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2006.06.17 (Sat)

中国に登場した「死刑執行車」

click![AOL News]
この13日、死刑執行車(Death Van)の最初の餌食となったのは、「九指の悪魔(Nine-Fingered Devil)」 として知られたチャン・シキアン(Zhang Shiqiang)でした。 
ニックネームの由来はチャンがまだ幼い頃、盗みをはたらいてるところを父に見つかり、折檻として指を一本落とされたからです。
指を失ってから25年後、チャンはもう一度罪の報いを受けることとなりました。 その罪というのは女性二人の殺人およびレイプ。 一昨年に死刑判決を受けたチャンはこのたび、死刑執行車で処せられた第一号の囚人となった訳です。

人口の多さからもあるのでしょうか、世界の国々から比べても際だって死刑囚の多い中国では、昨年から銃殺による公開処刑を段階的に廃し、代わりとして注射による死刑執行に切り替えはじめています。 致死薬注射には他にアメリカとシンガポールで行われているそうですが、中国ではその刑執行に車が用いられ、この死刑執行車が町から町へと駆けめぐることが、変わっているといえば変わっているところ。 車を作ったJinguan Automobileでは、これまで行われていた銃殺から致死注射に変わったことは、死刑囚を苦しませずにより人道的に行われる、いわば洗練された刑執行だと自画自賛しています。

何年も前から外国の人権擁護団体は、中国を恣意的な極刑の執行と人権蹂躙で告発しています。 実際に死刑を執行された数は、人権保護団体アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)調べで、1,770人(2005年――アメリカは60人)とされていますが、8,000人以上とする別の報告もあります。
「大多数は依然として銃殺によって処せられている」 と述べるのは、北京で死刑の調査を行っている社会学教授のリュウ・レンウェン氏。 それでも昨年から今年にかけてはこの数字が急激に伸び、40%に迫る勢いだといいます。 また、銃殺から致死注射への変遷が、囚人の臓器の不法取り引きを促進すると危惧する学者もいます。
「致死注射の執行には当然医師の助けもいるだろうし、無傷の体からその場で臓器が抜き取られないといった保証はどこにもない」 と述べるのは、アムネスティ・インターナショナルの東アジア地区担当マーク・アリソン氏。

もちろん不正が行われないかどうかと刑の執行確認のために、致死注射が囚人に打たれる模様は車載ビデオに記録され、地元の司法当局に保管されるのですが、執行人と医師何名かのほかは乗車禁止、死体はそのまま火葬場まで運ばれ、焼かれてから親族にお骨が引き取られることになってますので、臓器を抜き取ろうと思えばたやすい訳ですね。
中国当局はこの種の評判には敏感で、ついこの三月にも厚生大臣が臓器移植のための同意基準を規制して引き締めたばかり。 もちろん、売買そのものは表向き、禁止されています。 それでも中国が巨大な臓器売却益を失ってまで死刑を廃止させるかどうかは疑わしいところだとアリソン氏はみています。

テーマ : 海外こぼれ話 - ジャンル : ニュース

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