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2007.01.15 (Mon)

スタンドからガソリンを盗もうと自宅からトンネルを掘った夫婦

click!―中国経済網―
ガソリンを盗もうと自宅アパートの床下からガソリンスタンドまでトンネルを掘っていた夫婦が、酸欠で死亡しました。

事件が起こったのは、陝西省咸陽市陽県の農貿市場(食料品や衣料品を露天で売るフリーマーケットのようなもの)附設のアパート。
隣人の周さんの話によると、このアパートに半年前に引っ越してきた康さん(28歳)と妻の羅さん(21歳)宅に、12日昼、荷車を借りにいき、その日の夕方返そうとふたたび訪れたところ、中から 「今ちょっと手が込んでいるから開けないで」 との声があったそうです。
そこで、周さんは翌13日にもふたたび訪れましたが、今度は音沙汰なし。 隣からは誰も出入りした様子もなく、ドアに鍵がかかったままだったことからガス中毒を疑った周さんは、梯子をかけて屋根裏から隣家を懐中電灯で覗いてみたそうです。 するとベッドの脇には夫婦の靴がそろえて並べられ、玄関の扉の前にはまるでブラックホールのような大きな穴。 これを見た周さんは警察に通報。 通報を受けた人民警察では署員を現場に急行させました。

到着した署員らが扉をこじ開けると、康夫婦の部屋にはまさしく地中に通じる穴があいており、どうやら市場の南にあるガソリンスタンドの方向に延びているようです。 トンネルは大人ひとりがやっと通れるくらいの幅で、酸欠をおそれた署員らは現地の公安、衛生、消防署員らの到着を待って捜索をはじめました。
スタンドの地下タンクは三基。 こちらにも営業をストップさせ、タンクの栓を閉めさせましたが、万が一を考えると掘鑿機を使っての作業もままならず、手掘りも交えて捜索したところ、タンクの数メートル手前で夫婦が事切れているのが見つかりました。

トンネルは画像のように12の部屋の下を通過、距離にして4,50メートルのスタンド手前まで掘られていましたが、タンク直前でトンネルを下に曲げようとして、濡れ手に泡の思い間近に力尽きたようです。
夫婦は日頃、市場で野菜を売ったり、自転車の修理をしたりして生活していたようですが、近隣との付き合いはあまりなく、目立つことはなかったといいます。 作業はおもに夜進められていたようで、朝方、市場に出るときに必ず大きな麻袋を自転車に載せていたとの証言から、土を袋に詰めて外にもちだしていたのではないかと推測されています。

テーマ : 海外こぼれ話 - ジャンル : ニュース

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