2010.10.01 (Fri)
奇抜に映る手術も実際にはあったりするもの―シャントの形成

激しい偏頭痛に悩む十代の女性が、脳脊髄液を直接胃に流し込むという治療をうけ、よくなったと英紙が伝えています。
この女性は、英北部、ウェストヨークシャーのブラッドフォードに住むメリッサ・ピーコック(17)で、症状としてはかすみ目や絶え間ない吐き気、激しい頭痛といったもので、9歳のときからこれらの症状に悩まされはじめ、診断をうけた結果、最初は脳腫瘍を疑われましたが、スキャンの結果、脳の髄液の産生、吸収に問題があり、頭蓋内圧が高まっているためだとわかりました。
医師は、メリッサの脳室に貯まった髄液を排出させるという手術をおこないましたが、結局根本的な解決とはならず、彼女は以来8回もの手術をうけたものの、一時的な症状の改善におさまっていたといいます。
そこで今回とられた方法は、彼女の脳室内の内圧をゆるめるために、脳内にカテーテルを入れ、その先を胃につなぎ、彼女自身が自分の髄液を排出、消化するといった奇抜な方法。
医師から告げられたとき、大学で写真学を学ぶメリッサは、少なからずおどろいたといいます。
「お医者さんが何をしようとしているか、そのことを理解したときはちょっとショックだったわ。友達も脳から出た液体を胃に流し込むなんて何だか変だって言ってる。でも手術が終わってからは生活の質(quality of life―QOL)が上がったの」
…とまあ、英紙および中国紙(中国紙の題は『イギリスの少女は偏頭痛を治療するため、毎日自分の脳汁を消化する』)という記事をここまで訳したのですが、これはもしかしたら水頭症におけるシャントの形成と同じではないかと。
あらためて調べてみましたら、どうやらそのよう、水頭症の治療にはごく一般的な手術のようです。
ということで、英紙と中国紙の早とちりのよう。もったいないので載せておきますね。
そしてまた一歩知識が増えた
あとはどう役にたてるかね…
みんな知らないうちに脳液を飲み込んでるんだよ。
管は首のどの部分を走ってるんだろう。
偏頭痛治って良かったね。かなり辛い毎日だったと思う。
確か「物忘れ」がお題だったと思うが、手術で治る認知症ってことで
歩行困難だったおばあさんが手術後、歩けるようになってた。
あれも原因は水頭症だったのかな。
胃の中に繋ぐのは変わってると思いますよ~
一応弁はついてると思うがそれでも激しい嘔吐とかやばそう
してないと脳ヘルニアになって死ぬからって
脳水で脳が圧迫ってこと
見事にありました。
水頭症の治療として。
というか記事を読み出して「もしかしてこの手法って、手塚先生のパクリ??」
とか勝手にワクワクしちまいました。
200てすげー多いな
頭カラッポの方が夢詰め込める。
チューブに弁がついててちょっとずつ流せるらしい。
なちゅかしゅ^^
VPシャントでいいじゃん。なぜ胃に穴をあける必要がある?
本人が医師の説明を勘違いしてるか、
もしくは尋常じゃない量の脳汁が出てるので胃に流し込むしかなかったか。
なんにしても8回も手術してるみたいなので単純な病気じゃないんでは。
消化管腔にわざわざ流さないよ。当たり前。感染ついちゃう。
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