2011.02.20 (Sun)
collective memory of monuments (18p)

Saint Basil's Cathedral, Moscow
準備はできてる? さあ、これから世界一周に旅立ちましょう。
お金がないって? 時間がないって? 心配はご無用。
この休日、あなたは机の前から離れることはできない…
私たちの旅のガイドとなるのは、スイスをベースに活動しているアーチスト、コリーン・ビオネです。そして訪れるのは、世界でも最も有名なランドマーク、モニュメントの数々。
彼女の作品は、ネット検索で得られたイメージ、200枚から300枚の画像を適宜な結果が得られるまで重ね合わせるという方法でつくられています。
これらの定形化されたイメージは、時間の経過とともに色あせる私たちの「記憶」にどこか似ています。
ビオネはこう語ります。
「なぜ、私たちはこうも同じ構図の写真を撮り続けるのでしょう。これらの画像はネット上にあり、誰でも閲覧することができ、私もまた閲覧したひとりでした。ほとんど同一ともいえる圧倒的な量の画像を見て、これらの画像を重ね合わせてみたらというアイデアが浮かびました」
「写真というものは私たちの存在証明のようなもの。そしてこれらの作品は私たちの集合記憶なのです」

Tiananmen Square, Beijing, China

Taj Mahal, India

Mecca, Saudi Arabia

La Alhambra, Granada

Kinderdijk, Holland

Stonehenge, England

Pyramids of Giza, Egypt

Acropolis of Athens, Greece

Chichen Itza, Mexico

Mount Fuji, Japan

World Trade Center, New York

Niagara Falls, New York

Coliseum in Rome, Italy

Brandenburg Gate in Berlin, Germany

Eiffel Tower in Paris, France

Louvre Pyramid in Paris, France

Himeji Castle, Japan
―mymodernmet.com―
見ているようでちょっと違和感ありすぎです。
どうしてこんな乱視近視の絵なんですか?
他人が取った写真を何枚も張り合わせて作った画像で、コレだけの人が
同じ位置から同じ写真を撮ってるって意味の写真?
1枚きりのピントクッキリ写真ではでない味がでていますね。
鮮明にまぶたに焼きつくことなく、見るたびに何かを探すような。
強烈に主張することなく、見る人のいるその場に溶け込むような優しさと力とを感じます。
手間を掛けただけの成果が出ていると思いました。
とても参考になりました。
pickup ありがとうございました。
確かに、試しにここにある名所の名をGoogleで画像検索にかけてみると、1枚目の Saint Basil's Cathedral では結果が約108,000件、Louvre Pyramid in Paris では約76,000件、そして Mount Fuji に至っては、約1,870,000件ものヒットがあり、本当に面白いくらい同じような構図の写真ばかり!笑 でも、それをこうして重ね合わせて“私たちの集合記憶”、という発想に至るのは中々出来ることではありませんね。こういう、身の回りに潜む面白みに気付き、それを自分の作品に昇華できる才能というのは本当に羨ましいです。
凛さんの表現力にやられた。
それが言いたかったのです。
気持ちを適確に表現できる才能というのは本当に本当に羨ましいです。
本当に。
誰か助けてあげてw
え?
きむらですよ。
キ・ム・ら。
漢字で書きましょうか?
金等ですよ。
金日成と金正日。
おや?
お外が騒がしい・・・
目から鱗。
そして表現力はんぱねぇ。
説明も作品一部であり、思考、視覚込みで面白いと思うか、
自分は後者なんだけどね
眼鏡を外すと、3Dみたいに立体的に見えます。
でも、表現力と言えば昨夏のボディーペイント、私いまだにマリアナさんの作品を見た時の衝撃と感動が忘れられないんですよ!今年こそ私も何か『おっ』と目を見張るような作品を残したいものです。どっかにネタ無いかなぁ・・・
屋外で撮影します。
三脚立てて娘に撮影してもらいます。
お楽しみに・・って、かなり気が早いですね。
自分がここに書いたことすら忘れてしまうかも。
標準化っていうのかな。
かさねていくとありきたりな普通の構図になってしまう。
でもその普通の構図が一番美しいと感じる平均的な絵となる。
平均化された写真から多くを読み取る力がないんだな。
説明を聞くと、なるほど面白いと思うけれど、観賞するにおいては、ふーんだからとなってしまう。。。。
くっきりと「何か」が写っていた方が安心する。
とても楽しかった夢や、怖かった夢ってありますよね。
なんとなく覚えていて、映像は鮮明ではなく。
でも忘れられない夢。
私にはそんな感じなのです。
でも、普通の視力の人は幻想的に見えて宜しいのではないでしょうか。
解説ありがとうございます。
なるほど~。わかるような、わからないような。
私も夢はよく見る方で、楽しいのも楽しくないものもありますが、それを具象化することには少しも魅力を感じないのです。
夢は見えないからいい。
可視化したら、とたんに魅力が褪せる。
やっぱり、感性の違いですよね。
でも、そういう見方もあるのかーと気づきました。
マリアナさんの説明、とてもイメージしやすいです^^
夢の話のついでですが、夢は本当に不思議なもの不可解なものだと思っています。
自分の記憶の断片を勝手に繋ぎ合わせたり、勝手に創り上げたりして。
まるで夢のような・・という言葉がある通り、強い願望は夢に出てきたりすることも多いと思います。
また、現実と夢の中とが繋がっている場合もありますよね。
水に関する夢を見ているときは注意でした。(・・・察してください。)
以前見た夢で、私は縛られていて妻が襲われようとしている夢を見ました。
私は身動きとれず何もすることができない。
必死に相手に唾をかけていました。
そこで妻に起こされました。
妻の顔は私の唾だらけ・・・。
事情を話したら怒りませんでした。
今でも娘達に話すとドン引きされます。
夢って面白い。
コメントを投稿する