2006.11.06 (Mon)
イギリス人の10人に1人がクラミジアを花の名前と思ってる?

イギリス人男性の10人に1人が、クラミジアを花の名前だと思っていることがわかりました。
これは、男性1,000人を対象にしたTERRENCE HIGGINS TRUST(THT : HIV関連の慈善団体)の調査によって明らかにされたことで、3%の男性がトルコのリゾート地の名称だと思い、また14%の男性がエイズの治療法はすでに見つかっていると思っていたそうです。 エイズに関していえば、12%の男性がキスによって感染するものと信じているとも。
クラミジアはイギリスで最も多く流行している性病のひとつ。 30代以下の10人に1人が罹患経験があるといわれ、過去10年でその数は5倍にも増えたそうです。 ちなみに昨年1年間でクラミジアと診断されたのは、男女あわせてイギリス国内だけで約11万人。
THTのCE、ニック・パートリッジ氏はこう語ります。
「まずはキチンとした性教育が必要だということだ。 若者の性知識があやふやだといったところで、その責が彼らにある筈もない。 たとえば、積極的にセーフ・セックスのキャンペーンを打ち出そうとしない、テレビなどマスコミにも問題があろう」
ごもっともでございます。