える、同じ志を持つ人たちだけであれば、競争も差別もない穏やかな生活が送れるのだろう。
ある意味民意が高くないと実現できないと思う。
あまり欲張らずに(欲が出ると共産主義が崩壊するから)、のんびり独自の成長を保ってほしい。
住むのは遠慮したいところだけれど、一度は遊びに行ってみたいな。
国とは
考えてしまうわね
どんなに豊かに金持ちになっても人を助けるという精神は忘れないで欲しい
大国が良い見本を見せれるようになれば世界が変わるはず
村と言うよりただの企業だなw
あれからずごく発展し豊かになってますねー
村長ももちろんへんなぼろっぼろの家に住んでたような。
そのころはまだ村民全員に一戸建てが行き渡ってないころで
村民が豊かになるまでは私はそのままでいるという村長に、奥さんちょっと残念そうな表情だったの覚えてる。
そんなことより、轢かれた子供助けるくらい出来る、人としてのモラルを持ってほしい。
心が貧しすぎる。
特に能力が高いわけでも無いのに、、同じ中国の最下層の人からしたら
殺意が芽生えてもおかしくないと思うんだが、、中国はうまくやってんの?
こりゃバブルだ。いつか弾ける。
村民が等しく高い生活レベルを保障されているのがすごい。
でも賞与を株式で、というところに一抹の不安を感じたり…。
建築物は従来のチャイナクオリティだったりしないよね…。
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