HEAVEN

―CBS News、新文化網―
「童貞かそうでないかはその子の耳をみればわかる」と主張するベトナムの鍼灸師が話題になっています。

ハノイに住む鍼灸師の名はパム・ティ・フォン（54）で、フォンは、男性の耳にある小さな発疹と脈を調べることで、童貞かそうでないかを見分けることが出来るといい、この方法で20歳の女性を輪姦し、有罪判決をうけて収監された３人の受刑者を調べ、免責に至らしめたことから注目されました。

「彼ら３人の耳の裏に小さな発疹があったんです。もし彼らが実際にセックスしていたなら、発疹は消えてなければなりません。私の長年の診療経験から、彼ら３人は童貞だと判断しました」

性交渉があったかどうかを脈をみることで判断できると人から教わったというフォンは、耳の裏の発疹の有無を調べることで童貞かそうでないかを見分ける方法を自ら開発したと述べます。また発疹は、マスターベーションや同性愛のセックスでは消滅しないとも述べています。

３人の受刑者を調べ、童貞だと確信したというフォンは再審請求が通らなければ、彼女自身火の中に身を投じるとまで述べて、その熱意が国家主席を動かし、事件は再審へ。３人は今年１月に無罪とされて釈放されたことから、彼女は一躍有名となったようです。

「脈をみて性交渉があったかどうか、耳を見て童貞かそうでないかがわかるなんてこれまで聞いたことがない」
もちろん他の鍼灸師や一般医などからは懐疑論が上がっているこの方法。
しかし、３人と同じく強姦の罪で収監されていながら、無実を主張する男たちから現在、圧倒的な支持をうけているフォンは、「不当に強姦で有罪の判決を受けた罪のない人々を救う運動まで起こすつもりはない」と述べながらも「本当にその人が無実だったら、お手伝いはしたいと思います」と述べているということです。