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2007.05.30 (Wed)

全身50%の皮膚を焼失した女性にブタの皮膚を移植

click!―華西都市報―
全身の50%以上の皮膚を焼失した女性の手当に、ブタの皮膚を植皮する手術が四川省の武警消防醫院でおこなわれました。

手術を受けたのは四川省綿竹市出身の張俊さん(18歳)。張俊さんは浙江省の寧波にある飯店で仕事を得、厨房にはいりました。
事故がおこったのは今年3月3日のことです。鍋をふるって野菜を炒めていた張俊さんは、ガス栓を閉め忘れ、漏れたガスが引火。あっという間に火焔に包みこまれた彼女は頭でも打ったのかそのまま卒倒し、結果全身の50%に火傷を負うという重傷にいたりました。

張俊さんはすぐに病院に搬送されましたが、植皮には多大な費用を要するとあってどこの病院でも受け付けてもらえず、最終的に4月の20日過ぎになって張俊さんの彼氏、賀さんに伴われて訪れた四川省の武警消防醫院で手当を受けました。
しかしながら、火傷による皮膚の損失は50%以上。張俊さん自身の皮膚では遥かに足りず、病院側ではブタの皮膚を移植することを提案しました。というのも、ヒトの真皮とブタの真皮は構造的に近いものなのだそうです。

武警消防醫院の副院長、魏平医師によると、まずブタ探しからはじめたそうです。ブタは清潔な環境で育てられた30kg以内、生まれて三ヶ月以内の子ブタ限定。なんにしても健康でなければいけません。5月24日に双流県の養豚場を訪れた武警消防醫院の医師団は、体重29kgの白ブタに目を付けました。
選ばれた白ブタは数日間の隔離を経て、生涯最後の美食。そして一昨日の午後3時、救急車に乗せられて病院に連れてこられました。医師たちに石鹸で真っ白に洗い上げられたブタは、頭に紅い花を添えられ「英雄的献身」のときを迎えます。

医師に「屠殺」されたブタは全身の12%の皮膚を張俊さんに献上。彼女自身の皮膚をまじえてまずは第一回目の植皮を終えました。魏平医師によると、やがて植皮部分から張俊さん自身の皮膚が拡散するにしたがってブタの皮膚は剥落。いかなる副作用もないということです。

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