2009.12.05 (Sat)
海賊に投資、身代金を分配する「株式市場」がオープン、一ヶ月で700万円稼ぐ女性も―ソマリア

―Reuters―
アデン湾からインド洋にかけての大洋航路を脅かす、重装備に包まれたソマリアの海賊たち。各国から派遣された護衛艦隊がソマリア沖に展開しても、効果としては海賊たちに出没範囲をひろげさせただけのようにもうかがえます。
何千万ドルという身代金を得た海賊たちは、こうした行為を儲かるものとみなした出資者の便をはかるため、一種のストックエクスチェンジ(株式市場)に似た場所を設け、情報および投資の管理をおこない始めました。
元海賊のムハメドは、ロイターの記者をアジトの小さな施設に案内し、出資者が海賊行為を支援するためにこうした場所が必要とされていたと嘯きます。
「4ヶ月前、雨季の頃に我々はこの『株式市場』を立ち上げました。参加してくれたのは15のグループです。それが今では72ものグループのホストを務めるようになりました。これまでに10のグループがハイジャックに成功しています」
ムハメドによると、「株式」はすべて公開され、出資者は資金や武器、物資を海賊に供給し、その結果、身代金などで海賊が得た利益が分与されるという仕組みだということです。

かつては小さな漁村だったというHaradheereの町は、現在、「株式市場」ができたことで、海賊たちの乗り回す4×4の高級車や彼らに資金を提供する出資者たちの車が、砂埃の舞う道にあふれかえっています。
町で彼らの活動を妨げるものは何もありません。「この地区では、海賊関連のビジネスは有益な経済活動なのです。地元民として彼らの活躍に期待します」と語るのは町の公安、ムハメド・アダムです。
「ここでは、彼らの得た身代金の一部が町に還元され、病院や学校、それに主だったインフラが整備されているのです」
出資者は地元民のほか、国外に移住したソマリア人、また外国からの投資もあり、「株式市場」は24時間の営業を続けています。
こうした出資者のひとり、22歳の離婚女性、サーラ・イブラヒムは、つい最近、スペインのマグロ漁船がハイジャックに成功したことで分け前が支払われるのを待っています。
「あたしは、ロケット推進型手榴弾(rocket-propelled grenade)を贈ったの。いま分け前を待っているところよ」こう語る彼女は、離婚したときの扶養手当がわりに元夫から武器をもらったことを付け加えました。
「ラッキーだったわ。だってここで(投資を)始めてからまだ38日目だけど、もう75,000ドル(約680万円)も儲かったもん」
捕まえてもすぐ釈放して、取締り甘すぎ。。。
こいつらが生きてる間にあの国がまともになる事なんてあり得ないんだからさあ
普通の人だってやる気なくなるよ生きてる間にどうにもならないんだから
実際におきると腹が立つだけだな
もしかすると、アンパンマンもリアルでいたら物凄いムカつくのかもしれない
これがちゃんとした仕事だと思ってるなんて。
犯罪は金になることを国、、、、あ、国じゃないか。
(略)組織立ててやってるのはケシカラーン。
と叫んだら、やっぱこれも、あっちの文化だからとか
おっしゃられる聡明な人たちが沸くのかなぁ、
ま、いいや。
自衛艦出して海賊船沈めてくれないかな。威嚇じゃなくて。
いったん社会基盤が壊滅したところに外部からの支援なしに(武器の支援はあるが)
あらたな社会が形成されていこうとする瞬間を見ているのかもしれん
こいつ

新卒34万人が無職だってよ
仕事がないなら作ればいいってスタンスには惹かれる・・・いややっぱだめだ
海賊なんかワンピースだけにしてくれよな
日本の武力なら勝てるよ。
しかし彼らの漁場を、外国の商船が一日何十隻も横行して、魚が取れなくなったのには世界全体の責任も少し有るように感じるなぁ。
世界の警察(笑)なんだろ?
ついでに資源を頂いたりするけどね
さらについでに同盟国の安全も守れるかな、という具合
ソマリアからは今撤退してるかな
でも中国や旧ソ連みたいな国が東ヨーロッパやアフリカに武器まいてるのよ
昔はアメリカやイギリスもばんばんやってた
ビンラディンもフセイン政権もアメリカイギリスに育てられた
まあ乱暴者の国が野蛮人を育ててみたけど噛み付かれてる状態
とばっちり受ける人らが可哀想だね
略奪行為とそれに加担する者達だ
海賊だけではなくて公安も地元民も最早救い様が無い
ソマリアの飢餓はなぜ始まり、なぜここまで悪化したのであろうか。この問題をつきつめていけば、人類の歴史に潜む重大な「陰謀」に気づく。“ソマリアの飢餓を造られた”とすれば、これは誠におぞましい計画である。人間の命をかくも軽く扱うことの出来る集団とは一体何であろうか。
ソマリアの飢餓が人工的に造られたとすれば、その狙いは明らかである。それは世界の紛争地域に対して国連の合意さえあればいつでも、どこでも直ちにPKFや多国籍軍を派遣し、鎮圧することの既成事実をつくり、ルール化することである。このようにして湾岸戦争やカンボジア、ユーゴスラビア紛争、ソマリアの飢餓が前もって準備され、仕組まれたものだとすれば、「正義」の名のもとに世界は国連の多数決という「民主主義」によってどんな国をも占領することができる。世界のルールに従わない国は異端とされ、制裁を受け、そして米英仏を中心とした軍事力で独立国家としての主権を奪われる。
(続 最後の強敵日本を撃て ヤコブ・モルガン 1993.4.20初版 P18)
今は文明人気取りのヨーロッパ人だって、ほんの数世紀前は同じことを「政府主導で」やってたんだ。
アフリカは数世紀遅れて大航海時代が来たってだけの話であって、それを
「俺らがボロ儲けたのは良くて、お前らはやっちゃダメ」
って価値観押し付けるのも、見方を変えてみるとちょっと複雑なんじゃないかな、と俺は思う。
良くも悪くも、こういうのを完全に解決かつ誰もが納得するには、「海賊なんて頼まれても絶対やりたくない」ってくらいに、現場でコテンパンに砲撃すれば良いだけだと思うんだ。
命の値段の高い国が、命の値段の低い国に搾取されてる訳か
となるとロシアや中国が一番旨旨味のある立場を維持してるな
掟1.乗務員は全員、命令に従わなければならない。戦利品の分け前は、船長は1.5人分、航海長・大工・甲板長・砲手は1.25人分とする。
掟2.脱走を企てたり、仲間に隠し事をしたものは、弾薬1瓶、水1瓶、小火器1丁および弾丸を与えて孤島に置き去りにする。
掟3.仲間のものを盗んだり、1ピース・オブ・エイト以上の金額の賭事をしたものは、孤島に置き去りにするか、銃殺刑に処す。
掟4.他の海賊の掟に勝手に署名したものは、船長及び仲間が適切と考える処罰を課す。
掟5.仲間を殴ったものは、裸の背40回の鞭打ちを課す。
掟6.弾薬庫内で銃の撃鉄を上げたり、パイプに覆いをかけずに煙草を吸ったり、または火のついたままのキャンドルをカンテラに入れずに持ち歩いたものは、前条と同じ処罰を課す。
掟7.武器の手入れを怠ったり、任務を怠ったものは、分け前を減じ、また船長および仲間が適切と考える処罰を課す。
掟8.戦闘で(指の)関節を失ったものには400ピース・オブ・エイトを与える。手足の一つを失ったものには800ピース・オブ・エイトを与える。
掟9.婦人に同意なく手出しをしようとしたものは、即刻死刑に処す。
食うか食われるかでしょ
単純明快だよ
どこかのアシッド・アタックなんかよりは全然いい話じゃないか。
投資を募って 他の国から産物を分捕る!
以前に先進国が経験してきた起源ですよね?
彼らは国際法規も理解しえていないにもかかわらず、
わが人類が通った道を再び再現しているように思えます。
全ての人類に国際法規を被せると
今後、どの様なワールドが形成されるのか不安です。
全てが止まって中立になるのが・・・
関係者全員死刑にしてでも止めるべき
キレイ事を盾に他国自国関係なく一般市民を戦争に巻き込むアメリカ、テロを撲滅すると息巻いていたアメリカは今回無視ですか?以前ソマリアで痛い思いをしたから?奪える資源がないから?政権が変わったから?
立場や規模や理由が違うだけで、ソマリアの海賊とアメリカの歴史ってそう違いがない様な気がする。
後に語り継がれる稀代の女武器商人である。
確かにそこに資源や地政学的利点があれば欧米がほっとく筈もなく介入して駐屯基地を作って傀儡でもなんでも政府を立ち上げるだろう、莫大なコスト掛かるが回収見込みがあればためらう理由などない、逆に回収見込みがなければ誰も手出ししない
アメリカが一時世界の警察だの欧州が世界の困難を救うだの言ってるのは「但し自国益に叶う場合のみ」って言葉が書いてないだけで鵜呑みにする方がおかしい
テレビ局もラジオ局も新聞社も複数ある
更に22のプロバイダ会社、234のネットカフェ、これが年平均10-15%の安定成長を見せている。
これで治安良ければアフリカ大陸内では成功部類なんじゃないか?
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