HEAVEN

―NBC Augusta―
スピード違反で検挙された女性が、警察の者だと偽称して逮捕されました。ところがこの女性の車の中には実際の警察官の名を記したノートとともにホルスターなど大量の警察備品があり、警察官と寝ることでこれらの品々を得た「警官グルーピー」ではないかという疑いがもたれています。

女性の名はニコル・ベア(23歳)。ウッドストックに住む彼女は先々週の土曜日に制限時速45マイル(72.5キロ)の道を87マイル(140キロ)で走行し、停車を命じられました。
車はフルサイズSUVのシボレー・タホー。ところがスピード違反どころか免許すらないベアは、捕まった当初、自分は警察の者だと偽称。ウッドストックの自宅から160マイル離れたアップリングにある勤務先のコロンビア郡保安局に向かう途中だと述べたということです。

ベアを捕まえたチェロキー郡保安局ではコロンビア郡保安局に照会しましたが、答えは「そのような､者は該当せず」。ふたたびベアに問うと、警察学校を希望したが行けなかったことを白状しました。

しかしベアの車を調べると、ホルスター、警官用の帽子、記章、銃は発見されませんでしたが弾が込められた弾倉などが見つかり、また彼女がカッブ郡警察の制服を着用している写真も見つかりました。
また彼女が所持していたノートには、多数の警官の名と連絡先、乗務するパトカーや所有する車の特徴、それに加えて携帯にはホテルやモーテルなどのレシートが数多く残されていたことから、セックスを代償として、警官になりたかったベアがこれらの備品を集めた疑いがもたれています。

チェロキーの警察当局ではベアを「セクシャル・プレデター」もしくは「警官グルーピー」と名付け、更に詳しく調べるとともに、内部調査もはじめたということです。