2008.02.11 (Mon)
視網膜母細胞瘤――目が蜂巣状になってしまった4歳の男の子

―百度貼吧―
こちらは、「視網膜母細胞瘤」に罹り、目が蜂巣状になってしまった4歳の男の子。
男の子、思陽くんは、江西省婺源県清華鎮にある鎮原製紙工場に勤める曹亮さんと劉苑さん夫婦のあいだに生まれました。1歳を過ぎた頃に左目が充血したように赤くなり、眼球自体も腫れはじめたために、当時街場でブティックを経営していた夫婦は北京や上海などの病院に診せにいきます。
診断の結果は「視網膜母細胞瘤」。ところが治療を受けたのにもかかわらず、症状が好転する兆しはありません。それどころか腫瘤は成長を続け、表層は膿が固まり現在ではこのように。
これまでに掛かった6万元という治療費を払うために店をたたんだ夫婦は、婺源県清華鎮の鎮原製紙工場で働きはじめます。
工場の寮に移ったため、近隣に子供たちが多く、思陽くんは表に出られません。いまの楽しみは、「奥特曼(ウルトラマン)」シリーズのビデオを観ることと、誰もいない時間を見計らって、近くの小川に散策に出かけることだそうです。

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