2008.12.17 (Wed)
「貯水池に飛び込んだカップル」の男に8ヶ月の身重の妻

―雲南網―
昨日の記事「貯水池に飛び込んだカップル、しっかりと抱き合ったまま解けず」は現地の人々のみならず、中国全土のネットユーザの間で大きな反響を巻き起こしました。しかしながら哀惜とともに多く書き込まれたコメントには、2人はなぜ死ななければならなかったのかという疑問が多くみられたようです。
この疑問を解くために雲南網の記者が、事件のあった文山壮族苗族自治州富寧県に飛んでいます。
富寧県城を横切って、ゆったりと流れる普?河。河は県民の誇りです。素朴でやさしい流れは県内で三ヶ所せき止められて貯水池ができてからは、ますます清さがましたと評判でした。
この河のやさしい景観が、町を「柔情富寧」と呼ばせる一因ともなっているのでしょう。しかし、河をせき止めた貯水池は深さが4,5メートルにおよび、子供たちにとって危険な場所にもなっていました。
11日に起こった心中事件、その他にも先月8日には19歳の若者が酔って河に落ち、死亡するという事故が起こっています。
記者は、11日に現場で救助活動をおこなったという文山消防支隊富寧大隊の羅楽雄を取材しました。
通報から夜を経て、明け方の放流、そして昼頃になってようやく発見された2人でしたが、水に潜り、最初に遺体を見たときに羅楽雄はまず呆気にとられたといいます。お互いの脇に腕を差し入れ、抱き合った「生死相擁」の姿は愛の刹那を凍結したように、もがいた様子もなくうっすらと土砂さえ積もっていたそうです。
2人を分かつことは忍びなく、また難しいものでしたが、消防隊は時間をかけてなんとか遺体を分けました。しかし伸ばされた腕は何かを訴えるかのように、硬直が解けません。
遺体の男性はその場で趙新(仮名)と確認されました。またその後の調べで、女性は趙新の恋人の覃欣(仮名)とわかりました。目撃者はなく、入水した2人の細かなやりとりは不明ですが、警察では私事の感情にかかわることとして立件はしない方針です。
取材のなかで、記者は2人の関係について、幾通りもの解釈を耳にしました。
そのなかでいちばん多く囁かれていた噂というのはこうです。
趙新は家庭持ち。覃欣とは不倫の関係でした。結果、身ごもった覃欣は妊娠2ヶ月。
当日は屋台で飲んでいた趙新の前に覃欣が姿をあらわし、不実を責めて口論となりました。その場をとりつくろって逃げ出す趙新に追う覃欣。しかし貯水池に着いたところで埒があかないとみた彼女が、趙新を脅そうと貯水池の浅いところに足を踏み入れます。これを見てあわてて戻ってきた趙新でしたが、そのときふと貯水池の中央部に向かった覃欣に趙新が追いつくと、彼女がぐっと抱きついたというものです。
噂がどれほど囁かれようと真相はわかる筈もありません。
しかしひとつ、真実はあります。趙新は実際に妊娠8ヶ月になる身重の妻を残していました。記者は趙新の家を訪れ、妻の黄に世間で囁かれている噂についてどう思うかを訊ねてみました。黄はわたしも真実を知りたいという気持ちはおなじですと答えました。
黄と趙新とは昨年1月の結婚。共働きで早くに家をもったそうです。これまでケンカらしいケンカはしたことがなく、趙新は黄に対してやさしかったといいます。
事故当日の晩は、晩ご飯の後、かかってきた電話をうけた趙新がちょっと出てくると外出したことからはじまりました。夜遅くになっても趙新からは何の連絡もなく、深夜になって1通のメールがありました。
内容は「今晩は帰れないから」というもの。黄は「あなたが帰るまで寝ないで待ってるから」と返信したそうです。その直後の訃報。それも知らない女と抱き合いながら死んだという、彼女にとっては思いもよらないものでした。
身重の妻、そして不倫相手の妊娠。板挟みになった男が不実を責める側を避けようとし、諍いとなった結果の入水。命が途切れる寸前に2人が冷たい闇で何を思ったのか、また本当に「生死相擁」の姿の通り、お互いの愛に命を捧げたものだったどうかは、今となっては知る由もありません。しかし、残された黄と間もなく生まれる子の2人だけの生活がこれからはじまることだけは確かなようです。

貯水池に飛び込んだカップル、しっかりと抱き合ったまま解けず
現実はこんなもんなのかな。
単に、痴情のもつれってことで、醜悪としか言いようがない
遺された奥さんには丈夫な子を産んで、夫への憎しみを生きる糧にしてでも、強く生きていってほしい
愛する人に欺かれ続けたお気持ち、いかほどか・・・。
いずれにせよ身重の奥さんが気の毒です・・・
悪いけど、このテの心中は人目に付かない場所で ...。
でも取り敢えず、合掌。
不幸のどん底に落とした、しかもこの先産まれ来る新しい命にさえ不幸を振り撒いて
いきましたね
おなかの赤ちゃんが産まれてきてもこのお母さんにとってこの子は馬鹿な夫の子供
として邪魔者のように思われないか心配です、夫が事故や病気で亡くなったのなら
忘れ形見として育てていけるでしょうが自分を裏切り続けて勝手に死んでいった馬鹿
の子供に愛情が向けられるでしょうか・・・
子供には何の罪も無いのです、お母さんはこれから大変でしょうがどうか幸せにして
あげて欲しいです
結婚は人生の墓場とはウマいこと考えたなっていっつも思うもん
転落防止用のフェンスとかなかったのかね。
心中事件にはこんなオチがあったのか。今のとこ噂だけだが、速く真相を知りたいな。
>現実はこんなもんなのかな。
現実はこんなものですよ。世の中何考えてるかわかりませんよ。
美談に持って行きたいのか知らないけど結局は本物の死体でしょ?
リアル過ぎる…gkbr
コメントを投稿する