2006.02.25 (Sat)
犬を食する文化

主にアジアの諸地域、中国、香港、台湾、韓国、フィリピン、ベトナム、ラオス、カンボジア、タイ、そしてミャンマーなどでは動物性たんぱく質を豊富に含み、かつ飼育が易しい犬の肉はそれほど奇異な食べ物ではありません。 食肉用の犬は、当然ですがペットではなく、従って個々に名前も与えられず、豚や鶏のように農家で育てられ、こうした犬食文化の人々の胃を充たすのでしょう。
日本においても、犬肉を出す韓国料理の店は東京なら新大久保界隈に何軒かあるそうです。 フランス人は馬を好んで食べ、日本人は鯨を食べ、南米ではテンジクネズミを食べます。 文化に優劣はなく、海外のサイトがこうしてため息まじりにでもそれぞれの文化を取り上げていることは、お互いの距離を僅かでも縮めることに一役かっているのかも知れません。

ネズミの調理画像
