HEAVEN

―蘋果日報―
きわどい衣装で路上に立ち、檳榔を売ることで有名な台湾の檳榔西施が、パトロール中の警官と悶着を起こして舗道に投げられる様子が監視カメラに映っていたことから、大きな問題となっています。

警官に投げられるなどして傷を負ったのは檳榔売りの顔如憶（19）で、顔は6日午前9時頃、黒のアンダーがはっきりとわかるシースルーの衣装を着けて、通りかかった車に対し窓越しに営業していたといいます。
ところが、そこを通りかかったパトロール中の警官、欒丞（37）が、舗道にしゃがむなどしてショーツを覗かせている顔に警告。しかし顔はこれに対して「あたしにこんなこと言ってタダですむと思ってんの」などと欒丞を挑発。聞こえよがしに支配人に携帯をかけるなどしたため、悶着となりました。

しかしながら身長160センチ、体重40キロの顔に対し、身長170センチ、体重80キロの欒丞が顔の腰を払うなどして投げ飛ばしたため、顔は右目下、指、肘や膝などに擦り傷やあざを負い、いっぽう欒丞も左掌に裂傷を負うなどしたため、双方に傷害罪の嫌疑がかかり、顔は公務執行妨害でも訴えられる可能性があるということです。

警察側では、欒丞がおこなった取り締まりに対しては合法としていますが、その過程においては問題となる部分もあるとして、法に照らし合わせて双方を公平に処分するとしています。また顔ですが、保釈後に病院に行って傷の程度を調べてもらい、欒丞を暴行で訴えると述べています。