2007.03.16 (Fri)
まるで樹皮のような手―疣贅状表皮発育異常症?

こちら、元記事が個人のブログですので真偽のほどはやや不明ですが、Lewandowsky-Lutz dysplasia(レバンドウスキールッツ異形成―レバンドウとルッツは発見した学者名、疣贅状表皮発育異常症)の一種ではないかとされる皮膚疾患。
私の知り合いの親戚で、東欧で宣教師の仕事をしている人がいます。その人が最近こんな画像を見せてくれました。画像の主は宣教師が世話をしている男性で、現在38歳。
まるで樹皮のような手足の腫瘍は男性が14歳の頃から発症。もちろん医者には多々かかりましたが、現在まで得られている情報は、レバンドウスキールッツ異形成の一種ではないかということぐらいで、原因および治療法については全くわかっていません。
腫瘍は膿をもってはじまり、成長すると角質化。びっしりと手の甲、手の平をたがわず覆いました。腫瘍がみられる手、足など四肢の先端部分以外は正常です。
腫瘍を切り取ると僅かに出血があります。男性のほうでは切断には痛みをともなうらしく、これらを除去するという試みは進められないようです。また薬品を使って洗浄、角質をやわらかくした後にゆっくりと引き抜くということはできますが、これとてその腫瘍の数の多さを考えるとなかなか難しいようです。
チェルノブイリの近くに住むという家族と同じものを食べ、同じ環境にいるのに発症したのは彼一人。リンク先のコメント欄には、これじゃバイオリンが弾けないね、とかどうやってマスターベーションするんだい、あるいはどうやってセーターを着たのさなどの冷やかしにまじって、ウサギ由来の乳頭腫ウイルスの仕業ではないかという書き込みもありました。