2006.07.21 (Fri)
マスターベーションマラソンがロンドンで開催

昨年5月に米サンフランシスコとカナダのトロントで開催されて話題となったチャリティーイベント、「マスターベータソン(Masturbate-A-Thon――マスターベーションマラソン)」 が今度はロンドンで開催されるそうです。
Masturbate-A-Thon公式サイトによると、場所はロンドンのクラークンウェルロードにあるスタジオで、8月5日の午後2時から行われ、主催者側ではアメリカで立てられた記録、8時間30分をイギリス人の手によってかき換えようと意気も盛んな様子。
この模様はチャンネル4によって録画され、60分のドキュメンタリーに仕立て上げられて秋にも放映される見通し。 もちろん電波には公共性があるものとし、マスターベーションというきわめて個人的な行為を放映することには賛否両論出てますが、放送倫理委員会(Broadcasting watchdogs)では番組の放映後に視聴者からクレームがこないかぎり動くことは出来ないととりあえず静観の構え。 またスコットランドヤードでは、猥褻というのは解釈の問題ですからねえとこちらも黙認のようですね。
マスターベータソンはサンフランシスコの 「セックスと文化センター(Centre for Sex and Culture――性教育とセックスの開放を提唱する団体)」 が発案し、始めたもので、気になるルールはというと、参加者は男性のみ、女性のみ、あるいは混合という三つのエリアに分かれ、1時間に5分の休憩以外はひたすら自分自身を刺激し続けるというもの。 もちろん全裸でゼリーやタオル、コンドーム、ラテックスのグラブ以外に持ち込むことはできません。 ストップウォッチをもってモニターするスタッフも全裸またはそれに近い格好。
モニターはアダルト映画産業に5年以上携わり、性に対して造詣が深いことが条件と、こちらはなかなか厳しそう。 男性の場合は勃っていれば性器以外を刺激してもよいらしく、また時間のほかにオーガズムの回数も記録されるそうです。 ただし女性も男性もオーガズムを騙ることは厳禁。 ペナルティーをかけられてこれが三回になると退場とか。 昨年の男性参加者で、「最後にはまるで肘を擦っているようだった」 とありますから、どちらにしてもモニターを前にして手を動かし続けでいなければいけないようですね。

『国際マスターベーション月間』に見るネットの影響力(Wired News)