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2007.02.09 (Fri)

中国バレンタイン事情

click!―毎日新報―
中国のバレンタインデー(情人節)は、日本とちがい、男性が女性にバラの花束やチョコレートを送る日とされていますが、半月前にはこれら贈答品の予約のピークを迎えるとか。
この 「情人節」、近年ますます盛んになってきているようですが、イベント色が濃くなれば、それに取り残されまいとする独り身の男性、女性の心理をついた商売も出てきたり。



「バレンタイン用の彼氏、彼女をレンタルします」。 最近こんな書き込みが中国のネットを賑わしています。
佳き日を 「恋人」 とともに過ごしませんか? 業務内容下記、委細面談――このような文言とともに掲載されたサービス内容は、1時間のチャット30元、街を恋人気分でぶらつくのが25元、その他キス1回5元とかなり明確なもの。
とある女性の言葉です。 「これ見よがしに寄り添っていちゃついてるカップルを見るといやんなるわ。 そういう意味でこの日のためだけのレンタル彼氏ってありなんじゃないかしら? バレンタインデーのロマンチックな雰囲気を味わえるだけでもいいのよ」。
また、ほかの男性はこう語ります。 「恋人とただ寄り添ってこの日を過ごすこと、それが重要なんだ。 それ以上の関係を求める気はないけどさ」。

概して 「情人節」 は、女性のほうが積極的に連れ合いを求める傾向にあるようで、独り身の男性としては、この日ばかりは売り手市場。 男性によっては依頼が多すぎ、面談の結果、相手を決める猛者もいるとかで賑わいをみせているレンタル彼氏。
もちろん社会学者、心理学者、その他ネット時代の恩恵を受けられなかった既婚夫婦などから批判はあがっていますが、寄る辺の波は後を絶たず、まして需要が多ければ尚更のようです。 もっともこれに乗じて業者が間にはさまっているものもあり。

レンタル彼氏、彼女の業務内容は、たとえば次のようなもの。
チャットに付き合う : 30元(約480円)/時間
付き添って街を歩く : 25元/時間
食事(食事代は奢り) : 10元/時間
映画(ホラーはダメ) : 20元/時間
パーティに同伴 : 30元/時間
腕を組む : 2元(1回)/10元(終日)
抱擁 : 2元(1回)/20元(終日)
キス : 5元(1回)/50元(終日)
書き込みのなかには、夜のご相伴までうたったものもあるそうです。

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