2008.12.26 (Fri)
ロンドンの結合双生児、残ったフェイスもクリスマスの日に夭折
先にお伝えしたロンドンの結合双生児ですが、分離手術直後に死亡したホープにひき続き、生き残ったフェイスも25日午後、死亡しました。
母親がまだ10代ということで話題になったホープとフェイスが、ロンドンのユニバーシティ・カレッジ病院で生まれたのは11月26日。
肝臓を共有し、胸骨からへそのあたりまで繋がった姉妹は帝王切開でとり出された後、最初の24時間を無事乗り越え、グレートオーモンドストリート病院に移された後、生後一週間で分離手術を受けました。
20名の医療スタッフ、11時間を要したというこの分離手術の直後にホープが死亡。死因はホープの肺が充分に発達しなかったためといわれています。
残ったフェイスも生き残る確率は50%といわれ、母親のローラ・ウィリアムズ(18歳)と夫のアレッド・ウィリアムズ(28歳)はほとんど毎晩、徹夜でベッドに寄り添っていたそうです。しかしながら、フェイスは合併症による組織障害が全身におよび、クリスマスの日に夭折しました。
お腹の結合双生児を「産む」と決めた10代の母親
「結合双生児を「産む」と決めた10代の母親」が出産
お悔み申し上げます。
以前の記事では私はこの夫婦には正直あまり良い感情を持てなかったんですが、
今の二人の画像を見ると、すっかり親の顔になっているように思えました。
辛い日々を送ってきたことを心からお気の毒に思います。
二人はこの経験から人間的にとても成長したと思います。
(偉そうなこと言ってすいません。。。)
どうせ長くないだろう…と産まずに諦めるより、
僅かな期待にかけてでも、産みたい、育てたい…
と願うのは、人の親として当然の感情だと思います。
産まれてきた子供たちは、僅かの間ではありますが、
親の愛を受けたワケですから、幸せだったのではないでしょうか?
無理難題な状態で生まれてきて、小さい体で乗り越えて、
必死に生きてきて生涯を真っ当した。
そう書くと涙が出そうなんですが…産んで本当に良かったのか、どうなのか。
ご冥福をお祈りします。
もう少し大きくなって体力がついて、ふたりが共有してる臓器の状態など、
いろんなことをじっくり調べてからの手術では、なにか問題があったのだろうか??
生後一週間で、肺が未発達なのに分離って、とっても引っかかる・・・orz
この子達は手術をして、結局死んでしまうために生まれたことになるわけだ
僅かな可能性に対するかけ金として子供の意思関係無しに体にメスを入れられ、最終的には負けた、つまり死んでしまった
新生児が肉体的な面での生まれてくる苦しさや、手術を受ける辛さを感じるのかはわからないが、たった少しの可能性にかける為に子供にそういった負担をかけた親のことを自分は理解できない
生きていれば苦しいことつらいこともいっぱいあっただろうけどきっと楽しいこともいっぱいできたとおもう。
結合していることを負い目だとか不都合に感じているのは周りの親も含めた「普通の」人間であって当人達の意思がそうであるとは限らないとおもうんだがなあ。
結合双生児であることを我慢できなかったのは単なる親のエゴにも見えてくる。
過去に天寿を全うしてきた結合双生児達の多くは幸せであったと願いたい。
だから膨大な医療費も私たちの社会が負担しています。
一所懸命に生きることが人生の目的だとおもいます。
↓は小児がんの子供の生きる様
http://www.mjjq.com/blog/archives/1641.html
それを感じられるまでに至る事すらなかったんだから…
僅かな間でも両親の愛を受けて幸せだったって思うのは、我々のエゴな気がします
>分離しなければもっと生きることができたんじゃ
結合の部位や、臓器がどの程度共有されているかによっては、早々に分離しないと死んでしまう可能性もあるんじゃないかな。
片方が弱っていて感染症にかかった場合、もう片方にもうつって共倒れになってしまう。結合したまま成人した人たちの例からしても、万が一片方が死んでしまえば、つながったままのもう片方がたとえ健康であっても程なく引っ張られるように死んでしまうようだ。共有されている臓器が、必ずしも二人が使うのに耐えうるとは限らないしね。
他人の我々がことの是非を判断する立場にはないと思うが、感情的には私は『ぽん』さんや『いつぞやの裸族』さんに一票です。感覚がより未発達であろう胎児のうちに堕胎された方が、子供も痛みが少なかったかもと思うとね・・・・・。
どうせ幸福になれないんだから産まない方がいいとか
そんなのは思いやりでもなんでもなくて
異形を排したい社会のエゴであり我々のエゴですよ
どんな奇形でも生命の本能は生存を望んでいるはずで
この両親の行為は間違っちゃいないはずです
「どうせ生きられない」を免罪符に早々に厄介払いしてしまうよりも
確かに、もう少し様子を見てからの手術でもよかったんじゃないかとも
おもうけど
医師が、そのタイミングで手術するべきだと考える根拠があったからこそ
そうなったんでしょうし、どんな診断が下ったか、どんな健康上の問題があったか、
それはこの短い記事を読んだだけでは、部外者には絶対に解るはずもないと思うし・・・
ただただ、ご両親の今の悲しみを思うと泣けてきます・・・
流産経験がある私ですが、まだ胎児にすらならない時点でだって
今でも悲しくて仕方ないのに
生まれてきてくれて、一度でもその手に抱いた愛するわが子を失って、
その悲しみはいかばかりでしょうか。
双子ちゃんのご冥福を心からお祈りするとともに
ご両親にも、心の平安が訪れますよう、願ってやみません。
死んでしまったのは残念だが、まだ若いことだし次の子供は無事に産まれて欲しいですね。
産むと決めたことだけでも相当な覚悟が必要だったでしょうね。
その上、生まれた我が子が弱っていく姿を見るのはとてもつらかったことと思います。
結果としては亡くなってしまったけれど
2人は両親に触れてもらえて良かったのではないか、と思います。
生まれてきたことや分離手術が無意味だったとは思わないように
このご夫婦には強く生きていってほしいですね。
あと、このご夫婦にはもう1人娘さんがいらっしゃるみたいですが
出産後のばたばたの中でどうしていたんでしょうかね?
ご夫婦はほとんど毎晩付き添っていたというお話ですから
どこかに預けていたのかな?
個人的にその娘さんが寂しい思いをしたのではと気になったり。
上記が真実かは知りませんが、事実、妊娠8週以降の胎児と呼ばれる時期になると、体長20mmほどながらも立派に目鼻があり、指も分かれた人間の形をしています。
堕胎の方が苦しみが少ないとか、ましてや痛みが無いなんてことを、どうして言い切れるでしょう?
今回の赤ちゃんにしても、前記事によるとこの子達が結合双生児であると分かったのは妊娠12週。その時点ですぐに堕胎に踏み切っていたとしても、現在の日本の制度で言うと既に役所に『死産届』を出し火葬しなければならない段階。(イギリスではどうか知りませんが)
人それぞれ倫理観というものがあるでしょうから、何が正しいとは言い切れないと思いますが・・・
もしかしたら無事に産まれないかも知れない。それか、産まれたとしてもすぐに死んでしまうかもしれない。でも、今ここで自分達の判断だけで死なせてしまうよりは、子供達の生命力に賭けてみたい、最後まで一緒に闘ってあげたい、そう思う親心も私には理解できる気がします。ほぼ正産期の帝王切開に耐え、最後まで子供達に寄り添い見守り続けたこの母親(父親も)、私は立派だったと思いますよ。
最後まで精一杯生きた2人の赤ちゃん、安らかにね。。。
どんな子であろうと、子どもは子ども。
小難しいことなど抜きにして、ただ授かった子どもを産みたかったんだと思います。
生きて欲しかったでしょうね・・・
合掌
分離手術したんですね。
分離せずにそのまま大人まで生きている結合双生児の人をネットとかでたまに見ますけど、
その人たちみたいに大きくなれる確率もやっぱり低いんですかね?
今回の分離手術の成功確率も、非常に確率が低いってわけでもないし、
運が悪かったってだけなのかもしれないですが、やっぱり亡くなったのは悲しいですね
それによると、一週間目に双子は腸閉塞を起こして危険な状態になり
分離せざるをえなくなった模様。
結局、フェイスちゃんだけが呼吸を二人分していたとか(ちょっとどういういみなのか
良くわからないけど)で、
ホープちゃんはとにかく生きられる力が残っていなかったみたい。
医師もそんな早くに分離する予定ではなかったらしいけど
生死に関わる状態だったのでやむなく、ということだったんですね。
双子ちゃん、がんばった。
生きたかったから、頑張って生まれてきたんでしょう。
生きられない子は、おなかの中で力尽きてしまうこともあります。
生きて生まれてくることが、親の選択とかではなしに
彼女たちの運命だったのでは。
安らかに。
子供達と、障碍を受け入れ産むと決めた両親の愛に敬意を称して。
お悔やみを申し上げます。
ことこそ人間のエゴだと思えますね
合掌
結合性双子として生んだのだから、そのまま育てるならわかる。その自信が無かったから分離手術して死なせる、これはおかしい。
さすが十代の考えといったところ。
子供たちのご冥福をお祈りします。
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まぁ、最初から救命の確率は低く、それを承知で生んだんですよねぇ。
それでも、この世に生を受けただけでも、意味と意義があるのでしょうか。
少なくても、この夫婦にとってはそうなんでしょう。
合掌。