2008.03.13 (Thu)
彼氏の家のトイレを占拠。便座に二年間座り続けた女性

彼氏の家のトイレに、二年間もの間座っていた女性が病院に運ばれ、食い込んでいた便座を剥がす処置がとられました。
女性は名前など詳細は明らかにされていませんが、米カンザス州に住む35歳で、ネス郡にある彼氏(36歳)の家のトイレに座ったまま、郡保安官に発見されました。
「じつは、彼女のことなんだけど…」。こう男性から保安官事務所に通報があったのは先月27日のこと。
保安官が男性宅に訪れると、女性がトイレの便座の上に座っており、茶色くなった臀部の肉が便座のまわりを囲い、なかば同化していている状態でした。
女性はどこも縛られておらず、また接着剤の類によって便座にくっつけられたものでもなく、トラックスーツを着用していましたが、パンツは太腿まで下ろしたままでした。また、太腿には肉の萎縮がみられたそうです。
女性は保安官に対しても最初、トイレから出ることを拒んでいましたが、保安官が男性とともにかなてこで便器から便座を外すと、ようやく病院に行くことを了解したそうです。
女性は現場から150マイル(約210キロ)ほど離れたウィチタ市にある病院で手当を受け、尻にへばり付いた便座を剥がされました。
男性の話によると、水や食糧を毎日トイレに運びながら、彼女に出ていってくれるよう頼んだといいますが、女性はこれを拒否。二年間居座り続けたとのことです。しかしながら、男性がなぜこれまで警察にも知らせなかったのかはわかっていません。なお、男性宅にはトイレが二つあり、うち一つが女性に占拠されても不便はなかったそう。
当局では男性をどのような容疑で告発するかについてはまだ決めかねているようです。