2007.10.04 (Thu)

トルコで初の人肉食

71004a.jpgASIA TIMES
「人肉を食するということは極上の快楽だ。いったん味わったなら、いままで牛肉を食べてきたことが馬鹿馬鹿しく感じられるくらいだ」

トルコの首都アンカラ、ママク市で、55歳の男性、Cafer Erの殺害および死体遺棄の容疑で逮捕されたオズギュル・デンギズ(Ozgur Dengiz―27歳)はこう嘯きました。
街路のダストボックスに無造作に突っ込まれていたErの死体は、臀部などの肉を刮げ落とした惨いもの。捜査班は聞き込みから、Erがデンギズと言い争いをしていたとの情報を得、親と同居していた彼の住まいを捜索しました。結果、冷蔵庫から見つかった肉がDNA鑑定でErのものとわかり、デンギズが逮捕されるに至りました。

捕まったデンギズには良心の呵責などといった感情は表向き、見られず、当時の状況をこう供述しています。

銃を携えた私は、ママクブリッジで車から下りました。初めから人を殺すつもりでした。相手は誰でもよかったんです。公園をぶらついてベンチに座り、傍にやって来た掃除夫にいらついた私は、彼をターゲットとすることに決めました。背後から銃で二発。倒れた彼を背負って車の後部座席に押し込みました。
それから車にあった肉切り包丁で死体から肉を刮ぎました。最初ちょっと吐き気を感じたことを憶えています。でもその肉を口にいれてみると美味かったんです。尻と腿、腕などを大雑把に刮いだ私は、残りを布にくるんでトランクに入れ、捨てる場所を探しました。通りを流して周りに人影のないことを確かめてから、ダストボックスに死体を抛り込みました。肉はアパートの前で犬に少しやり、残りは家の冷蔵庫に入れました。

無表情に淡々と語るデンギズ。彼はときおりけたたましく笑い、取調官を呆れさせました。
彼が人を殺したのはこれが初めてではありません。17歳のときに諍いから友人を銃で殺害し、10年の実刑判決を受けています。ところが恩赦があり、わずか3年で出所。その後、今回と同じく掃除夫を銃で撃ち、腹などに怪我を負わせています。その他、デンギズの所持していた銃が、もう一件の殺人事件に使用されていたものと一致、こちらも後に自供しています。

デンギズの事件はトルコでは初めてのカニバリズムです。記事元では退役軍人の父と仕立て屋を営む母との確執、その結果息子に溺愛した母親のバランスを欠いた愛、デンギズの平衡を失った心などにスポットがあてられています。
無目的、無責任に、生きているという実感のないまま成長したデンギズは、周りの人々を「造りもの」として見、そこに感情が介在することをとことん否定してきました。彼は罪を犯したことを後悔せず、むしろ正しいことをしたのだと宣っています。「私は人々を罰したかったのだ。人肉を喰らいたいとの思いはこれからも消えないだろう」
しかし、この言葉こそが、彼としての切ないほどの希求、社会への関わり方だったのかもしれません。人肉はそれこそ「まういー(yum-yum)」だったよ」。彼はこう述べました。

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