2009.12.22 (Tue)
背中に25キロの腫瘤、「亀」とあだ名された女性を無料で手術―陝西省

―Ananova、画像は西安新聞網―
背中に25キロもの腫瘤ができ、まわりから「亀形人」と呼ばれていた女性が、陕西省西安市の西京医院で免費手術を受け、長年背負った腫瘤から解放されました。
この女性は、内モンゴル自治区に住む孫鳳琴(47歳)で、生まれつき背中に小さな黄褐色の痣がありましたが、両親はこれを先天母斑(蒙古斑)と思い、そのままにしておいたそうです。
ところが痣は豆粒大に膨らむとその後どんどんと成長を続け、20歳の頃には小麦粉の袋ほどの大きさとなり、今回診断を受けたときは重さ25キロ、臀部までほとんど腫瘤に覆われていたといいます。
とりわけ支障があったのは寝るとき。うつ伏せ、あるいは跪くようにしてしか休めず、また夏場は噴き出る汗のため、膿をもつこともしばしばでした。
「そんなこんなで数十年、まわりからはいつも『亀』って言われて外に出る勇気もありませんでした」と語る孫は家も貧しく、大きな病院で診断をうける費用もなかったといいます。
今回西京医院で彼女に対する治療を無料で受け入れた経緯は不明ですが、手術自体の難度も相当なもの。整形外科の郭樹忠主任によると、彼女の背中の腫瘤は神経線維腫で、摘出するとなると8,000ccから10,000ccの輸血が必要となり、これは彼女の体内の血液を3回交換するのと等しい量となるそうです。
しかしながら、手術そのものの工程は組まれつつあるようで、来年には孫も長年背負った腫瘤からようやく解放されるかもしれません。
この娘では勃起できませんでした。
「孫」に「亀」とくれば 「神龍」?
手術が無事成功するといいね。
って書いてるけど、どちらが本当でしょうか?
治療費免除の経緯は別として、偉いぞ西京医院。
この様な前例をつくる事で、今後救われる人も増えるかもね。
ただ最後の文章からすると、来年ってことだから、「予定は未定」 安心はできません。
とにかく成功をお祈り致します。
>裸族のひと | 61328
奇形児の発生率自体は、日本でも中国でも米国でもどこでも基本的には変わりません。
しかし先進国においては、まず生存が相当困難な奇形児は胎児の段階で多くが発見され、医師によって中絶されます(親の健康な心身や生活環境の保護のため)。
また発展途上国においては、生存が困難な奇形児は生まれてもすぐに死んでしまいます。
生存は可能なレベルの奇形児が生まれたり、重篤な奇病にかかった人の場合、先進国においては、彼らには他の病人と同じように病院で「静かに」治療が施されます(中国のようにニュースにはならないので、医療関係者と身内以外の人がその病人の存在を知る機会は少ないです)。
治療によってその奇形や奇病が改善された場合、その人はすでに当たり前の健康な人と大差がなくなります。
治療によっても疾病が改善されなかった場合、その人は病院に入院しているか自宅治療を行うので、人前に出ることは少なくなります。
ですから先進国においては、大衆が重篤な奇形や奇病の人の存在を知る機会が少ないです。
発展途上国においては、重篤な奇形や奇病の人は長くは生きられないか、または隠れて過ごしたり、疾病を適当にやりすごしたりして毎日を過ごします。
そんな彼らがニュースになることは少ないです(そもそも発展途上国の多くはマスメディアが未発達です。また、先進国においては発展途上国のニュースが報道されることは少なく、その中でも一病人のことがわざわざ他国で報道される機会は非常に稀です)。
こういう理由から、日本などの先進国においては、いわゆる奇形や奇病の人の姿を目にしたり、存在を知る機会自体が稀です。
しかし最近の中国では、奇形や奇病の人をマスメディアで大々的に報道し、それをきっかけに篤志を募るという方法が流行(流行という言い方はおかしいですが)しています。
中国の健康保険制度の粗悪さや、医療費の高額さなどの要因で、なかなか医師の適切な治療を受けられない庶民が考え出した方法です。
中国は人口が多いために奇形や奇病の発生人数自体が多く、また、病気の初期段階で適切な治療を受けられずに悪化させてしまう人が多いことがその原因のひとつでしょう。
しかし奇形や奇病の発生は世界のどこでもほぼ一定数です。
日本でも、普通に生活していては気がつかないところにそういった患者さんがいます(しかし日本では、中国のこの女性のように悪化させることはないでしょう)。
奇形の発生は確率的なもので、奇形の人本人やその両親や、または環境が原因であることはほとんどありません(公害が原因の奇形の発生はまた別です)。
ランダムに奇形を発生させることは遺伝学上必然的なリスクです。
多くの場合、奇形は生存や環境に不適合なことが多いですが、稀に現在のスタンダードよりも環境に適した奇形が誕生すると、それが突然変異となって、新しい種の進化に繋がります。
小さな奇形の発生は頻繁に起こります。たとえばアジア人の一部の人に見られる「下戸」ですが、これは人類全体から見れば、アルコール分解酵素を体内で作れない奇形です。しかしこの奇形は人に致命的な影響をもたらさないので(アルコールを摂取しなければいいだけの話)、この奇形を持った人はそれを気にすることなく子孫を残し、旺盛に人生を全うできます。
また、アフリカ人に多い遺伝病で鎌状赤血球貧血症というものがあります。通常は丸い赤血球が細長い形になってしまう奇形で、この奇形遺伝子を2つ持って産まれた人の場合、常時貧血状態になるので多くは長く生きられません。しかしこの奇形遺伝子を1つだけ持って産まれた人の場合、低酸素状態のときにだけこの貧血症状が発現するので、その人は日常生活を普通に営み、子孫を残すことができます。
この奇形を持つ人は、マラリアに罹患しにくいという特長を持っています。マラリア原虫は赤血球の内部で増殖しますが、この奇形を持った人の赤血球の中ではマラリア原虫は増殖しにくいのです。ですからマラリアが多い地域に住む人には、この奇形の遺伝子を持つ人の割合が多いです。
このように、奇形の発生は人を含む生物にとっての必然で、誰が悪いとかいうことではありません。もちろん、日本に奇形の発生が少ないとか、中国に多いとかいうデータもありません。
どうか奇形の人を指して、「だから環境が劣悪な国の人はこれだから」というのは止めて頂きたいものです。もしもあなたが奇形ではなかった場合、それはまったくの確率的な幸運がもたらした健康です。しかし一方で、少数の外れクジ(こういう言い方は失礼ですが)を、健康なあなたの代わりに引いた人がいるのです。
無事に終わることを望む。
なんかやたら長いけど、現状を知るに三重に錯誤があるでしょう。
一つ目はこれが奇形かどうか。
腫瘍を放っておいたなら奇形ではありません。
二つ目に中国の奇形は人類共通の遺伝病の他に、ここ20年位の化学物質汚染の影響が強いです。水俣病のような病気です。
三つ目に「先進国においては・・・」ですが、先進国の方が患者を外に出して鬱化させない療法や宣伝によって基金を募ったり問題提議したりなど、露出傾向にあります。
発展途上国の方が「血族の恥」と軟禁するケースが多いです。
このケースでは単に保険制度の低さや「親族血族の恥」的意識が問題でしょう。
中国の問題はこのように「見た目が奇異」だと無料補償されるが内臓疾患的「見た目が普通」だと死ぬしかない点です。
しかも医療はアメリカ的格差にまっしぐらです。
金が余ってるなら保険制度を充実させるべきですが、こういった報道のお陰で一般市民は「それならどうにかなってるのだろう?」と無関心になります。
岩みたい
こりゃ裏になんかあるな
金がないからか ・・・。
書くのに一時間
ここまで繊維腫が大きくなるまで放っておかざるを得なかった中国の健康保険制度
もっと万人が気軽に医師にかかれる様になればいいのにね
もしくはやはり中国は多いのか
日本で言う20kgぐらいの米袋だかんねw
>>61346
文章長すぎ・・・いい事書いてるのかもしれないけど、ぱっと見で読む気がしません。
娘時代を亀呼ばわりされて過ごしたなんて気の毒だ。
こんなになるまで放っておくしかなかった
というのは、つらいだろうな。
中国も世界トップの経済国になろうとするならば
一部の富裕層をもっと肥えさせるのでは無く
底辺にいる人たちを一気に底上げさせてあげてほしい。
ま、そうなったら、中国の武器の安い人件費ってのがなくなっちゃっうな。
これからも奴隷よろしく、安い労働力としてコキ使うのが目に見えている。
この人の手術がうまくいき、中国の医学がさらに進歩し、多くの人たちを救うことを
望む。
中国で底辺だとほったらかしにするから、酷くなり、記事が目立つ、
というのが正解かもしれない
先天的か後天的かという基準ですか?
生物学(統計学)的に、先天性の疾患は絶対数に対して一定の確率で出生しているということでしょうか?
知恵をいただければ幸いです。
また、先の非難「コメントが長い」とか。くだらないです。「安直をもとめます」という意思表示かもしれませんが、退屈です。やりすごしてください。
新規参入より。
5行以内で。
実際、中国は核実験の影響で奇形が多いのは間違いないよ
ベトナムが枯葉剤の影響で多いのと一緒で
>奇形児の発生率自体は、日本でも中国でも米国でもどこでも基本的には変わりません。
>日本に奇形の発生が少ないとか、中国に多いとかいうデータもありません。
日本語でおk
↑ 「まったく」という言葉にちょっとひっかかりますが、おっしゃることはわかります。その通りだと思います。
61346さん vs Kさん 、興味深いですね。
ただ、Kさんの指摘ポイントですが、61346さんはこの記事の該当ケースに対して「奇形」だとは最初から言っていないのでは?
そして、先進国では妊娠期に胎児の異常が発見されて堕胎されるケースが、検診なしのぶっつけ分娩、生まれてからビックリ、治療費も払えずそのまま放置して悪化…というケースは、どこの途上国でも頻発していることだそうです。
そして、>>>>「見た目が奇異」だと無料補償されるが内臓疾患的「見た目が普通」だと死ぬしかない<<<<についてですが、これも中国に限らないようです。
術前術後の劇的な写真を撮って、治療(研究)例として院の功績として掲げられる症例は、無償で治療する価値がある。でも、内部疾患は見た目にアピールできないので扱う魅力がない。医療行為がビジネスである以上、発展途上な医療現場ではたびたびそういう哀しい治療の選り好みが生じるのだそうです。
以上、アジア某無医村でのボランティアに人生をかける友人から学んだことの受け売りでした。
Kさま、上からかぶせるような書き方になってしまい、お気を悪くされたらごめんなさい。
相変わらず、一つの記事で米欄まで香ばしい、HEAVEN。管理人さんありがとう。
あのさ、どさくさに紛れてガセ言うなよ。
中国での核実験が影響して奇形が多いってさ、ソースか何かあるの?間違いないって言い張るくらいなんだから、何か証拠があるんだよね?
それとベトナムでの奇形児と枯葉剤の関係って解明されてないんだよ。
アメリカが調査結果の発表を許すわけがない。
が、これまでの長年の報道やらで、世界中がそう信じているし、確かだと
私は思う。
枯葉剤によるとしか考えられないとして多くの報道はあるが、
別な原因としての報道はないよな。
色々あるけど、いいんじゃね
統計なんか取るわけないじゃん。
中国なんだぜ
誤差1億人ってどんだけ~
まぁ日本女性の喫煙率と飲酒率の増加が関わってるらしいけど。
中国は人口比でも突出して多いと言われてるけど、それが環境破壊
による物なのかはデーターが無いからわからないらしい。
>>62108
例の核実験の影響は奇形じゃなくて発がん率だろ?、それならNGOとか
日本の大学が調べてたぞ。ベトナムの話は枯葉剤製造メーカー(ダウ・ケ
ミカル)が米国兵士の訴訟を恐れて、催奇性や健康被害に関する研究を
一切認めないせいで進んでないらしい(そうでなくても、催奇性調べようと
すると人体実験するしかないから余計に不可能)。
ちょw
マニトウってwww
B級もいいとこっしょw
この手の奇形を直視し、結果的に募金や篤志家が現れる中国のほうが
進んでいるというか、建設的な部分はあると思う。
「ああ、この人かわいそうだね。でも意図はなんにせよ
無料で直してもらえてよかったね。」←これの何が悪い?
それは仕方ないとして…
1歳2歳3歳…
蒙古班じゃないの分かった後もほったらかし??
ましてやこの年になるまでよくまぁ…。
叩いていると安心する。
毛嫌いする自分が好き。
擁護派はまだ知らないんだね。
仲良くして心をズタボロにされなきゃ分からないんだね。
忠告しておくよ。
近づくな!
ここまでほったらかしにする医療制度がおかしいという話だ
中国人の文句のつけ方ってなんでこう的外れなのか
それが国民負担に変わってから、多くの人民が金に困っているから、よっぽどひどくならないと病院へ行かない。
その状態では町医者には無理だから都市の大病院へ行く。
だから病院は混んでいる。
軽く診察受けるだけでも夜中から病院前に並ぶ。
実際は並ぶってレベルじゃないよな。人の海。
中国の今の医療制度は危機的だ。
4年程前だけど親戚のお姉ちゃんも 奇形児の男児を産みました。
旦那さんとその家のひとたちは喫煙や飲酒する人ばかりでお姉ちゃんと義妹さんはお酒もタバコもしないひとです。
でも旦那さんやその家のひとたちからは 奇形を産んだのはお姉ちゃんのせい、お姉ちゃんは人として出来損ないだ、お姉ちゃんのせいで生まれてきた子供はこれから可哀想だって責められて暴力もうけてて よく家のお母さんに電話で相談してたよ。 去年ようやく離婚したって聞いて うちのお母さんだけじゃなくて お父さんまで お姉ちゃんに対して 本当にこれでよかったなって言ってた。
その後うちへ遊びに一度来たけど、少しやつれてて悲しくなった。
日本女性の喫煙率と飲酒率の増加が関わってるらしいけどって…なんだか短絡的な考えじゃないかなって思っちゃう。
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