2011.05.18 (Wed)
25キロもの腹水が腹腔にたまった女性が、手術費が払えないため、包丁で腹を切って腹水を排出―重慶市

―新華網(中)―
50斤、25キロもの腹水が腹腔にたまった女性が、手術費が払えないために自ら包丁で腹を切るというできごとがありました。
この女性は重慶市九竜坡区石坪橋五一新村に住む呉遠碧(53)で、腹を切ったのは今月8日、奇しくも母の日のことでした。
呉遠碧と夫の曹雲輝はキ江龍勝鎮の生まれ。結婚すると共稼ぎをしながら生まれた2人の子供を育て、一家4人で十平米足らずの小さな小屋で暮らしていました。
やがて子供たちは小学校に入学。成績もまあまあで貧しいながらも小さな幸せが訪れた家族にとつぜん不幸が降りかかります。
1994年のことでした。呉のお腹がとつぜん大きく膨らみはじめ、すぐに歩くのも困難になりました。町の診療所などをあたりましたが原因はわかりません。多大な診療費をまかなうため、子供たちは中退を余儀なくされます。貯金も底をついた98年、ようやく病名がわかりました。呉は「布加総合症――バッド・キアリ症候群 Budd—Chiari syndrome)で、すぐにたまった腹水を抜かなければ腹腔がはじけ、命にもかかわるという診断でした。
近所の人々は急に姿を見せなくなった呉に対し、どこかに引っ越したのかとも思っていたそうです。しかし、今月8日の深夜、呉の家から闇を切り裂くような叫び声があがりました。

叫び声は夫の曹雲輝のものでした。外出先から帰宅したのが深夜1時。妻の呉は膨らんだ腹のため寝返りもうてない様子でその晩もなかなか寝つけなかったようだと夫は語ります。
呉の家は狭いため、台所というものがありません。組み立て式のベッドを2つ置けば、家の半分が埋まります。調理は玄関先でするものときまっていました。その玄関先に呉が倒れ、床は血と腹水まみれでした。
呉は自分の腹を15元の包丁で3度突いてかき切り、傷は長いもので10数センチあったといいます。また呉の家からは、当時麻雀をしていた隣人らの話によると、夫が帰宅するまでまったく悲鳴などは聞こえなかったといいます。
病院に運ばれた呉は、30数針縫う傷でしたが3日後には自分から退院を望み、現在では夫に介護をうけながらベッドに横たわっているということです。
前回とちがって子供たちはすでに成人。息子は結婚して子供が生まれましたが、27歳になる娘はずっとこの家で同居し、呉の面倒をみていました。ところがその娘が3カ月前にとつぜん姿を消し、呉はこのことで自分が足手まといになっていると思っていたのではと夫は涙ながらに語っています。
しかし、女丈夫、ってかんじだな。
切るとこ間違えたのかな。
よほど苦しかったのだろうな、でももっと違う方法がなかったんかなぁ
昔、侍が腹裂いて自分で腸ねん転を治したという話を思い出してしまった
それか、人工肛門みたいにするとか・・・
う~そ~だ~よ
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