2007.09.11 (Tue)

降雨ロケットが不発のまま落下、臨時工の背中を貫く

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南方都市報
来年行われる北京オリンピックには、ヨウ化銀ロケットを打ち上げ、雨雲が開会式会場にかかる前に消滅させると意気込んでいる中国ですが、6日、干ばつの続く寧夏回族自治区の同心県において打ち上げた防雹増雨火箭(降雨ロケット)のうち一基が不発のまま落下、地上にいた臨時工の身体を貫いていたことがわかりました。

70911b.jpg落下した降雨ロケットに貫かれたのは同県西河大橋付近で作業をしていた李文清さん(38歳)。
降雨ロケット自体は成功したのか、6日午後5時、雷の後とつぜん落ちてきた雨を避けるため、仲間の臨時工たちと飯場に駆け込んだ李さんでしたが、部屋にもどり布団をかぶって横になったところで屋根を貫いた落ちてきたロケットに背骨を砕かれました。

降雨ロケットは直径が10センチに長さが1メートル。李さんは左側面を舌にして横たわり、ロケットはこの李さんの首の付け根右後方より刺さり、左の肩甲骨を砕きました。
人事不省に陥った李さんは、すぐに同心県人民病院に搬送されましたが、ここでは設備が調わず、最終的に寧夏医学院付属病院にて手術を受け、ロケットの破片などが摘出されました。

同心県気象局によると、この日打ち上げた降雨ロケットは全部で9発。ロケットは軍事用として開発されたもので、安全性としては97%。不発の際に開くパラシュートが開かなかったことが原因としています。現在李さんの状態は安定。気象局では李さんの医療費などをすべて負担するとも述べています。

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