2008.03.18 (Tue)
子犬の毛をトラ柄に染めて、「トラと犬のあいのこ」として売る

―CFP―
海南省の海口街頭で、生後一ヶ月の子犬が、毛を染料で染めて虎の縞を描かれ、虎と犬とを交配させた「虎皮犬」などと称して売られていたことがわかりました。
これは、市民から鑑定をたのまれた海南省小動物保護協会の調べでわかったもので、持ち込まれた犬はいずれも一ヶ月未満の子犬。通常は10元程度で取り引きされるものでした。
ところが染料で虎縞を描かれたこれら「虎皮犬」は、200元もの高値で売られており、虎と犬とを交配させたとの口上を信じて買った市民から、小動物協会に持ち込まれました。
染料の質も悪く、子犬は中毒からか全体的に活気がなく、小動物協会ではこうした虐待を早急にやめさせるために、現在、市民から売っていた者の情報を募っています。

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