HEAVEN

―Mail Online―
2歳の息子がプールに落ち、救急隊員が救護活動をおこなっている状況でTwitterにつぶやいていた母親が話題になると同時に顰蹙をかっています。

この母親は、米フロリダ州メリットアイランドに住む30代の女性、シェリル・ロスで、彼女の息子、2歳になるブライソンがうつ伏せで自宅プールに浮いているのが発見されてから数分後に、最初のtweet。
次いで駆けつけた救急車から下りた救急隊員が、必死に救急蘇生をおこなっているときにもこう投稿しました。「ああどうか、これまでにないくらい祈ってください。私の2歳の子がプールに落ちました」

5時間後、ブライソンの死亡が宣告されたときにも彼女はこう投稿しています。「私のミリオンダラー・ベイビーを忘れないで」。
5,000人のフォロワーは次いで、アップされたブライソンの往時の画像を見ました。

しかし彼女の行為はブログ仲間とTwitterのユーザから、ネット越しにごくプライベートな事柄を流したことで顰蹙を買っています。
ユーザの1人、マディソン・マグローはこう記しています。
「tweetを見て、最初に感じたのは悲しさでした。そして思ったんです。自分の息子が死にかけているって時にいったい誰がtweetできるのって。ロスがTwitterにハマるのと同じくらい自分の息子を気にかけていたら、もしかしたらブライソンは死なずにすんだかもしれません」

ロスが最初にtweetしたのは、英国時間で月曜日の22時22分。それは999コールがされるちょうど1分前だったことを示しています。救急車がロスの自宅に到着したのは、22時38分でした。そしてロスの2番目のtweetは34分後でした。

昨日、「誰も私のしたことを疑問に思う権利なんかない筈よ」と息子の死をTwitterに投稿した自らを弁護したロスですが、米空軍に勤務する夫、スティーブンとともに喪に服すため、そっとしておいてほしいと求めているということです。